2005-03-05から1日間の記事一覧

★『オーシャンズ12』() ブラッド・ピットのやんちゃな魅力とそもそも二時間枠に11人もメンバーはいらないだろう? という疑問(もひとつ言えばジュリア・ロバーツの歩く姿勢の悪さ)が印象に残った『オーシャンズ11』の、第二弾『オーシャンズ12』を観る。…

★山本英夫『ホムンクルス 5』(小学館、2005/02)#0289 トレパネーション(頭蓋に孔をあける施術)を受けた男が、人間の情緒や欲望を透かして見る能力を獲得。さてどうなるか、という話なのだが、管見では第3巻あたりから大きく失速して、本巻ではもはやなに…

★『論座』通巻119号、2005年4月号(朝日出版社)#0287 ☆特集=日本の言論 創刊10周年記念特集は、「日本の言論」。特集の三本柱はつぎの記事。 ・金子勝+斎藤環+宮崎哲弥「情緒頼みの「右」 ホンネ語らぬ「左」」 ・山口昭男「いま声をあげなければ将来に…

★武田徹『「隔離」という病い——近代日本の医療空間』(中公文庫た70-1、中央公論新社、2005/02、amazon.co.jp)#0286 #つづく

★吾妻ひでお『失踪日記』(イースト・プレス、2005/02、amazon.co.jp)#0285 漫画家・吾妻ひでお(あづま・ひでお, 1950- )氏の新作は、作家本人の実話に基づいた日記漫画。1989年に失踪したあとのホームレス&肉体労働生活と、アル中で強制入院したさいの…

ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館に出品された「おたく:人格=空間=都市」の帰国展を参観しようと、恵比寿の東京都写真美術館へ足を運ぶ。 美術館にはいるとめずらしく活気がある。チケット・カウンターで訊くと、チケットを買ってから一時間列に…