ちくま学芸文庫

本のしぶとさ

次に刊行する予定の『夏目漱石『文学論』論(仮題)』(幻戯書房)の作業も大詰めで、目下は同書の附録としてつける「『文学論』110年の読解」という文書をこしらえている。 これは、1907年に『文学論』が刊行されて以来、同書について誰がどのような評価を…

エトムント・フッサール『内的時間意識の現象学』

★エトムント・フッサール『内的時間意識の現象学』(谷徹訳、ちくま学芸文庫フ21-5、筑摩書房、2016/12) Edmund Husserl, Zur Phänomenologie des inneren Zeitbewußtseins (1893-1917) (Husserliana Bd. X, Martinus Nijhoff, The Hague) フッサール(Edmu…

2001年の暮れに、吉田武氏の『オイラーの贈物』がちくま学芸文庫に入ったとき、ちょっと新鮮な印象をもったことを覚えている。文庫では、横書きで数式が列挙されるスタイルの数学書をあまり見かけることがないからだった。数少ない例のひとつが岩波文庫で、…

★渡邊二郎『現代人のための哲学』(ちくま学芸文庫ワ3-5、筑摩書房、2005/09、amazon.co.jp)

★松岡正剛『フラジャイル——弱さからの出発』(ちくま学芸文庫マ25-1、筑摩書房、2005/09、amazon.co.jp)

★木村敏『あいだ』(ちくま学芸文庫キ14-1、筑摩書房、2005/09、amazon.co.jp)

★ロラン・バルト『映像の修辞学』(蓮實重彦+杉本紀子訳、ちくま学芸文庫ハ9-5、筑摩書房、2005/09、amazon.co.jp) 「イメージの修辞学——パンザーニの広告について」、「写真のメッセージ」、「映画について——「カイエ・デュ・シネマ」誌によるインタヴュ…

★ハンナ・アレント『暗い時代の人々』(阿部齋訳、ちくま学芸文庫あ7-3、筑摩書房、2005/09、amazon.co.jp) Hannah Arendt, MEN IN DARK TIMES (1968) 『人間の条件』、『革命について』につづいて、ハンナ・アレント(Hannah Arendt, 1906-1975)作品、三…

★西郷信綱『古事記注釈 第二巻』(ちくま学芸文庫サ16-3、筑摩書房、2005/06、amazon.co.jp) かつて平凡社から刊行されていた同書を、文庫では全8巻で。

★福田和也『日本人の目玉』(ちくま学芸文庫フ15-3、筑摩書房、2005/06、amazon.co.jp) 1998年に新潮社から刊行された批評集の文庫化。 ・「放哉の道、虚子の道と道」 ・「西田の虚、九鬼の空」 ・「見えない洲之内、見るだけの青山」 ・「三島の一、安吾の…

★ルイス・キャロル『不思議の国の論理学』(柳瀬尚紀訳、ちくま学芸文庫キ13-1、筑摩書房、2005/06、amazon.co.jp) Lewis Carroll, Logics in Wonderland ルイス・キャロル(Lewis Carroll[Charles Lutwidge Dodgson], 1832-1898)の言葉や論理のあそび満載…

★ジャック・デリダ『声と現象』(林好雄訳、ちくま学芸文庫テ2-6、筑摩書房、2005/06、amazon.co.jp) Jacques Derrida, La voix et le phénomène: Introduction au problème du signe dans la phénoménologie de Husserl(P.U.F., 1967; Quadrige 156, P.U.F…

★ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』(中平浩司訳、ちくま学芸文庫ウ15-1、筑摩書房、2005/05、amazon.co.jp)#0397 Ludwig Wittgenstein, Tractatus Logico-Philosophicus 20世紀人文系の古典的著作を精力的に刊行しているちくま学芸文庫…

★渡邊二郎『はじめて学ぶ哲学』(ちくま学芸文庫ワ3-4、筑摩書房、2005/04、amazon.co.jp)#0368 渡邊二郎(わたなべ・じろう, 1931- )氏による哲学入門書。親本は、放送大学の教材『哲学入門』として刊行されていたもの。 初学者向けに書かれた教科書なの…

ことのついでに、ちくま学芸文庫、2005年04月の新刊書目。個人的には未読の西郷さんの『古事記注釈』に注目。 ★若桑みどり『イメージを読む』 (ちくま学芸文庫、筑摩書房、2005/04, amazon.co.jp) かつて(1993年)、ちくまプリマーブックスに入っていた本…

★辻惟雄『奇想の図譜——からくり・若沖・かざり』 (ちくま学芸文庫ツ7-2、筑摩書房、2005/04, amazon.co.jp)#0356 『奇想の系譜――又兵衛―国芳』(ちくま学芸文庫ツ7-1、筑摩書房、2004/09、amazon.co.jp)に続いて辻惟雄(つじ・のぶお, 1932- )氏の『奇想…

#つづく

★郡司正勝『かぶき――様式と伝承』(ちくま文庫ク12-1、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)#0211 歌舞伎研究家・郡司正勝(ぐんじ・まさかつ, 1913-1998)氏による歌舞伎論集。初版は、寧楽書房から1954年に刊行。 #つづく

★フリッツ・ザクスル『シンボルの遺産』(松枝到訳、ちくま学芸文庫サ17-1、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)#0209 Fritz Saxl, Lectures(Warburg Institute, 1957) フリッツ・ザクスル(Fritz Saxl, 1890-1948)の講演録 Lectures (全28講演、1957)から…

★ジャック・デリダ『パピエ・マシン(上)——物質と記憶』(中山元訳、ちくま学芸文庫テ2-4、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)#0179 Jacques Derrida, Papier Machine(Galilée, 2001) #つづく

★ジャック・デリダ『パピエ・マシン(上) 物質と記憶』(中山元訳、ちくま学芸文庫テ2-4、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)【思想】 Jacques Derrida, Papier Machine(Galilée, 2001) ⇒http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20050210#p4 ★フリッツ・ザクス…

★辻惟雄『奇想の系譜――又兵衛―国芳』(ちくま学芸文庫ツ7-1、筑摩書房、2004/09、amazon.co.jp) 江戸の画家、岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪、歌川国芳の六名の作品をとりあげて、その奇想っぷりを堪能する一冊が待望の文庫化。姉妹編…