ちくま文庫

その3:皮肉か賞賛か両方か

書物をゆっくり読むのは、存外難しいものです。小説であれば話の筋や展開が気になって、先を読みたい一心で、ついつい目が先へゆこうとするし、、そうでなくても書物の場合、最後のページと現在位置が目に見えて分かることもあり、ゴールを目指したい気持ち…

その2:比喩を使って二重に物事を語る

先日、思いつきで「冒頭拝見」という試みを始めてみました。或る書物を手にとって、その1ページ目をともかくじっくり読んでみようという次第です。 フランスの文学者エミール・ファゲは、その『読書術』(石川湧訳、中公文庫、2004、ISBN:4122043700)のなか…

その1:シカゴ・ロンドン間も一文で

思いつきで新しい試みをひとつ。「冒頭拝見」と称して、手近にある書物の最初の1ページを玩味してみたいと思います。映画やゲームなどもそうですが、人が初めて(あるいは何度目かだとしても)或る作物に触れて、それを体験するとき、とりわけその冒頭で何が…

★小松崎茂『小松崎茂 昭和の東京』(ちくま文庫、筑摩書房、2005/09、amazon.co.jp)

★小泉八雲『小泉八雲コレクション——虫の音楽家』(ちくま文庫、筑摩書房、2005/09、amazon.co.jp)

★上野千鶴子+小倉千加子『ザ・フェミニズム』(ちくま文庫、筑摩書房、2005/09、amazon.co.jp)

★ジョルジュ・ローデンバック『ローデンバック集成』(高橋洋一訳、ちくま文庫、筑摩書房、2005/09、amazon.co.jp)

★ジャンバティスタ・バジーレ『ペンタメローネ——五日物語』(上下巻、杉山洋子+三宅忠明訳、ちくま文庫、筑摩書房、2005/09、amazon.co.jp)

筑摩書房では、今年12月で創刊20周年を迎えるちくま文庫(総点数約1900点)の復刊アンケートを募集中。下記ウェブサイトに「品切れ本全点リスト」が掲載されており、最大20点までチェックをいれることができる。読みたかったのに永らく品切れだったあの書目…

★稲垣足穂『稲垣足穂コレクション6——僕のユリーカ』(ちくま文庫い53-6、筑摩書房、2005/06、amazon.co.jp)

★エドマンド・スペンサー『妖精の女王 3』(和田勇一+福田昇八訳、ちくま文庫す16-3、筑摩書房、2005/06、amazon.co.jp) Edmund Spenser, The Faerie Queene (1590-1596) 全四分冊の第三分冊。

★竹中労『完本 美空ひばり』(ちくま文庫た20-6、筑摩書房、2005/06、amazon.co.jp) まだ中を確認してませんが、以前(1987)、朝日文庫から出ていた本の増補版でしょうか。美空ひばりといえば、鈴木清順の『オペレッタ狸御殿』にディジタル処理で特別出演…

★エドマンド・スペンサー『妖精の女王 2』(和田勇一+福田昇八訳、ちくま文庫す16-1、筑摩書房、2005/04、amazon.co.jp)#0398 Edmund Spenser, The Faerie Queene (1590-1596) 全四分冊の第二分冊。原書の第2巻から第3巻。 ⇒作品メモランダム > 2005/04/18…

★エドマンド・スペンサー『妖精の女王 1』(和田勇一+福田昇八訳、ちくま文庫す16-1、筑摩書房、2005/04、amazon.co.jp)#0367 Edmund Spenser, The Faerie Queene (1590-1596) イギリス・ルネサンス期の詩人エドマンド・スペンサー(Edmund Spenser, 1552?…

ちくま文庫、2005年04月の新刊は以下のラインナップ。個人的には大竹伸朗、涙香、志ん生、足穂、スペンサーは読まねばと思っている。 ★辰巳芳子『味覚旬月』(ちくま文庫、筑摩書房、2005/04、amazon.co.jp) ★北原尚彦『奇天烈!古本漂流記』(ちくま文庫、…

★猪野健治『日本の右翼』(ちくま文庫、筑摩書房、2005/04、amazon.co.jp)#0353 右翼とはなにか? これはわかりやすいようでいて、その実、実体がよくわからないもののひとつではないかと思う。いまふつうに右翼といったら人が思い浮かべるのは、黒塗りで軍…

★『稲垣足穂コレクション2――ヰタ・マキニカリス(上)』(ちくま文庫い53-2、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)#0210 「稲垣足穂コレクション」(全8巻)の第二回配本。「ヰタ・マキニカリス」全34篇中の20篇。解説は、高原英理氏。

★イジドール・デュカス『ロートレアモン全集』(石井洋二郎訳、ちくま文庫ろ6-1、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)#0178 以前、筑摩書房から刊行された『ロートレアモン イジドール・デュカス全集』(2001/03、amazon.co.jp)をもとにした文庫版ロートレア…

★長山靖生『おたくの本懐――「集める」ことの叡智と冒険』(ちくま文庫な29-2、筑摩書房、2005/01、amazon.co.jp)#0145 本書の原題(親本の書名)を「コレクターシップ」という(刊行は1992年4月。版元はJICC出版局)。ここでいうコレクターシップとはなにか…

★イジドール・デュカス『ロートレアモン全集』(石井洋二郎訳、ちくま文庫ろ6-1、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)【文学】 ⇒http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20050210#p3 ★『稲垣足穂コレクション2 ヰタ・マキニカリス(上)』(ちくま文庫い53-2、筑…

★殿山泰司『JAMJAM日記』(ちくま文庫と10-3、筑摩書房、1996/02、amazon.co.jp)#0009 ★殿山泰司『三文役者のニッポンひとり旅』(ちくま文庫と10-4、筑摩書房、2000/02、amazon.co.jp)#0010 ★殿山泰司『三文役者の無責任方言録』(ちくま文庫と10-5、筑摩…

★D.H.ロレンス『チャタレー夫人の恋人』(武藤浩史訳、ちくま文庫ろ5-1、筑摩文庫、2004/12、amazon.co.jp) David Herbert Lawrence, Lady Chatterley's Lover(1928) ちくま文庫オリジナルの新訳版。

★『井伏鱒二文集 第4巻??歴史に遊ぶ』(ちくま文庫い51-4、筑摩書房、2004/12、amazon.co.jp) 「井伏鱒二文選集」(全4巻)の第四回最終配本は歴史小説。

★ルドルフ・シュタイナー『魂のこよみ』(高橋巌訳、ちくま文庫し22-1、筑摩書房、2004/12、amazon.co.jp) Rudolf Steiner, Anthroposophischer Seelenkalender(1912) 一週間ごとに一篇の文章を配したカレンダー。和独対訳。親本は1985年にイザラ書房から刊…

★『辻静雄コレクション第3巻??ヨーロッパ一等旅行/パリの料亭』(ちくま文庫つ12-3、筑摩書房、2004/12、amazon.co.jp) 全3巻の配本はこれにて終了。