創元推理文庫

F. W. クロフツ『クロイドン発12時30分』

年に一度の確定申告が終わり、『文藝』(河出書房新社)で連載中の「季評 文態百版」の原稿を書き終えた。 後者は毎回最後は徹夜で15時間くらい原稿に向かうことになり、われながら計画性のなさに呆れるのだけれど、3日もすれば忘れてしまうので、また3カ…

アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』(創元推理文庫)

今年は昨年の反省をもとに、仕事に直接関わらない本を読む時間を意識してつくることにした。 油断していると仕事に関わる本ばかり読んでいて、これではなんだかまいってしまうと思ったのだった。 こういうときは、どっぷりすっかり没頭できるミステリがよい…

★H.P.ラヴクラフト『ラヴクラフト全集7』(大瀧啓裕訳、創元推理文庫Fラ1-7、東京創元社、2005/01、amazon.co.jp)#0111 おおお、何年ぶりの刊行だろうか。てっきり第6巻で途絶したのかと思っておりました(失礼!)。これにて全7巻が堂々完結です。 これま…