読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新潮社

書評「一三〇〇年越しのミステリー」

『新潮』2017年06月号第114巻第6号(新潮社)に、書評「一三〇〇年越しのミステリー」を寄稿しました。 ご紹介したのは、池澤夏樹『キトラ・ボックス』(角川書店)です。 キトラ古墳をめぐる歴史・考古学ミステリー×国際陰謀という二重の謎がしかけられた百…

『考える人』と私

新潮社の季刊誌『考える人』が次号で休刊となるとのこと。創刊されたのは2002年夏ですから、15年ほど続いたことになりましょうか。 雑誌の休刊にことよせて私事を語るのもなんですが、同誌に関わる一齣として、エピソードを少々書きとめておこうと思います。…

3刷決定

2014年11月末に刊行した『文体の科学』(新潮社、ISBN:4103367717)、2刷が書店に配本されたというタイミングで、3刷が決定したとお知らせをいただきました。 お読みいただき、ありがとうございます。 なお、文体方面では、昨年の『ユリイカ』2014年11月号(…

刊行予定

*2014.11.27 発売されました。リブロ池袋本店でのブックフェアも始まっております。 *2014.11.21 「目次」と「関連イヴェント」を追記しました。 *2014.11.17 紀伊国屋書店のサイト「注目の本・書評で読む」へのリンクを追加しました。 *2014.11.05 新潮…

季刊『考える人』2010年春号の特集「はじめて読む聖書」が、このたび『はじめて読む聖書』(新潮新書、ISBN:4106105829)として書籍化されることになりました。 目次をご覧いただくとお分かりのように、わたくしを除く全員が各方面の大先生であります。なに…

★『考える人』2014年夏号第49号「特集=文庫 小さな本の大きな世界」(新潮社、2014/07、ISBN:B006Z6562K) 今福龍太さんが連載していた『書物変身譚』も単行本化したようですね。改めて読もう。 ⇒新潮社 > 考える人 http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhi…

「文体百般」のその後

新潮社の季刊誌『考える人』の2011年1月号から2013年4月号まで、全10回にわたって連載させていただいた「文体百般――ことばのスタイルこそ思考のスタイルである」は、従来、文学作品の文章と内容について言われることの多かった「文体」という見方を、文学に…

数学は美しいか

『考える人』No.45、2013年夏号(新潮社、ISBN:B00DHKRK08)の特集「数学は美しいか」で、以下の原稿などを担当させていただきました。 ・「数学の愉悦を味わうために」(イントロダクション) ・円城塔「天才数学者は、変人とはかぎらない」(インタヴュー…

次号の特集は「数学は美しいか」

『考える人』(新潮社)次号特集「数学は美しいか」で担当した六つの原稿(インタヴュー、翻訳を含む)のゲラを全て確認し終えました。 拙稿はともかくとして、聞き手を担当させていただいた三つのインタヴューは、大変読み応えのあるものになっております。…

辞書――ことばによる世界の模型

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 季刊『考える人』(新潮社)の2013年冬号(No. 43)に連載「文体百般――ことばのスタイルこそ思考のスタイルである」の第9回「辞書――ことばによる世界の模型」を寄稿しました。 第9…

天網恢恢疎にして漏らさず

新潮社の季刊誌『考える人』2011年秋号、「特集=考える料理」が発売となりました。 「川上弘美さんのもてなし料理」(カラー10ページ)を筆頭に、70ページ近い特集です。料理の発想やコツや考察など、面白くてためになる内容満載なのはよいのですが、一つだ…

文体百般/梅棹忠夫ブックガイド

少し前のことになりますが、2011年8月4日に発売された『考える人』(新潮社)No.37では、「追悼特殊 梅棹忠夫――「文明」を探検したひと」と題した特集を組んでいます。 同特集に、ブックガイド「世界をデッサンする――梅棹忠夫の10冊」を寄稿しました。 梅棹…

時間と空間に縛られて

新潮社の季刊誌『考える人』前号(2011年冬号)から、「文体百般――ことばのスタイルこそ思考のスタイルである」という連載を始めさせていただきました。 これは、主に書かれたことばを中心に、その意味内容はもちろんのこと、従来の文体論、スタイル論を踏ま…

季刊誌『考える人』2009年夏号(新潮社、ISBN:B002DMI7WQ)が刊行されました。特集は「日本の科学者100人100冊」です。 今回は、企画のかなり早い段階からお声かけいただいて、100人100冊選定のお手伝いなどをしています。 探究すればいくら誌面があっても足…

書きすぎるにもほどがある?

新潮社の季刊誌『考える人』2008年夏号は、「小説より奇なり! 自伝、評伝、日記を読もう」という特集(ISBN:B001BELD1E)。今回も読みごたえがあります。 その特集の一環である「自伝・評伝をたのしむブックガイド」というコーナーに、科学分野担当として「…

★『怪盗ジゴマと活動写真の時代』(新潮新書172、新潮社、2006/06/20、ISBN:4106101726) 明治・大正期(について)の文献を読んでいると、ときおり「ジゴマ」という名前に出くわすことがある。たとえば、こんなくだり。 大正四年の頃、私が二十円拾って、一…

★『新潮』第101巻第10号、2005年10月号(新潮社) 以下は目次の一部。 ・清水博子「vanity」 ・多和田葉子「U.S.+S.R. 極東欧のサウナ」 ・金原ひとみ+斎藤環「女性性の根源へ」 ・島田雅彦+中沢新一「列島文化防衛論——縄文・天皇・ナショナリズム」 ・A.…

★『考える人』No.13、2005年夏号(新潮社、2005/07) 創刊三周年を迎えた季刊誌『考える人』は、創刊三周年を記念して総力特集「「心と脳」をおさらいする」を企画。脳科学者茂木健一郎(もぎ・けんいちろう, 1962- )氏による、ペンローズ、バーロー、ハン…

★藤村里美『写真の歴史入門——第2部「創造」モダンエイジの開幕』 (とんぼの本、新潮社、2005/05、amazon.co.jp) 東京都写真美術館の専門調査員・藤村里美(ふじむら・さとみ, 1967- )氏による上記展覧会のカタログに該当する書物。展覧会と同様に四部構成…

★『新潮』第102巻第7号、2005年7月号(新潮社) 第18回三島由紀夫賞は、鹿島田真希(かしまだ・まき, 1976- )氏の『六〇〇〇度の愛』(『新潮』2005年2月号、掲載)。選評のほか、笙野頼子(しょうの・よりこ, 1956- )氏との対談も掲載されている。 01:谷…

★『新潮』第101巻第6号、2005年6月号(新潮社) ⇒新潮社 > 『新潮』 http://www.shinchosha.co.jp/shincho/index.html

★三井圭司『写真の歴史入門——第1部「誕生」新たな視覚のはじまり』 (とんぼの本、新潮社、2005/03、amazon.co.jp)#0389 東京都写真美術館の専門調査員・三井圭司(みつい・けいし, 1970- )氏による上記展覧会のカタログに該当する書物。展覧会と同様に四部…

★『芸術新潮』第56巻第5号、2005年5月号(新潮社)#0380 ☆特集=モランディのまなざし 眼にとまった記事をいくつか。 ◆1:モランディのまなざし 中心となる特集では、「モランディのまなざし」と題して、イタリアの画家・銅版画家ジョルジョ・モランディ(Gio…

★『新潮』第101巻第5号、2005年5月号(新潮社)#0348 「映画との対話」と題する特集は、三つの企画で構成。 1:浅田彰+蓮實重彦「対談 ゴダールとストローブ=ユイレの新しさ」は、過日日本でも新作『ノートル・ミュジック(われらの音楽)』(2004)が上映…

★『芸術新潮』第56巻第4号、2005年04月号(新潮社、2005/03)#0337 ☆特集=水墨サイケデリック——蕭白がゆく 2005年04月12日から京都国立博物館ではじまる「曾我蕭白——無頼という愉悦」展にあわせた蕭白特集。例によってヴィジュアル中心で蕭白の生涯と作品に…

★『新潮』第101巻第4号、2005年4月号(新潮社)#0295 ・磯崎新+福田和也「国際と国粋の臨界点」 ・村上春樹「ハナレ・ベイ」 ・古井由吉「林の声」 ほか

★『芸術新潮』第56巻第3号、2005年03月号(新潮社)#0257 ☆特集=神秘の画家ラ・トゥールの夜へ 2005年03月08日から05月29日まで、国立西洋美術館で開催される「ジョルジュ・ラ・トゥール——光と闇の世界」展にあわせた特集。雑誌のおよそ半分を使ってジョル…

★『小林秀雄全作品 別巻1 感想(上)』(新潮社、2005/02、amazon.co.jp)#0240 1958年(昭和33年)から5年にわたって雑誌『新潮』に連載して中断。書物としての刊行を禁じたベルクソン論。第五次全集刊行にあたって別巻として刊行され、第六次全集である「…

★坪内祐三『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』(新潮社、2005/02、amazon.co.jp)#0234 坪内祐三(つぼうち・ゆうぞう, 1958- )氏の新著は、氏が小学生だった1960年代半ばから大学生になった1980年代初頭までに愛読した雑誌たちについての回想録。 当たり…

★『Foresight』第16巻第3号通巻180号、2005年3月号(新潮社)#0230 ☆特集=2015年のエネルギー未来図 「国家とエネルギーの新時代」とは何か ⇒Foresight http://www.shinchosha.co.jp/foresight/

★三島由紀夫『文化防衛論』(新潮社、1969)#0214 古本屋の露台からひろいあげた一冊。 #つづく

★佐多稲子『夏の栞――中野重治をおくる』(新潮文庫さ4-4、新潮社、1989/06、amazon.co.jp)#0199 #つづく

★倉橋由美子『パルタイ』(新潮文庫く4-7、新潮社、1978/01、amazon.co.jp)#0183 倉橋由美子(くらはし・ゆみこ, 1935- )の第一作品集。 親本は、1960年8月に文藝春秋社より刊行。

★高野悦子『シネマ人間紀行』(新潮文庫た38-1、新潮社、1982/04)#0176* 映画を学びにフランス(IDHEC)に留学したことから、岩波ホールの誕生(1968年2月)、エキプ・ド・シネマの創設など、主に興行の側面から映画文化に携わってきた高野悦子氏の半自叙伝。…

★『新潮』第102巻第3号、2005年3月号(新潮社)#0164 ・村上春樹「偶然の旅人」 ・ジュンパ・ラヒリ「地獄/天国」 ・木幡和枝「他者のための流す涙 追悼スーザン・ソンタグ」 ・椹木野衣「屍体と音楽 能勢伊勢雄展をめぐって」 ・斎藤環「ネタニマジレス、…

★小林旭『さすらい』(新潮文庫こ34-1、新潮社、2004/12、amazon.co.jp)#0160 #つづく

☆『小林秀雄全作品 別巻1 感想(上)』(2005/02/10、amazon.co.jp、¥1785)【文学】 ⇒http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/200502.html#20

☆マイケル・ペピアット『フランシス・ベイコン』(夏目幸子訳、2005/02/25、amazon.co.jp、¥3990)【美術】 ⇒http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/200502.html#13 ☆熊井啓『黒部の太陽——ミフネと裕次郎』(2005/02/18、amazon.co.jp、¥1680)【映画】 ⇒http…

■新潮社:http://www.shinchosha.co.jp/

★小谷野敦『すばらしき愚民社会』(新潮社、2004/08、amazon.co.jp)#0059 雑誌『考える人』(新潮社)に連載された「大衆社会を裏返す」を加筆・集成した一冊。おもろい。

映画のあとで、神保町へくだってゆく。今日も今日とて性懲りもなく書物を手にする。ちくま文庫の12月新刊を中心に。 ★『小林秀雄全作品27??本居宣長(上)』(新潮社、2004/12、amazon.co.jp)

★斎藤充功『昭和史発掘——幻の特務機関「ヤマ」』(新潮新書026、新潮社、amazon.co.jp) 「ヤマ」とは戦時下に設置されていたという軍の防諜機関の通称。資料に乏しいなか、同機関に勤務していた友源次郎の手記にたどりついた著者が同手記その他の資料に基づ…

★中沢新一『ポケットの中の野生』(新潮文庫、新潮社、2004/01、amazon.co.jp) このつど新潮文庫にはいった中沢新一の『ポケットの中の野生』(新潮文庫、新潮社、2004/01、amazon.co.jp)は、『ポケットモンスター』を「贈与」と「対象a」という二つの概…