明治賢人研究会

先日のエントリー(2005/08/04)に続いて内田魯庵(うちだ・ろあん[内田貢]、1868-1929)に関する文献について書いてみたい。 今回は、『文学者になる法』と『芭蕉庵桃青傳』の二冊。

先頃から、aquiraxさん(id:aquirax)が主宰する「明治賢人研究会」の末席を汚している。この研究会、明治文学思想研究者か好事家(褒め言葉)でもなければ繙読の機会もなかろうかという作品を原典に拠って読み解きつつ、そこに映じる明治の社会・文化の諸相…