翻訳

「函数」について

「函数」という訳語に関する考察。

★柳父章『近代日本語の思想——翻訳文体成立事情』(法政大学出版局、2004/11、amazon.co.jp)#0373* 日本語には元来「主語」に該当する言葉はなかった、とは日本語学業界ではしばらくまえから一定の賛同者を持つ説で文献を読むと、門外漢でもなるほどと納得す…

★工藤幸雄『ぼくの翻訳人生』(中公新書1778、中央公論新社、2004/12、amazon.co.jp) ポーランド文学(ほか)の翻訳家・工藤幸雄氏(くどう・ゆきお、1925- )による翻訳人生回顧録。工藤氏がどのようにして翻訳の道へはまりこんだか、そしてどのような書物…