2004

★林道郎『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない3――Robert Ryman』(ART TRACE、2004/09)#0204 林道郎(はやし・みちお, 1959- )氏による絵画をめぐる講義「絵画は二度死ぬ、あるいは死なない」の記録。講義は全7回で、一回分ごとに一冊の冊子として刊行される…

★林道郎『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない2――Brice Marden』(ART TRACE、2004/07)#0203 林道郎(はやし・みちお, 1959- )氏による絵画をめぐる講義「絵画は二度死ぬ、あるいは死なない」の記録。講義は全7回で、一回分ごとに一冊の冊子として刊行される…

★辻邦生『言葉の箱――小説を書くということ』(中公文庫つ3-19、中央公論新社、2004/08、amazon.co.jp)#0200 辻邦生(つじ・くにお, 1925-1999)が1993年から1994年にかけてCWS創作学校で行った講演「小説の魅力」の記録。親本は、2000年4月にメタローグから…

★ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ『ピラネージ建築論 対話』(横手義洋訳、岡田哲史校閲、acetate 004、編集出版組織体アセテート、2004/10、ISBN=4902539047)#0177 Giovanni Battista Piranesi, PARERE SU L'ARCHITETTURA(1765) ジョバンニ・バッ…

★『LEFT ALONE 1』 #つづく

★小林旭『さすらい』(新潮文庫こ34-1、新潮社、2004/12、amazon.co.jp)#0160 #つづく

★テッサ・モーリス=スズキ+吉見俊哉編『グローバリゼーションの文化政治』(グローバリゼーション・スタディーズ2、平凡社、2004/11、amazon.co.jp)#0140* グローバリゼーション・スタディーズ叢書第2巻(第1巻は、山之内靖+酒井直樹編『総力戦体制から…

★『アーキラボ――建築・都市・アートの新たな実験1950-2005』(平凡社、2004/12、amazon.co.jp)#0139 同展覧会@森美術館の図録。詳細については、同展についてのメモランダム作成時に。 #つづく 「メタボリズム」「脱構築主義」など、1950年代以降、世界の…

★日夏露彦『日本美術・負の現在』(ART VILLAGE、2004/10、amazon.co.jp)#0138 美術評論家・日夏露彦(ひなつ・つゆひこ, 1939- , 本名=中島洋光)の美術評論集。 百年にわたる”上からの近代化”によって”負”へと閉塞した日本美術。国際化へと開くための提…

★小谷野敦『すばらしき愚民社会』(新潮社、2004/08、amazon.co.jp)#0059 雑誌『考える人』(新潮社)に連載された「大衆社会を裏返す」を加筆・集成した一冊。おもろい。

★若松孝二『時効なし。』(小出忍+掛川正幸編、ワイズ出版、2004/12、amazon.co.jp)#0057 映画監督若松孝二(わかまつ・こうじ, 1936- )への聞き書きで構成する映画人生回顧録。一見デタラメな人生(←これ、褒め言葉)とけじめのある言動のバランス*1。 …

★『日本作曲家選集 伊福部昭』(NAXOS, 8.557587J, 2004) 「シンフォニア・タプアーラ」(1954、1979改訂)、「ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ」(1961)、(あの)「SF交響ファンタジー第1番」(1983)を収録。

★Robert Schumann, Symphonies 1-4(ARTE NOVA CLASSICS, 82876 57743 2, 2004) David Zinman + Tonhalle Orchestra Zurich

★J.S.Bach, Goldberg variations(AVCL-25026, 2004) 高橋悠治によるJ.S.バッハ「ゴルトベルク変奏曲」(BWV988)。

★『スペース・シアター EXPO'70鉄鋼館の記録』(TOWER RECORDS RCA Precious Selection 1000 No.25, TWCL-1026, 2004/12) 大阪万博(1970)のパビリオン「鉄鋼館/スペース・シアター」での上演用に作曲された武満徹「クロッシング」、高橋悠治「エゲン」、…

★浦雅春『チェーホフ』(岩波新書新赤版926、岩波書店、2004/12、amazon.co.jp) 今年(2004年)、没後100年で、国内でも関連書が多数刊行されたA.P.チェーホフの評伝。

★NEW LEFT REVIEW 30 NOV/DEC 2004 (Verso) #目次

★読売新聞校閲部『年表で読む情報百科』(中公新書ラクレ160、中央公論新社、2004/12、amazon.co.jp) 国際問題、政治、経済、災害、文化、スポーツほか諸分野について、テーマごとの年表を集めた本。年表はいずれも2から数頁以内におさめられた小さなものな…

★工藤幸雄『ぼくの翻訳人生』(中公新書1778、中央公論新社、2004/12、amazon.co.jp) ポーランド文学(ほか)の翻訳家・工藤幸雄氏(くどう・ゆきお、1925- )による翻訳人生回顧録。工藤氏がどのようにして翻訳の道へはまりこんだか、そしてどのような書物…

★ジャック・デリダ『アデュー エマニュエル・レヴィナスへ』(藤本一勇訳、岩波書店、2004/12、amazon.co.jp) Jacques Derrida, ADIEU, à Emmanuel Lévinas(Editions Galilée, 1997) レヴィナス(1906-1995)への弔辞として読まれた/書かれた「アデュー」…

★荷宮和子『なぜフェミニズムは没落したのか』(中公新書ラクレ159、中央公論新社、2004/12、amazon.co.jp) 帯の文句「80年代文化の功罪を徹底検証」で手にした一冊。この著者の本ははじめて読むのだけれど、どういうわけか思っていたよりも自分には読みづ…

大西巨人氏の『神聖喜劇』を映画化するという企てがあるとは知りませんでした。書店で下記の書物を目にして驚くやらうれしいやら。 ☆大西巨人+荒井晴彦『シナリオ神聖喜劇』(太田出版、2004/12、amazon.co.jp)

★ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(御輿哲也訳、岩波文庫赤291-1、岩波書店、2004/12、amazon.co.jp) Virginia Woolf, TO THE LIGHTHOUSE(1927)

★伊藤一彦編『若山牧水歌集』(岩波文庫緑52-1、岩波書店、2004/12、amazon.co.jp) 牧水(1885-1928)の短歌およそ1700首を選んだ新編集版。

★メルヴィル『白鯨(下)』(八木敏雄訳、岩波文庫赤308-3、岩波書店、2004/12、amazon.co.jp) Herman Melville, Moby-Dick; or, Whale(1851) 従来の岩波文庫版(阿部知二訳)にかわる新訳版も下巻で完結。解説とメルヴィル略年譜つき。訳者あとがきによる…

★D.H.ロレンス『チャタレー夫人の恋人』(武藤浩史訳、ちくま文庫ろ5-1、筑摩文庫、2004/12、amazon.co.jp) David Herbert Lawrence, Lady Chatterley's Lover(1928) ちくま文庫オリジナルの新訳版。

★『井伏鱒二文集 第4巻??歴史に遊ぶ』(ちくま文庫い51-4、筑摩書房、2004/12、amazon.co.jp) 「井伏鱒二文選集」(全4巻)の第四回最終配本は歴史小説。

★ルドルフ・シュタイナー『魂のこよみ』(高橋巌訳、ちくま文庫し22-1、筑摩書房、2004/12、amazon.co.jp) Rudolf Steiner, Anthroposophischer Seelenkalender(1912) 一週間ごとに一篇の文章を配したカレンダー。和独対訳。親本は1985年にイザラ書房から刊…

★『辻静雄コレクション第3巻??ヨーロッパ一等旅行/パリの料亭』(ちくま文庫つ12-3、筑摩書房、2004/12、amazon.co.jp) 全3巻の配本はこれにて終了。

★『Arne』No.10、2004/12/15(イオグラフィック) ☆特集=赤木智子さんの家の仕事 村上春樹さんのご自宅を訪問した「村上春樹さんのおうちへ伺いました。」という記事もおもしろい。 ⇒イオグラフィック http://www.iog.co.jp/