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【追記】2006/12/18 22:20 慶應MMCメールマガジンへのリンクを修正しました。 ご無沙汰しております。2006年の後半は、春から教えに行っている専門学校で、ゲーム・デザイン(企画方法)に加えてプログラムの概論講義を担当しています。 プログラムなどと言…

★サルヴァトーレ・セッティス『ラオコーン——名声と様式』(芳賀京子+日向太郎訳、三元社、2006/08、ISBN:4883031551) Salvatore Settis, LAOCOONTE: Fame e stile(Donzelli Editore, 1999) 美術史上もっともよく知られた彫刻作品のひとつ、ラオコーンが…

★『ユリイカ』第38巻第11号 2006年9月臨時増刊号 総特集 稲垣足穂(青土社、2006/09、ISBN:4791701526) 同号に「計算論的、足穂的——タルホ・エンジン仕様書」を寄稿しました。 足穂の作品を読んでいるとプログラムやその挙動に触れているような気がするのだ…

★鈴木忠『クマムシ?!——小さな怪物』(岩波科学ライブラリー122、岩波書店、2006/09、ISBN:4000074628) 世界について人間が知らないことが山ほどあるということを思い出させられるきっかけには事欠かないが、或る生物の生態を知るときにはいっそうその思いを…

★ヴィルヘルム・フォン・フンボルト『双数について』(村岡晋一訳、新書館、2006/09、ISBN:4403120180) 非母語を学ぶなかで、母語には見受けられない文法要素に出くわすと、奇異な感じを受けるということがしばしばある。 サンスクリット、アラビア語、ギリ…

★アーザル・ナフィーシー『テヘランでロリータを読む』(市川恵里訳、白水社、2006/09、ISBN:4560027544) Azar Nafisi, Reading Lolita in Tehran: A Memoir in Books 以下の文章は、アーザル・ナフィーシーによる回想録『テヘランでロリータを読む』(市川…

★『ユリイカ』第38巻第10号 2006年9月号 特集*理想の教科書(青土社、2006/08、ISBN:4791701518) 同誌9月号に「作る・遊ぶ・語る——叢書「All about Video Games」について」を寄稿しました。 もしもヴィデオ・ゲームに教科書があるとしたら、それはどのよ…

世の中には驚くべき多読家というものがいて、同じ1日24時間を過ごしているのに、いったいいつの間にそれほどの書物を読んでいるのかと舌を巻くことがある。よく知られた名前で言えば、松岡正剛氏、立花隆氏、福田和也氏などだ。 たとえば、立花氏の『ぼくが…

★『怪盗ジゴマと活動写真の時代』(新潮新書172、新潮社、2006/06/20、ISBN:4106101726) 明治・大正期(について)の文献を読んでいると、ときおり「ジゴマ」という名前に出くわすことがある。たとえば、こんなくだり。 大正四年の頃、私が二十円拾って、一…

「理想の教科書」特集にヴィデオ・ゲーム論を寄稿

上記とは打って変わって、『ユリイカ』2006年09月号「特集*理想の教科書」(青土社、2006年08月27日発売予定)に、ヴィデオ・ゲームの理想の教科書について書きました。 これについては、また刊行後にお知らせしたいと思います。 (上記とは別の企画ですが…

『バックラッシュ!』刊行

★『バックラッシュ!——なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』(双風舎、2006/06/26、ISBN:4902465094) 相棒・吉川浩満(id:clinamen)とともに、「脳と科学と男と女——心脳問題 男女脳編」を寄稿しました。『心脳問題——「脳の世紀」を生き抜く』(朝日出版…

拙訳書『MiND――心の哲学』(山本貴光+吉川浩満訳、朝日出版社、2006/03、ISBN:4255003254)について、山形浩生さんと茂木健一郎さんが書評を書いてくださいました。ありがとうございます。 ★山形浩生「今月の一冊」(『Cut』2006年5月号、vol.196、rockin'o…

★亀山郁夫『大審問官スターリン』(小学館、2006/02/20、ISBN:4093875278) 仮に、これまで地上に生まれて死んでいった人びと、生きている人びとの経験の総体というものを想像できるとしてみよう。そこには無数の「藪の中」のような状況がある。「藪の中」と…

2006年04月06日より、三省堂書店神田本店5階(科学書コーナー)にて、「心脳問題ブックフェア」を開催しています。 三省堂書店と朝日出版社のご協力を得て、相棒・吉川浩満(id:clinamen)と私が選ばせていただいた「心脳問題(Mind-Body Problem)」関連書…

★フランツ・カフカ『変身』(池内紀訳、カフカ・コレクション、白水社uブックス、白水社、2006/03、ISBN:4560071527) 2000年から2002年にかけて池内紀氏の個人全訳で刊行された『カフカ小説全集』(全6巻、白水社)が、白水社uブックスから刊行開始。第1…

★マルセル・プルースト『失われた時を求めて1 第一篇 スワン家の方へI』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、集英社、2006/03、ISBN:4087610209) Marcel Proust, À la recherche du temps perdu マルセル・プルースト(Marcel Proust, 1871-1922)…

人文書を中心とした書籍情報を満載したメールマガジン「[本]のメルマガ」に、相棒・吉川浩満とともに寄稿させていただきました(いきがかり上、『MiND』の書影掲載の頻度が高く失礼します :-)。 今回の原稿では、『MiND——心の哲学』の魅力と、同書が書店の…

ことのついでに近刊のミース関連書より。 ★フランツ・シュルツ『評伝ミース・ファン・デル・ローエ』(澤村明訳、鹿島出版会、2006/04、amazon.co.jp) Franz Schulze, MIES VAN DER ROHE: A Critical Biography しばらく品切れになっていたフランツ・シュル…

★高山正實『ミース・ファン・デル・ローエ——真理を求めて』(鹿島出版会、2006/03、amazon.co.jp) 近代建築をリードし、20世紀の巨匠として活躍したミース。ミースはいかなる思想のもとに建築をつくってきたのか。著者は、ミースの生涯を丹念に辿りながら、…

ミース・ファン・デル・ローエといえば、建築会館ギャラリーで「ミース・ファン・デル・ローエ生誕120年展——モダニズムの原点」が03月25日からはじまった。会場を下記のように7部で構成しているとのこと。 1.ヨーロッパ時代 2.ターニングポイント 3.新…

これはやや旧聞に属しますが、上記に関連して。 岩波書店の雑誌『思想』2006年2月号では、「心のありかと性質の存在論」という特集を組んでいます。 ・柴田正良「〈導入〉よみがえったソクラテス——物理主義と心的因果の問題を理解するために」 ・柏端達也「…

★『科学』2006年3月号(岩波書店、2006/02) 脳といえば、岩波書店の科学雑誌『科学』の最新号は、「特集=意識・脳・身体の接続へ──デカルトの夢と最新脳科学」と題して脳科学特集を組んでいます。 特集の目次は下記のとおり。 ・R.エイドルフ+土谷尚嗣「…

日本科学未来館にて、本日2006年03月18日(土)から05月31日(水)まで、特別企画展「脳!——内なる不思議の世界へ」が開催の予定。 「脳」は自然科学に残された最大のフロンティアであり、21世紀は「脳の世紀」といわれています。脳は重さわずか1,400グラム…

★2006年03月11日:若干追記 ★ジョン・R.サール『MiND——心の哲学』(山本貴光+吉川浩満訳、朝日出版社、2006/03、amazon.co.jp) John R. Searle, Mind: A Brief Introduction(Fundamentals of Philosophy, Oxford University Press, 2004) これまでに何度…