memorandum

『ボルヘス――無限の迷宮』

『ボルヘス――無限の迷宮(Borges, el laberinto infinito)』(2018)という本を、藤井光さんのTwitterへの投稿で教えてもらう。 ホルヘ・ルイス・ボルヘスの伝記をグラフィックノヴェルで描く"Borges, el laberinto infinito"(2018)のクリエイターの一人…

ルイス・キャロルの数学書

『不思議の国のアリス』でお馴染みのルイス・キャロル(1832-1898)による数学書。 リンク先のInternet Archiveの書誌では、著者がLewis Carrollとなっているけれど、本には本名のチャールズ・ラトウィジ・ドジソン(Charles Lutwidge Dodgson)で表記されて…

アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』(創元推理文庫)

今年は昨年の反省をもとに、仕事に直接関わらない本を読む時間を意識してつくることにした。 油断していると仕事に関わる本ばかり読んでいて、これではなんだかまいってしまうと思ったのだった。 こういうときは、どっぷりすっかり没頭できるミステリがよい…

資料「アラビア語とラテン語によるプトレマイオス」

プトレマイオスの天文学書と関連文献について、アラビア語とラテン語の資料を集めて研究するプロジェクト。 プトレマイオスの著作や彼に帰される文献、プトレマイオスへの注釈などの関連文献(中世から1700年まで)を含むとのことで、写本のカタログ、画像、…

文具「ペーパーラップノート」

年表をつくるのが好きだ。 ノートやパソコンにいろんな年表をつくっている。いまは公開していないけれど、かつて「哲学の劇場」というウェブサイトを吉川浩満くんとつくっていろいろな文章を掲載するなかに、文化と思想の年表というコーナーもあった。 年表…

史料画像管理ソフト「Tropy」

史料画像管理ソフト「Tropy」についてのメモ。 なお、Tropyって何?使ったことないけど、という方は、以前作成したこちらの資料をご覧いただくとなんとなく全体像が分かるかと思います。よろしければ。https://t.co/GcAIftTrLS — Nobuhiko Kikuchi a.k.a. 歴…

資料『八十一難経』

一栢(いっぱく、生没不詳) 戦国時代の僧。儒学,医学,暦学,陰陽学に通じる。越前(福井県)の守護朝倉孝景にまねかれ,一乗谷(福井市)に滞在。享禄2年(1529)日月食を計算し,天文5年(1536)明(中国)の医書「八十一難経」を校正,出版した。 (『日本人名大辞典』…

物理環境としての書棚

本のみならず書棚もまた人を刺激する、という記事。 物理環境としての本と棚は、とりわけものを考えたりつくったりする人にとっては、たいへん重要だと思います。 整理されていつでも眺めて取り出せる状態自体が役立つのはもちろんのこと、本の集合や本と本…

2017年の回顧

さて、毎度のことで恐縮ですが、書いている当人以外にはほとんど意味のない2017年の仕事のふりかえりをしてみます。わたしにとっては、こんな年でございました。 ★A. ゲーム ・モブキャストとプロ契約更新 2015年半ばから勤めているモブキャストは、引き続き…

Googleの医療や健康にかんする検索結果の質を向上するアップデートについて

Googleで、医療や健康にかんする検索結果の質を向上するアップデートがなされたとのこと。歓迎したいニュースです。 ただし、利用者が検索結果の真偽や信頼性について自分でも検討・判断する必要があるという点にかわりのないことには引き続き注意が必要であ…

知のOS

パソコンを新しくして、仕事に必要なソフトなどを順次インストールしている。ついでのことと、無線ルータなども新調すると、通信速度がぐんとあがる(いままで使っていたルータが古かったわけだが)。こんな時、技術の進展ってスゴイなと感じる(そしてすぐ…

問題学について

ここのところ、ゲームデザインの講義などで、「ゲームとは、モンダイを提供するものである」という説明の仕方をしています。 ゲームは、必ずなんらかの解決すべきモンダイをプレイヤーに与えます。そのモンダイは、普通、解決できることが保証されており、ま…

コンピュータの「記憶」の脆弱さ

ちょっと挑発的な言い方になってしまうけれど、コンピュータの「記憶」に不安を抱いたことがない人は、あまりコンピュータを使い込んでいないか、よほど運がよいかのどちらかではないかと思う。 例えば、ゲーム会社の現場のように、何百台かのコンピュータが…

書籍を巡る物質と記憶のモンダイ 1

*2010/09/02 AM01:55 若干字句を訂正し、末尾にリンクを追記しました。 電子書籍を巡る議論を見ていて、これは「記憶」ということをどう考えるか/考えないか、という態度の違いを映し出す出来事ではないか、と思う。 私自身は、電子書籍も従来の書籍も、使…

ゆらぎの連環

9月22日より、印刷博物館(東京都文京区)にて、企画展「百学連環——百科事典と博物図譜の饗宴」がはじまっている。 「百学連環」とは、西周(にし・あまね, 1829-1897)による造語で、ギリシア語のεγκυκλιοσ παιδειαに由来する……と、展覧会のタイトルにも使…

★平凡社ライブラリーの10月刊行予定書目に、伊達得夫『詩人たち ユリイカ抄』がエントリーされている。たいへんありがたく楽しみな一冊。 ★平凡社の2005年9月の刊行書目では、平凡社新書も興味深い作品が多いので別のエントリーでご紹介したい。

一画面に表示する日数を10日から5日に変更した。

分類「[memorandum][John R. Searle]」にて、ジョン・R.サール(John R. Searle, 1932- )関連の情報を集積してゆきます。 ⇒Selected Cognitive Science Related Resources on the Web > Searle Central(英語) http://hiwaay.net/~wfgodot/cogsci/SearleCe…

2005年2月5日から5月8日まで。 ⇒東京大学総合研究博物館 > 「メディアとしての建築——ピラネージからEXPO'70まで」 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/real/

ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館に出品された「おたく:人格=空間=都市」の帰国展を参観しようと、恵比寿の東京都写真美術館へ足を運ぶ。 美術館にはいるとめずらしく活気がある。チケット・カウンターで訊くと、チケットを買ってから一時間列に…

2005年03月新刊情報

毎月00日の日付で、その月の新刊情報から刮目作品を抜き出してリストにしてみようと思います。(2005年02月からはじめました) 情報は随時追記します。 ⇒2005年02月新刊情報 http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20050200 ■凡例 ・作品リストは、出版社ごと(…

集めたカードが五万枚♪

筆者からのおねがい。誠にお手数ですがお手元にクレイジーキャッツのレコードをお持ちの方は、「五万節」を流しながら以下の文章をお読みください。 まことに遺憾ながらお手元にご用意がない方はいまからでも遅くないので「クレイジーキャッツ」のレコードを…

agnès b が発行するポワンディロニー(pooint d'ironie)の第34号は、ミシェル・フーコー(Michel Foucault, 1926-1984)を取り上げている。未公開写真とテクストの引用で編まれた紙面になっている。 ⇒agnès b 日本公式サイト http://www.agnesb.co.jp/ ポワ…

新左翼だとか全共闘だとか

ここしばらく、20世紀の日本の思想史という文脈で、(戦前)戦後の左翼運動の変遷に関心を持っているのだけれど、この一連の出来事を「遅れてやってきた」者にもわかるように読み解いてくれる資料というものになかなか出会わない。 当事者だった人々の証言の…

カラヴァッジョといえば、わたしは未見だけれど昨年末に以下の本が刊行されいてる。 ☆宮下規久朗『カラヴァッジョ 聖性とヴィジョン』(名古屋大学出版会、2004/12、amazon.co.jp)

イタリアーナ

以前、カラヴァッジョ展が開催されたおりに行なわれた浅田彰+岡崎乾二郎+岡田温司の三者によるシンポジウム「カラヴァッジョを巡って」が採録されている雑誌『イタリアーナ』29号(2003、ISSN=0288-2647)を取り寄せてみた。 これは、財団法人日本イタリア…

新刊情報はじめました

先日、哲劇ミーティング*1の席で、どんなブログがあるといいかねェという話をしているなかで、「とりあえず普通に(僕らが関心を持つ人文社会科学系を中心とした)新刊情報があるといいよね。はまぞうによる情報の羅列だけでもいいから」「だよねー」と話し…

新刊情報

毎月00日の日付で、その月の新刊情報から刮目作品を抜き出してリストにしてみようと思います。 ■凡例 ・作品リストは、出版社ごと(五十音順)に作成します。 ・ただし雑誌は出版社にかかわらず末尾にまとめます。 ・各作品の紹介文は断りのない限り同作品出…

というわけ(http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20050127#p8)で、若松孝二監督作品『天使の恍惚』(1972)公開時の世評を求めて資料を探す。

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