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学術論文をめぐる攻防

⇒科学技術情報プラットフォーム > ドイツ科学機構連合とエルゼビア社の交渉が決裂 http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=9266 ⇒Wikipedia > Sci-hub https://en.wikipedia.org/wiki/Sci-Hub 学術論文を誰でも自由に読めるようにするという目的…

『ヒストリー・オブ・アイディアズ』誌2011年10月号

『Journal of the History of Ideas』誌2011年10月号(October 2011 Vol. 72.4)の目次。 ・Lodi Nauta, Philology As Philosophy: Giovanni Pontano On Language, Meaning, And Grammar ・Carl Philipp Emanuel Nothaft, From Sukkot To Saturnalia: The At…

中谷礼仁さんが主宰する編集出版組織体・アセテートで、近刊の予告が出ている。 『アドルフ・ロース著作集1――虚空に吼える(INS LEERE GESPROCHEN)』が、2009年年末を予定とのこと。これは楽しみ。 ⇒acetato > アドルフ・ロース著作集 http://www.acetate-e…

Oxford English Dictionary Ver.4.0

すっかり見逃していましたが、PC版のOxford English DictionaryのVer.4.0がリリースされています。 今回のヴァージョンアップでは、ソフトの性能向上の他、初めてマックにも対応し、Additionsの全3巻と、第3版(現在編集中)から新語7000語を収録したようで…

半世紀の時を経て

インスクリプトからお知らせをいただきました。 「HIROSHIMA 1958――エマニュエル・リヴァ写真展」が以下の要領で開催とのことです。 ■広島 2008年11月15日(火)‐12月07日(日) ギャラリーG/クリックファームギャラリー/広島県立美術館地下講堂 ■東京 200…

上記の仕事との関連で、刊行を心待ちにしているのがこの本です。 ★小田切文洋編著『江戸明治 唐話用例辞典』(笠間書院) はじめて明らかになる、江戸時代の日本人の、 唐話(近世中国語)受容の全体像。江戸中期から明治まで、 近世中国語(唐話)から借用…

妖怪・幽霊・怪現象の新聞記事約四五〇〇件

国書刊行会から新刊案内のセットが届く。なかでもひときわ目を引く二点あり。 ★湯本豪一編『明治期怪異妖怪記事資料集成』 内容は、書名が雄弁に語っている。惹句にこうある。 明治期に出た、起こった、妖怪・幽霊・怪現象の新聞記事約四五〇〇件を収録 つま…

直前のお知らせになってしまい恐縮ですが、2月16日(土)18:30より、映像作家キム・スンヨンによる映画『雲南 COLORFREE』の完成記念上映の一環として、我が相棒・吉川浩満(id:clinamen)がトーク・イヴェントにゲストで登壇する予定です。 ◆2/16(土) 18:…

昨今、スパムコメントが多いため、コメント欄を一時的にはてなユーザーに限定しています。あしからず。

建築から社会を考える

先ごろ、『フーコーの後で——統治性・セキュリティ・闘争』(芹沢一也+高桑和巳編著、慶応義塾大学出版、20076/08、ISNB:4766414047)を上梓された芹沢さんが主宰する「SYNODOS」では、こんな企画が予定されているようです。 Semminar 08 五十嵐太郎+芹沢一…

ヤブカラボウですが、四谷アート・ステュディウムでは、2007年度の受講生を募集中です(講義は04月20日より開始)。 同ステュディウムのカリキュラムの中に、「編集オルタナティヴ」という講義があります。これは、 「世界は一冊の美しい書物へと到るために…

★『ユリイカ』第38巻第10号 2006年9月号 特集*理想の教科書(青土社、2006/08、ISBN:4791701518) 同誌9月号に「作る・遊ぶ・語る——叢書「All about Video Games」について」を寄稿しました。 もしもヴィデオ・ゲームに教科書があるとしたら、それはどのよ…

こちらも開店休業状態だったウェブサイト「哲学の劇場」の更新を再開しました。今回は新規追加ではなく既存ファイルの更新です。掲示板は一度閉じようかと検討中。 ⇒作家の肖像 > 小泉義之 http://www.logico-philosophicus.net/profile/KoizumiYoshiyuki.ht…

再開

ご無沙汰しています。ウェブサイト「哲学の劇場」ともども、3ヶ月ぶりに再開したいと思います。どうぞよしなに。 まずは、ここのところの書籍・雑誌関連の仕事のご紹介から。

拙訳書『MiND――心の哲学』(山本貴光+吉川浩満訳、朝日出版社、2006/03、ISBN:4255003254)について、山形浩生さんと茂木健一郎さんが書評を書いてくださいました。ありがとうございます。 ★山形浩生「今月の一冊」(『Cut』2006年5月号、vol.196、rockin'o…

『ユリイカ』2006年6月号(青土社)は、「特集*任天堂」を予定しています。同特集号に「ゲームへの寄与――任天堂のスピリット・オブ・ワンダー」という文章を寄稿しました。 同誌は「詩と批評」の雑誌として三十余年の歴史をもつ雑誌ですが、ヴィデオ・ゲー…

紙ベースの仕事の仕込み他に追われて、すっかりウェブから遠ざかっておりました。その一端をご案内します。 相棒・吉川浩満(id:clinamen)とともに、季刊『InterCommunication』の次号(No.57)「特集=読書のマトリクス」に、「媒介者としての哲学」を寄稿…

2006年04月06日より、三省堂書店神田本店5階(科学書コーナー)にて、「心脳問題ブックフェア」を開催しています。 三省堂書店と朝日出版社のご協力を得て、相棒・吉川浩満(id:clinamen)と私が選ばせていただいた「心脳問題(Mind-Body Problem)」関連書…

★フランツ・カフカ『変身』(池内紀訳、カフカ・コレクション、白水社uブックス、白水社、2006/03、ISBN:4560071527) 2000年から2002年にかけて池内紀氏の個人全訳で刊行された『カフカ小説全集』(全6巻、白水社)が、白水社uブックスから刊行開始。第1…

人文書を中心とした書籍情報を満載したメールマガジン「[本]のメルマガ」に、相棒・吉川浩満とともに寄稿させていただきました(いきがかり上、『MiND』の書影掲載の頻度が高く失礼します :-)。 今回の原稿では、『MiND——心の哲学』の魅力と、同書が書店の…

ことのついでに近刊のミース関連書より。 ★フランツ・シュルツ『評伝ミース・ファン・デル・ローエ』(澤村明訳、鹿島出版会、2006/04、amazon.co.jp) Franz Schulze, MIES VAN DER ROHE: A Critical Biography しばらく品切れになっていたフランツ・シュル…

★高山正實『ミース・ファン・デル・ローエ——真理を求めて』(鹿島出版会、2006/03、amazon.co.jp) 近代建築をリードし、20世紀の巨匠として活躍したミース。ミースはいかなる思想のもとに建築をつくってきたのか。著者は、ミースの生涯を丹念に辿りながら、…

ミース・ファン・デル・ローエといえば、建築会館ギャラリーで「ミース・ファン・デル・ローエ生誕120年展——モダニズムの原点」が03月25日からはじまった。会場を下記のように7部で構成しているとのこと。 1.ヨーロッパ時代 2.ターニングポイント 3.新…

このたびサールの『MiND——心の哲学』(朝日出版社、2006/03、amazon.co.jp)を翻訳してみて、あらためて哲学用語の訳語について考えさせられた。特に今回の本は「心の哲学書」の入門書ということもあって、読み手が用語につまづいてしまうのは避けたい。され…

これはやや旧聞に属しますが、上記に関連して。 岩波書店の雑誌『思想』2006年2月号では、「心のありかと性質の存在論」という特集を組んでいます。 ・柴田正良「〈導入〉よみがえったソクラテス——物理主義と心的因果の問題を理解するために」 ・柏端達也「…

★『科学』2006年3月号(岩波書店、2006/02) 脳といえば、岩波書店の科学雑誌『科学』の最新号は、「特集=意識・脳・身体の接続へ──デカルトの夢と最新脳科学」と題して脳科学特集を組んでいます。 特集の目次は下記のとおり。 ・R.エイドルフ+土谷尚嗣「…

日本科学未来館にて、本日2006年03月18日(土)から05月31日(水)まで、特別企画展「脳!——内なる不思議の世界へ」が開催の予定。 「脳」は自然科学に残された最大のフロンティアであり、21世紀は「脳の世紀」といわれています。脳は重さわずか1,400グラム…

★マイケル・S.ガザニガ『脳のなかの倫理——脳倫理学序説』(梶山あゆみ訳、紀伊国屋書店、2006/02、) Michael S. Gazzaniga, The Ethical Brain(Dana Press, 2005) 相棒・吉川浩満とともに『図書新聞』に上記ガザニガの新著の書評を寄稿しました。第2767号…

★『ゲオルク・ビューヒナー全集』(全1巻、手塚富雄+千田是也+岩淵達治監修、5月下旬刊行予定) 創業120周年記念出版プロジェクトの第二弾は『ゲオルク・ビューヒナー全集』(全1巻、手塚富雄+千田是也+岩淵達治監修)の復刊。 ビューヒナー(Georg Büch…

★『シュルレアリスムと画家叢書 骰子の7の目』(河出書房新社) 今年、創業120周年を迎えるという河出書房新社が120周年を記念した出版プロジェクトを発表している。 その第一弾は、「骰子の7の目」*1の増補新版。叢書名「シュルレアリスムと画家叢書」と…

★C. G. PradoSearle and Foucault on Truth(Cambridge University Press, 2005, amazon.co.jp) 私は未読ですが、こんな本が刊行されていました。目次は以下のとおり。 1 Polar Opposites 2 Searle 3 Foucault 4 Truth, Reality, and Confermation 5 Truth …

また、相棒・吉川浩満との共著『心脳問題——「脳の世紀」を生き抜く』(朝日出版社、2004/06、amazon.co.jp)の増刷が決定しました。ご愛読ありがとうございます。サールの本の少し後に書店に並ぶ予定です。 この第2刷では初刷で発見された誤植を訂正していま…

★2006年03月11日:若干追記 ★ジョン・R.サール『MiND——心の哲学』(山本貴光+吉川浩満訳、朝日出版社、2006/03、amazon.co.jp) John R. Searle, Mind: A Brief Introduction(Fundamentals of Philosophy, Oxford University Press, 2004) これまでに何度…

★『July2001〜May2004 Ryoji SUZUKI Architect』(acetate 007, acetate, 2006/02/28発行予定) 中谷氏の主宰する編集出版組織体・アセテートの近刊は、建築家鈴木了二(すずき・りょうじ, 1944- )氏の金刀比羅宮プロジェクトに関するエスキースノートを集…

★デイヴィッド・ヒューム『人性論』(岩波文庫、岩波書店) David Hume, A TREATISE OF HUMAN NATURE(1739-1740) 長らく品切れで古書価も高騰していたデイヴィッド・ヒュームの『人性論』(大槻春彦訳、岩波文庫、全4冊、岩波書店)が、「2006年岩波文庫リク…

2001年の暮れに、吉田武氏の『オイラーの贈物』がちくま学芸文庫に入ったとき、ちょっと新鮮な印象をもったことを覚えている。文庫では、横書きで数式が列挙されるスタイルの数学書をあまり見かけることがないからだった。数少ない例のひとつが岩波文庫で、…

ブックガイドついでに、近刊予定のブックガイドから。 ★上野千鶴子+成田龍一+岩崎稔編著『戦後思想の名著50』(平凡社、2006/01予定、4582702589) 戦後思想を形作った50冊の「名著」を読みなおしながら、戦後啓蒙の成立、戦後啓蒙の相対化、ポストモダ…

2005年11月の平凡社ライブラリーは、上掲書のほか以下の二冊。 ★ブルーノ・シュルツ『シュルツ全小説』(工藤幸雄訳、2005/11、amazon.co.jp) 20世紀の悲劇を背負ったヨーロッパ辺境が生んだ一抹の光。クエイ兄弟の映画でカルト的人気を誇る独自の作品世界…

河出書房新社の新刊書より。 ★廣瀬純『美味しい料理の哲学』(シリーズ道徳の系譜、amazon.co.jp)【哲学】 ★『日本文芸史 第七巻 現代1』(amazon.co.jp)【文学史】 以下は11月の新刊から。 ★星野智幸『最後の吐息』(河出文庫、2005/11/08予定、amazon.co…

ちなみに平凡社ライブラリーの2005年10月の新刊書目のもう一冊は、 ★工藤雅樹『古代蝦夷の英雄時代』(平凡社ライブラリー、平凡社、2005/10、amazon.co.jp) 古代蝦夷は、日本民族の成立とアイヌ民族の成立の谷間の存在で、英雄たちが主導する高度に発達し…

★荒木経惟『写真ノ話』(白水社、2005/10、amazon.co.jp) 写真ついでに最近眼にした写真書から。 荒木経惟の主著にして写真家志望者の教科書! ロンドンでの大回顧展にあわせ、これまでの制作秘話を一挙公開! デビューから現在までの自作を説明しながら、…

★飯沢耕太郎『[増補]都市の視線——日本の写真 1920-30年代』(平凡社ライブラリー555、平凡社、2005/10、amazon.co.jp) 1989年8月に創元社から刊行された親本を改訂・増補した一冊。日本の1920年代から30年代の写真を論じた表題作「都市の視線」のほか、野島…

大西巨人氏の『神聖喜劇』が漫画化されるとのことです。去年末に報じられた映画化へ向けての動きに続いて、同書の愛読者には気になるニュースです。 『漫画 神聖喜劇』の刊行が決まりました。 (全六巻 A5判 ソフトカバー) 原作 大西巨人/作画 野副信久…

★飯田隆編著『知の教科書 論理の哲学』(講談社選書メチエ341、講談社、2005/09、amazon.co.jp) 『言語哲学大全』(全4巻、勁草書房、1987-2002、4326153652)などの仕事で知られる飯田隆(いいだ・たかし, 1948- )氏の編集による論理の哲学入門書。フレー…

★伊奈信男『伊奈信男写真論集——写真に帰れ』(平凡社、2005/09、amazon.co.jp) 写真に関心のある向きには見過ごせない一冊。伊奈信男(いな・のぶお, 1898-1978)の評論を集成したもの。 1932年、『光画』に発表された「写真に帰れ」は、日本における写真論…

★海野弘『陰謀と幻想の大アジア』(平凡社、2005/09、amazon.co.jp) 海野弘(うんの・ひろし, 1939- )氏の最新刊。上記の『満鉄調査部』とも絡んでくる一冊。今月の平凡社は、個人的に必読書が目白押しでうれしい悲鳴。 日本の近代史の「満州」から「大東…

★小林英夫『満鉄調査部——「元祖シンクタンク」の誕生と崩壊』(平凡社新書289、平凡社、2005/09、amazon.co.jp) 戦時中は国策調査を手がけ、満鉄の一機関に収まらなかった調査部の40年の軌跡を辿る。さらに昭和17年の満鉄調査部事件に関して、新史料をもと…

★林信吾+葛岡智恭『昔、革命的だったお父さんたちへ——「団塊世代」の登場と終焉』(平凡社新書288、平凡社、2005/09、amazon.co.jp) いよいよ大量定年を迎える団塊世代。“年金持ち逃げ”で去るのか、有終の美を飾るのか? 戦後史をたどりつつ、かつては理想…

★井上太郎『モーツァルトと日本人』(平凡社新書290、平凡社、2005/09、amazon.co.jp) 「モーツァルトを愛してやまない」井上太郎(いのうえ・たろう, 1925- )氏の新著。これは何冊目のモーツァルト書になるのかわからないが、 明治時代の西洋音楽の受容に…

★津堅信之『アニメーション学入門』(平凡社新書291、平凡社、2005/09、amazon.co.jp) アニメーションの定義からはじまって、その定義にそった歴史、作品の分類、アニメ研究とその歴史、作品各論——と、新書のヴォリュームとはいえ体系的にアニメーションを…