蒐書録#025:クリントン・ロメシャ『レッド・プラトーン――14時間の死闘』ほか

★クリントン・ロメシャ『レッド・プラトーン――14時間の死闘』(伏見威蕃訳、早川書房、2017/10) Clinton Romesha, Red Platoon: A True Story of American Valor (2016) アフガニスタン戦争史上、最も苛酷な戦闘のひとつと言われる「カームデーシュの戦い」…

蒐書録#024:『岩波講座 日本経済の歴史』

目の前の仕事にかまけていると、すぐ記録しそびれてしまいますが、久しぶりに蒐書録の投稿です。 ★『定本 漱石全集 第十一巻 明暗』(岩波書店、2017/10) 第11回配本は『明暗』。月報は高橋源一郎さん。次回はいよいよ第14巻『文学論』(11月刊行予定)。 ★…

橋爪大三郎+山本貴光「思考する人のための読書術」

『週刊読書人』2017年10月27日号掲載の橋爪大三郎先生との対談「思考する人のための読書術」が、ウェブでも読めるようになりました。

『文学問題(F+f)+』予約特典についてのお知らせ

新著刊行間近の物書きは、セッチョセッチョと喧しいものですが、年にそう何回もあることではないので、どうかお許しくださいませ。 『文学問題(F+f)+』(幻戯書房、2017/11/22刊行予定)の作業も終盤にさしかかって参りました。再校ゲラを一通り見終わって…

How Fiction Becomes Fact on Social Media

Benedict Carey, How Fiction Becomes Fact on Social Media (The New York Times, 2017/10/20)

Historical Network Analysis

Historical Network Analysis: Complex Structures and International Organizations

蒐書録#023:マイケル・ベンソン『世界《宇宙誌》大図鑑』

『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)の校了が迫っている。もう少しだ。 となってくると、意識は勝手に次の仕事のほうへも向いてゆく。 文学論の直後は天文学論を少々(執筆・翻訳中の本のあいまに)。 文学の頭に「天」がつけば天文学である。 文学の頭に「人…

「思考する人のための読書術」(『週刊読書人』)

『週刊読書人』第3212号2017年10月27日号で、橋爪大三郎先生と対談しました。 橋爪先生の新著『正しい本の読み方』(講談社現代新書)を中心に、読書についてお話ししております。1面かな。 (こうした対談などでは、変な手つきの写真が掲載されることが多…

波としての神経活動

★「神経活動の「波のうねり」が痛みの情報を担うしくみを解明」(京都大学、2017年10月25日) そういえば、神経の活動を「波」として表現することは、いつから始まったのだろう。脳波という発想からかしら。 意識状態については、ウィリアム・ジェームズやそ…

アメリカ議会図書館の稀覯書コレクション

"New Online: A Digital Treasure Trove of Rare Books" (October 20, 2017 by Wendi Maloney, Library of Congress) アメリカ議会図書館のウェブサイトで、稀覯書のデジタル版公開。

猫背と扁平足、ときどきシャンとする

いつも猫背気味なものだから、ときどき背筋をシャンとすると、それだけでなんだか世界がちがって見える。 子どもの頃、しばしば母から「君は少し胸を張るくらいでちょうどいいよ」と言われた。特に口にはしなかったけれど、胸を張るのはなんだか偉そうだなと…

プルースト文書の公開

フランスの文豪マルセル・プルースト(Marcel Proust)が書いた約6000の文書がデジタル化され、オンラインで無料公開されることになった。第1弾は、来年の第1次世界大戦(World War I )終結100周年に合わせて予定されている。このプロジェクトを進める米仏…

蒐書録#022:キース・E・スタノヴィッチ『現代世界における意思決定と合理性』

上院外交委員会委員長ボブ・コーカー議員が、インタヴューで、大統領は「真実がとても苦手」だと述べたというニュースを目にする。 「真実がとても苦手」とはまた面白い表現。私はこの言葉の組み合わせをはじめて目にしたような気がした。 原語ではなんと言…

最古の「ゼロ」記号

「最古の「ゼロ」文字」 インドにおけるゼロ記号の使用例が、3-4世紀まで遡る可能性があるとのこと。

科学哲学ダイアグラム

科学哲学のダイアグラム 科学的実在論 vs 反実在論とのこと http://philosophy-in-figures.tumblr.com/post/92196098591/scientific-realism-vs-anti-realism

メイキング・オヴ・『文学問題(F+f)+』(予約特典)

『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)にかんするお知らせです。 本日は「予約特典」についてお話ししとうございます。 同書を幻戯書房にご予約いただくと、漏れなく予約特典の小冊子をおつけいたします。 今回の小冊子は、映画でいうところのメイキング映像のよ…

哲学者たちのウェブ

★“The Philosopher’s Web,” an Interactive Data Visualization Shows the Web of Influences Connecting Ancient & Modern Philosophers (Open Culture, 2017/10/20) 哲学者たちの関連をダイアグラム化してみたという話。

クリエイター入門

久しぶりに東京ネットウエイブで「クリエイター入門」という高校生向けの講義を担当する。今日から始まった後期は全4回の予定。1回あたり1コマ90分を2コマで都合180分。 テーマは物語について。 物語とはなんだろうかという素朴な、しかし考え始めるとよく分…

Dyslexia: scientists claim cause of condition may lie in the eyes

ディスレクシア(識字障害)の原因は、眼にある可能性が指摘されたとか。

重力波天体が放つ光を初観測

重力波天体を追跡した天文学者たちは、キロノバを世界で初めて観測的に発見しました。太陽の1億倍も明るくて、地球の全質量の何千倍もの量の重元素や貴金属を作り出す、原子核反応のかまどです。 国立天文台のニュースから(2017.10.16)

Ritual Music

ビル・エヴァンスとジム・ホールの『Intermodulation』(1966)は、 秋が訪れるとことさら聴きたくなるアルバム。 物書きをするときによくかけるものだから、1曲目の"I've Got You Under My Skin"のイントロが聞こえてくると、気持ちが文字を書くほうへ向か…

「ページと文体の力と科学」から「本の最終局面へ」

10月14日(土)は青山ブックセンター本店にて、『アイデア』No. 379「ブックデザイナー鈴木一誌の仕事」(誠文堂新光社)刊行記念連続対談が開催され、鈴木さんとお話をしてきました。 (画像は『アイデア』ウェブサイトよりリンク) その場でも述べましたが…

「マルジナリアでつかまえて」第2回

先月から『本の雑誌』で始めた連載「マルジナリアでつかまえて」の第2回が、同誌2017年11月号に掲載されました。 今回は「読書とはツッコム事と見付けたり」と題して、具体的なマルジナリア(本の余白への書き込み)の例を眺めております。 登場するのは、マ…

近刊『文学問題(F+f)+』のお知らせ

新著のお知らせです。 この数年、『夏目漱石『文学論』論』(仮題)と称して、折に触れてはお知らせ(お騒がせ)して参りました本が間もなく完成します。謹んでご紹介申し上げます。 ■1.書誌と惹句 山本貴光『文学問題(F+f)+』 四六判上製総ページ560…

蒐書録#021:マイケル・W・クルーン『ゲームライフ――ぼくは黎明期のゲームに大事なことを教わった』ほか

★Rebecca L. Walkowitz, Born Translated: The Contemporary Novel in an Age of World Literature (Columbia University Press, 2017) かつてに比べて、ある言語で刊行された小説が、他の言語に翻訳されるまでの時間がぐっと短くなっている現在、文学(本書…

蒐書録#020:『BRUTUS』「特集=国宝。」(あるいは橋本麻里無双)

★『〆切本2』(左右社、2017/10) 恐ろしい本の続編。怖い物見たさでつい読んでしまう。締切は迫る。書けぬものは書けぬ、と苦しむ作家たちの姿。でもなぜだか、つらい話のはずなのに笑ってしまうことが多い。例えば、源氏鶏太が、あまりに原稿が書けないの…

蒐書録#019:ヘイドン・ホワイト『メタヒストリー』ほか

★ジェームズ・C・スコット『実践 日々のアナキズム――世界に抗う土着の秩序の作り方』(清水展+日下渉+中溝和弥訳、岩波書店、2017/09) James C. Scott, Two Cheers for Anarchism: Six Easy Pieces on Autonomy, Dignity, and Meaningful Work and Play …

蒐書録#018:『J・G・バラード短編全集4』ほか

『夏目漱石『文学論』論(仮題)』(幻戯書房、近刊)の作業に追われ、来る日も来る日も漱石関連文献の確認をつづけていると、終わりのない作業のように思われてきて、くらくらして参ります。 こういう日々を送っていると、漱石に関係のない本がすべて新鮮に…

日本アニメーション映画クラシックス

東京国立近代美術館フィルムセンターが運営するウェブサイト「日本アニメーション映画クラシックス」とtwitterアカウント。

蒐書録#017:大森貴秀+原田隆史+坂上貴之『ゲームの面白さとは何だろうか』

★亀井俊介編『現代の比較文学』(講談社学術文庫1114、講談社、1994/02) 『現代比較文学の展望』(研究社、1972)として刊行された論集の文庫版。目次は以下の通り。 ・はしがき(原本) ・学術文庫版はしがき ・亀井俊介「比較文学の視野――ホイットマン的…