「ライプニッツのノートについて」

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「ライプニッツのノートについて」というブログ記事について。 Leibniz's Noteshttps://t.co/As1AaNgPQb哲学者ライプニッツの草稿には、断片的思索どうしを三次元的に連接し、空間的に考察していくプロセスが垣間見える。おそらくはフリーライティングから、…

読書感想文のコツについてお答え

みなさん、夏休みの宿題はお済みでしょうか(気が早い)。 私はまだです。 目下は、秋に出る新著(過去に書いた文章を編んだもの)のゲラや、昔訳した本の文庫化のためのゲラなどを読みつつ、他の新著や翻訳に取り組んでいるところです。あと、今度対談する…

対談「文字とからだの密かな関係」配布資料

8月5日(日)は、青山ブックセンター本店で、安田登さんの新著『身体感覚で『論語』を読みなおす。』(新潮文庫)の刊行記念対談でした。 冒頭からご来場のみなさんとともに安田さんの声に従って『論語』学而の一節に節をつけて読み(謡い)、同じく金文を筆…

エウクレイデス『原論』

エウクレイデス『原論』(ヴェネツィア、1482年、ラテン語訳) Preclarissimus liber elementorum Euclidis perspicacissimi エアハルト・ラートドルトによる『原論』最初の印刷本。 リンク先のInternet Archiveにある本は、最初のページに長いメモが書き込…

「140人がこの夏おすすめする一冊 2018」

青山ブックセンター本店で「140人がこの夏おすすめする一冊 2018」が始まりました。 わたしは、目下文法にかんする本に取り組んでいることもあって(?)、あの文法書を選んでみました。 【フェア情報】今年も開催!「140人がこの夏おすすめする一冊 2018」…

文芸季評「文態百般」第2回

河出書房新社の「Web河出」に、文芸季評「文態百般」の第2回が掲載されました。 今回から「群像」「新潮」「すばる」「文學界」「文藝」の五誌に加えて、「小説トリッパー」「たべるのがおそい」「三田文學」「早稲田文学」の四誌を観測範囲に加えます。これ…

『アルド版アリストテレス著作集』第1巻

『アルド版アリストテレス著作集』第1巻(1495) ΕΙΣ ΟΡΓΑΝΟΝ ΑΡΙΣΤΟΤΕΛΟΥΣ アルドゥス・マヌティウス(アルド・マヌーツィオ、1449-1515)が刊行した「アリストテレス著作集」の第1巻。いわゆる「オルガノン」の諸作品を収めた巻。ギリシア語で印刷されてい…

人工知能研究と神経科学

個人的には19ページに書かれている「人間はシミュレーションをベースとしたプランニングにより、長期予測に基づいた行動選択を行っている可能性」という点に興味がある。 人はなぜ遊ぶのか(ゲームに限らず、文学や映画を楽しむことも含めて)、という問いに…

映画『ローライフ』

ライアン・プロウズ監督『ローライフ』(アメリカ、2017)が、東京は新宿のシネマカリテで上映中です。 ご縁あって、twitterの公式アカウントにコメントを寄せました。 タランティーノの『パルプフィクション』を楽しんだ人には、あの衝撃をもう一度ですよと…

「力学におけるニュートンに対するデカルトの影響」

ジョン・W・ヘリヴェル「力学におけるニュートンに対するデカルトの影響」 John W. Herivel , "L'influence de Descartes sur Newton en dynamique" (Revue Philosophique de Louvain, Année 1988 72 pp. 467-484) ニュートンがデカルトの『哲学原理』からど…

「人文的、あまりに人文的」最終回

東浩紀さんが編集長を務める「ゲンロンβ27」(ゲンロン)に、吉川浩満くん(id: clnmn)との連載対談書評「人文的、あまりに人文的」第20回を寄稿しました。 今回は、マーカス・デュ・ソートイ『知の果てへの旅』(富永星訳、新潮クレスト・ブックス、新潮社…

「知はいかに体系化されるか? 」

07月20日は、三中信宏×山本貴光×吉川浩満「知はいかに体系化されるか? ――『系統体系学の世界』『統計思考の世界』刊行記念イベント」(ゲンロンカフェ)でした。ご来場・ご視聴ありがとうございました。 三中さんの新著『系統体系学の世界』(勁草書房)と…

「知はいかに体系化されるか? ――『系統体系学の世界』『統計思考の世界』刊行記念イベント」

2018年07月20日(金)の夜に、ゲンロンカフェにて鼎談に参加します。 三中信宏×山本貴光×吉川浩満「知はいかに体系化されるか? ――『系統体系学の世界』『統計思考の世界』刊行記念イベント」 三中信宏先生の新著2冊をめぐるトークです。 複雑なものごとにつ…

「ゲームクリエイター育成会議」第3号

ゲームジャーナリストで講師もお務めの小野憲史さん(@kono3478)が企画・編集する「ゲームクリエイター育成会議」第3号でインタヴューを受けました。 小野さんが今回のインタヴューの狙いを書いた前書きを引用してみます。 「専門学校・大学でゲームクリエ…

ゲームデザイン講座「組み合わせで面白くしよう」

2018年7月22日(日)に、ゲームデザイン講座を開催します。 今回のテーマは「組み合わせで面白くしよう」です。 ゲームにおいて重要な要素の一つに、カードやコマの組み合わせがあります。 一つ一つは固定した機能をもったカードやコマも、組み合わせによっ…

Strings 2018

ストリング理論の国際会議「Strings 2018」の資料と映像のリンク集。 https://indico.oist.jp/indico/event/5/page/14

プロムナード最終回「どうしてそうなった?」

日本経済新聞夕刊のプロムナード欄にエッセイを寄稿しました。 最終回となる今回は「どうしてそうなった?」と題して、子供の頃は将来の夢を持っていなかったけれど、結果的にいまはこうなったというお話をしております。 最後まで毒にも薬にもならないエッ…

「天文学と印刷」展(印刷博物館)

少し先のことになりますが、2018年10月20日(土)から印刷博物館で「天文学と印刷」展が始まります。 ニコラウス・コペルニクス、ティコ・ブラーエ、ヨハネス・ケプラー、天文学の進展に大きな役割を果たした学者と印刷者の関係を紐解きます。 天動説から地…

「あることないこと――虚実の境界で遊ぼう」

青山ブックセンター六本木店+銀河文庫アーカイヴ共同企画展「あることないこと――虚実の境界で遊ぼう to be, or not to be, that is the question」が始まりました。 銀河文庫アーカイヴから選りすぐりの200冊を展示しております。 (ほんとは100冊を選ぶつ…

「マルジナリアでつかまえて」第10回

『本の雑誌』2018年7月号に、「マルジナリアでつかまえて」第10回を寄稿しました。 今回は「デジタルだって書き込みたい!」と題して、連載でこれまであまり扱っていなかったデジタル環境におけるマルジナリアについて記してみました。 担当編集者の高野夏奈…

「本棚会議」Vol. 2の記録

先日、ジュンク堂書店池袋本店で行った「本棚会議」Vol. 2の記録が、朝日出版社のブログに掲載されました。 メアリ-・セットガスト『先史学者プラトン』(朝日出版社)の刊行を記念して行われたイヴェントです。吉川浩満くんと私とで、書棚のあいだを歩きな…

「教養の更新のために」

「ちくま」2018年6月号(筑摩書房)に寄稿した大澤聡『教養主義のリハビリテーション』の書評「教養の更新のために」が、同書特設サイトにも掲載されました。 大澤さんとは、このあたりのことについてまたお話しする機会があればと念じております。

「「自己本位」という漱石のエンジン」

芹沢一也さん率いる「シノドス」のメールマガジン「αシノドス」第246号に「「自己本位」という漱石のエンジン」を寄稿しました。 同号の目次は以下の通りです。 vol.246 2018.6.15 特集:「自己本位」で考える ・福田充「危機管理学」とはどんな学問か ・山…

プロムナード(第22回 - 第23回)

日本経済新聞夕刊のプロムナード欄にエッセイを寄稿しました。 ・第22回「勝手に壁をつくる」(2018/06/05) ・第23回「世界を変えた書物」(2018/06/12) 今年の1月から始まった本連載も、残すところあと2回となりました。 どうぞよろしくお願い申し上げま…

「ゲーム講座」2018年6月のご案内

ここ数年、よよこー(代々木高等学校)のフリースクールで、月に2回ほど、ゲームデザインの講義を担当しております。 従来は同校の生徒を対象として実施していた講座ですが、2018年春から新たに一般向けの講座として開講しております。中高生でなくても、ど…

「文芸季評 文態百版」第1回公開

お知らせです。 河出書房新社の『文藝』2018年夏号に寄稿した「文芸季評 文態百版」第1回が、「Web河出」で公開されました。 すでに熟練の評者たちによる文芸時評がたくさんなされている中で、門外漢のわたくしにできることはなんだろうかと考えて、ちょっと…

「プロムナード」第16回から第21回

日本経済新聞夕刊の「プロムナード」欄(火曜日担当)、このところの掲載分は以下の通りです。 ・第16回「ちょっとだけ変身する」 ・第17回「お生まれはどちら?」 ・第18回「全集を少々」 ・第19回「トーストの音」 ・第20回「驚異の部屋」 ・第21回「なに…

教養の更新のために

「ちくま」2018年6月号(筑摩書房)に「教養の更新のために」と題して書評を寄稿しました。 大澤聡『教養主義のリハビリテーション』(筑摩書房)について書いております。 教養という言葉や考え方自体がよく分からないものになりつつある現在、その来し方行…

明治書院「新釈漢文大系」(全120巻+別巻)完結

明治書院の「新釈漢文大系」(全120巻+別巻)が遂に完結。 2019年には「詩人篇」12巻も刊行予定とのこと。 58年前の今日(1960年5月25日)は、『新釈漢文大系 1 論語』が発売された日です✨当時はまさか完結まで58年もかかるとは、誰も思いもしなかったこと…

本棚会議 vol. 2で吉川くんとおしゃべり

5月25日(金)に、ジュンク堂書店池袋本店4階で行われた「本棚会議 vol. 2」に吉川浩満くん(id:clnmn)と登壇(というべきかなんというべきか)しました。 メアリー・セットガスト『先史学者プラトン』(朝日出版社)の刊行を記念したイヴェントです。第1回…