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「なぜ人間はポーカーでAIに負けたのか?」

プロポーカープレイヤーの木原直哉氏による解説。 論点もクリアで、とても勉強になる。 ⇒IT media > なぜ人間はポーカーでAIに負けたのか? 日本トッププロが解説する“違和感” http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1702/03/news028.html

「「哲学の劇場」主宰、山本貴光さん・吉川浩満さん 思考の快楽、コンビで誘う」

毎度お騒がせして恐縮です。 本日(2月4日)の「朝日新聞」be「フロントランナー」コーナーに吉川浩満くんと登場しております。 写真はエクストリームアイロンにならったエクストリームリーディングの最中を捉えた1枚です。 記事中にもご登場しますが、赤井…

「ゲームAIは「人間の良き遊び相手」となるか?」

ぼやぼやしていたら、もう2月ですね。いかがお過ごしでしょうか。 なんだか結局おしらせばかりになって恐縮ですが、案の定本日もお知らせです。 2016年の10月に三宅陽一郎さんと行ったB&Bでの対談「文系/理系の枠を超え、分化していく世界を つなぎとめる」…

「科学道100冊」

理化学研究所と編集工学研究所の共同企画による「科学道100冊」のウェブサイトが公開されています。これは文理二つの研究所による協働作業の成果とも言えそうですね。 同サイトからコンセプトなどを抜粋引用してみます。 科学道100冊 科学道100冊は、書籍を…

「切れ切れの意識でデジタルゲームの儚さについて考える十の断章」

『ユリイカ』2017年02月号「特集=ソーシャルゲームの現在――『PokémonGo』のその先」(青土社)にエッセイを寄稿しました。 「切れ切れの意識でデジタルゲームの儚さについて考える十の断章」と題して、デジタルゲームについて切れ切れに(切れ気味に、では…

「楽天市場の「絶望的な使いにくさ」に隠された意図――深読みウェブ散歩」

講談社のウェブサイト「現代ビジネス」に寄稿しました。 編集部につけていただいたタイトルは、「楽天市場の「絶望的な使いにくさ」に隠された意図〜深読みウェブ散歩」。 少々カタく申せば、ウェブ批評の試みです。 これまで、デジタルゲームをつくったり、…

ジャック・メルロ=ポンティ「アンペールの『諸学の哲学についての試論』」

アンペールの『諸学の哲学についての試論』(Essai sur la philosophie des sciences)について調べているうちに遭遇したサイトと論文。 ジャック・メルロ=ポンティ「アンペールの『諸学の哲学についての試論』」(『科学史誌』第30巻第02号、1977) Jacque…

『週刊読書人』ウェブサイトのリニューアル

書評新聞の『週刊読書人』がウェブサイトをリニューアルしました。 ただのリニューアルではなく、同紙に掲載した記事をすべて無料で公開するようです。 まずは広く知ってもらうための試みとのこと。 ウェブで無料公開したら、有料の新聞そのものが売れなくな…

「百学連環と西周の哲学思想」

2017年02月19日(日)に、文京区立本郷図書館特別講演会「百学連環と西周の哲学思想」が開催されます。 要申し込みで、予約は1月20日(金)午前9時から受け付けとのこと。 (下のポスターには「1月20日(木)」とありますが、同図書館のお知らせに「1月20日…

出典探索 アインシュタインの言葉

アルバート・アインシュタインの言葉に「宇宙について最も理解しがたいことは、それが理解可能だということである」というのがある。よく引用されるので、どこかで目や耳にしたことがおありかもしれない。 先日、原稿を書いている際に、この言葉がぴったりく…

「人文的、あまりに人文的」第9回

吉川浩満くんとの連載書評対談「人文的、あまりに人文的」の第9回を東浩紀編『ゲンロンβ10』に寄稿しました。 今回は荒木優太さんの『これからのエリック・ホッファーのために――在野研究者の生と心得』(東京書籍)と、互盛央さんの『日本国民であるために』…

「紀伊國屋じんぶん大賞2017――読者と選ぶ人文書ベスト30」

「紀伊國屋じんぶん大賞2017――読者と選ぶ人文書ベスト30」が決まったとのことです。 これは、読者からの投票によってその年に刊行された人文書からベスト30を選ぶというイヴェントであります。 昨年は、岸政彦さんの『断片的なものの社会学』(朝日出版社)…

「生きた知識、生きるための思考」外山滋比古ロングインタビュー

「生きた知識、生きるための思考」外山滋比古ロングインタビューの聞き手を務めました。 『週刊読書人』2017年01月13日号3172号1面に掲載されています。 www.dokushojin.co.jp

書評『「百学連環」を読む』

加藤陽子先生に拙著『「百学連環」を読む』(三省堂)を書評していただきました。 ありがとうございます。 おもはゆいとは、こんなときに使ってもよい言葉だったでしょうか。おもはゆい。 ⇒毎日新聞 > 書評「学問の大事さ思う「私流講書始」」 http://mainic…

The Happy Reader

★The Happy Reader (Autumn, 2016, Number 8, Penguin Books) 遅ればせながら、ペンギンブックスが刊行する雑誌『Happy Reader』の最新2016年秋号を入手した。 この雑誌は、前半がインタヴュー、後半はペンギンブックスの1冊をとりあげた特集になっている。…

「相対性理論への道」

★Hanoch Gutfreund and Jürgen Renn, The Road to Relativity: The History and Meaning of Einstein's "The Foundation of General Relativity" (Princeton University Press, 2015) 散歩がてら訪れた紀伊國屋書店新宿南店(洋書部)で入手。 アインシュタ…

じんぶんや「知と言葉の連環を見るために」小冊子の全文公開

2016年の秋に紀伊國屋書店本店の人文書コーナーで開催したじんぶんや「知と言葉の連環を見るために」のためにこしらえたミニブックガイドの全文が、同書店のウェブで公開されました。 『「百学連環」を読む』(三省堂)にちなんで選んだ74冊について短いコメ…

すごいよ、yPad!(あるいはノートについて)

寄藤文平さんがつくったスケジュールノート「yPad half X」(朝日新聞出版)に、あれやこれやの予定を書き並べて整理してみたら、目の前のもやがぱーっと晴れるように見通しがえらいクリアになった。 ……のはよかったのだが、半ば無意識のうちに見ないように…

The Best Science Books of 2016 (Science Friday)

★The Best Science Books of 2016 (Science Friday) 2016年のベスト・サイエンスブック。 www.sciencefriday.com

ダリや

今朝、隣家の人が、外に出て「ダリ、ダリ、ダリ」と声を上げているので目覚めました。 なんだろうと思って聞くでもなく聞いていると、「こっちへおいで」「そっちは危ないよ」など、いろいろなことを言っています。 「そうか、お隣さんではダリを飼ってるの…

古典ギリシア語・ラテン語の教材

★GREEK AND LATIN TEXTS WITH FACING VOCABULARY AND COMMENTARY 「古典ギリシア語とラテン語の語彙と解説つきテキスト」 その名のとおり、古典ギリシア語とラテン語のテキストに語彙と解説をつけた教科書を公開しているサイト。このサイトで公開されている…

2017年の仕事/購書はじめ

■2017年最初の仕事 年始の挨拶とともに届いたゲラを見ることからスタート。 (文筆職人の仕事始めははやい) 思えば20年くらい前にコーエーでゲームをつくりながらああでもないこうでもないと考えたことを20年越しでようやっと言葉にできた、という感じの文…

回顧と展望2016

みなさま、ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。 書いている当人以外にはほとんど意味のない、私的な、あまりに私的な2016年の回顧と2017年の展望のコーナーです。 ■回顧篇 2016年は懸案だった『脳がわかれば心がわかるか――脳科学リテラシー養成講座』(吉川浩…

2016年の印象に残った本(刊行年不問篇)

先日のゲンロンカフェでの鼎談では、2016年の人文書(2015年12月から2016年11月までに刊行された人文書)をご紹介しました。 ここでは2016年に出会った本から印象に残ったものをご紹介します。つまり、刊行年に関係なく、今年読んだ本からというわけです。た…

ベンヤミン流 手紙の書き出し方

2012年12月29日にfacebookに投稿した文章。 facebookは「n年前の今日、あなたはこんな投稿をしましたよ」てな具合に自分の投稿を表示する機能があって、書いたまま忘れていたものを見せてくれます。 ―――――――――― 小澤京子先生のメールの書き出しに関する投稿…

「哲学の門前」

吉川浩満くん(id:clinamen)の連載「哲学の門前」第2回「門と門番」が、紀伊國屋書店のPR誌『scripta』第42号(2017年冬号)に掲載されています。 前回、「個人的な経験」についてのエピソードから筆を起こした同連載ですが、今回はタイトルに掲げられた「…

「物理学古典論文叢書」

★物理学史研究刊行会編「物理学古典論文叢書」(全12巻、東海大学出版会) 届いた。 その名のとおり、物理学の古典的論文を編んで邦訳した論文集。 写真で見えるとおりですが、各巻のタイトルは次のとおり。 第01巻 熱輻射と量子第02巻 光量子論第03巻 前期…

Journal of Greek Linguistics

★Journal of Greek Linguistics (Brill Online) オープンアクセスのギリシア語学誌。古典ギリシア語から現代ギリシア語までを扱う。 2000年の創刊号から2016年の最新号までオンラインで閲覧可。 booksandjournals.brillonline.com

学術論文をめぐる攻防

⇒科学技術情報プラットフォーム > ドイツ科学機構連合とエルゼビア社の交渉が決裂 http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=9266 ⇒Wikipedia > Sci-hub https://en.wikipedia.org/wiki/Sci-Hub 学術論文を誰でも自由に読めるようにするという目的…

2016年の仕事

例によってだからどうしたってなものですが、今年行った仕事を並べてみました。 (道理で時間がないわけだ……) ■A. 本 ★01.『「百学連環」を読む』(三省堂、2016/08) ★02.山本貴光+吉川浩満『脳がわかれば心がわかるか――脳科学リテラシー養成講座』(太田…

ミームデザイン学校第3回講義の補足

ミームデザイン学校で寄藤文平さんとデザインベーシックコースの講義を担当しています。 本日は全5回の第3回。年内最終回。 寄藤さんが言及していた図「創造のクレブス・サイクル(Krebs Cycle of Creativity)」が掲載されているエッセイは次のものでした。…

the Journal of the History of Ideas

先日のゲンロンカフェの鼎談でもご紹介したthe Journal of the History of Ideasのブログはこちら。 毎週の「読んだもの」はたいそう参考になります。 各方面にこういうアンテナが欲しいものです。 jhiblog.org

東京ネットウエイブの講義は冬休み前最終回

東京ネットウエイブでの講義は、本日で冬休み最終回。 高校生の講義では、Post truthという言葉から出発して、インターネットで虚実を見分けるにはどうすればよいかという検討を。 専門学校1年生の講義では、ゲームにおける「評価」の重要性とAIを活用する手…

「冬夜読書 2016年の収穫」

昨年に続いて『週刊読書人』2016年12月16日号(第3169号)の特集「冬夜読書 2016年の収穫」に寄稿しました。 3冊を選んでコメントを書くというアンケートです。総勢41名が回答を寄せています。 www.dokushojin.co.jp

「失敗は蜜の味――ゲームの快楽について」

『早稲田文学』2016年冬号第1022号(早稲田文学会発行、筑摩書房発売、2016/12)は、篠山紀信客員編集による「快楽の館」特集。 「失敗は蜜の味――ゲームの快楽について」というエッセイを寄稿しました。 ⇒早稲田文学 http://www.bungaku.net/wasebun/⇒篠山紀…

エトムント・フッサール『内的時間意識の現象学』

★エトムント・フッサール『内的時間意識の現象学』(谷徹訳、ちくま学芸文庫フ21-5、筑摩書房、2016/12) Edmund Husserl, Zur Phänomenologie des inneren Zeitbewußtseins (1893-1917) (Husserliana Bd. X, Martinus Nijhoff, The Hague) フッサール(Edmu…

『中央公論』創刊130周年

1887年に創刊した『中央公論』は2017年で130周年とのこと。 最新号の2017年1月号では「論壇の岐路」という関連特集が組まれております。 とりあえず―― ・山崎正和「「論壇」の危機と回復への曙光」 ・松岡正剛+佐藤優「思想が持つアナーキーな魅力の復権を…

いくつものモノが組み合わさり……

たまさか眼に入ったある日ある場所のある地面。 たったこれだけの面積のなかに、どれだけのモノがあるのか。想像するだけでもくらくらする。小石と草と枯葉と陽光の織りなすかたち。

「人文的、あまりに人文的」第8回

東浩紀編『ゲンロンβ9』に、連載書評対談、山本貴光+吉川浩満「人文的、あまりに人文的」第8回を寄稿しました。 今回は青山拓央『幸福はなぜ哲学の問題になるのか』、アレクシエーヴィチ『セカンドハンドの時代』、オルロフ『崩壊5段階説』などを取り上げて…

エイミー・E・ハーマン『観察力を磨く――名画読解』書評

「日本経済新聞」2016年12月11日号の書評欄に、エイミー・E・ハーマン『観察力を磨く――名画読解』(岡本由香子訳、早川書房、2016/10)の書評を寄稿しました。 2016.12.14追記:ウェブサイト「NIKKEI STYLE」でも公開されました。 style.nikkei.com 観察力を…

スコット・ジョセフ「場所のない言葉」第1回「テクノロジーとしての歩行」

『IDEA』第376号(誠文堂新光社)にスコット・ジョセフ「場所のない言葉」の第1回「テクノロジーとしての歩行」の翻訳を寄稿しました。 (IDEA No. 376〔下記リンク先〕より) ⇒IDEA > No. 376 http://www.idea-mag.com/idea_magazine/376/ アイデア 2017年 …

2016年人文書ベスト20

先日のゲンロンカフェでのイヴェント、斎藤哲也×山本貴光×吉川浩満「『人文的、あまりに人文的』な、2016年人文書めった斬り!」のために選んだ山本の2016年人文書ベスト20をここでもお知らせします。 ・イルマ・ラクーザ『ラングザマー――世界文学でたどる旅…

バッファーは大事

当たり前のことだけれど、ずっと健康で多少の無理もきくという前提で、綱渡りのような、あるいは緻密な嵌め木細工のような予定を組んではダメね……。 ひとつ予定が崩れると、あとも全部崩れちゃうのではいけませぬ。多少計画に狂いが生じてもなんとかできるよ…

「知は巡る、知を巡る――西周とまわる学術の旅」

外での仕事で使っていたSurface Pro2が起動しなくなり、自宅のネット環境で使っている装置のクレードルが壊れ、お気に入りのシャーツのボタンはとれ、やってもやっても仕事は減らず(これはいいのか)、気づけば11月も終わるところ。みなさまご機嫌いかがお…

ミームデザイン学校で寄藤文平さんと講義します

中垣信夫校長率いるミームデザイン学校で、寄藤文平さんとともに講義を担当いたします。 デザインベーシックコースの一環で全5回の予定です。 ちょっと大風呂敷を広げて、百科事典、世界像、デザインというキーワードを中心にああでもないこうでもないと考え…

「私の好きな中公新書3冊」

「web中央公論」の「私の好きな中公新書3冊」のコーナーに寄稿しました。 中公新書は、新書のなかでも一番たくさん読んでいるだけに、3冊しか選べないのは大変です。どうやって選んだらいいのだ!? とお送りいただいた全書目リスト(約2400冊)を見ながら(…

ゲームをするとき、子どもの心に起きていること

11月23日(水)は、代々木高等学校で教育セミナーに登壇して参りました。 テーマは「ゲームをするとき、子どもの心に起きていること」。 子どもたちはなぜゲームに没頭するのか。頭ごなしに「ゲームばっかりしてないで勉強しなさい」と言っても、「はいそう…

双子のライオン堂より『草獅子』創刊

書店、双子のライオン堂が創刊した文芸誌『草獅子(そうしし)』創刊号が11/23に刊行されます。 特集は「終末。あるいは始まりとしてのカフカ」。 (書影は、下記公式サイトのものです) 私は特集とは別に書評「絶望から始める文学論」を寄稿しました。 とり…

POST-TRUTH

「オックスフォード辞典2016年の言葉」(Oxford Dictionaries Word of the Year 2016)は、POST-TRUTHとのこと。 post-truth adjective Relating to or denoting circumstances in which objective facts are less influential in shaping public opinion th…

書評『ハイブリッド・リーディング』(新曜社)

『週刊読書人』の2016年11月18日号(3165号)に書評を寄稿しました。 ★日本記号学会編『ハイブリッド・リーディング――新しい読書と文字学』(新曜社、2016/08) 書名の「ハイブリッド・リーディング」とは、従来の紙を用いた読書と、デジタルの各種装置を用…