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Journal of Greek Linguistics

★Journal of Greek Linguistics (Brill Online) オープンアクセスのギリシア語学誌。古典ギリシア語から現代ギリシア語までを扱う。 2000年の創刊号から2016年の最新号までオンラインで閲覧可。 booksandjournals.brillonline.com

学術論文をめぐる攻防

⇒科学技術情報プラットフォーム > ドイツ科学機構連合とエルゼビア社の交渉が決裂 http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=9266 ⇒Wikipedia > Sci-hub https://en.wikipedia.org/wiki/Sci-Hub 学術論文を誰でも自由に読めるようにするという目的…

2016年の仕事

例によってだからどうしたってなものですが、今年行った仕事を並べてみました。 (道理で時間がないわけだ……) ■A. 本 ★01.『「百学連環」を読む』(三省堂、2016/08) ★02.山本貴光+吉川浩満『脳がわかれば心がわかるか――脳科学リテラシー養成講座』(太田…

ミームデザイン学校第3回講義の補足

ミームデザイン学校で寄藤文平さんとデザインベーシックコースの講義を担当しています。 本日は全5回の第3回。年内最終回。 寄藤さんが言及していた図「創造のクレブス・サイクル(Krebs Cycle of Creativity)」が掲載されているエッセイは次のものでした。…

the Journal of the History of Ideas

先日のゲンロンカフェの鼎談でもご紹介したthe Journal of the History of Ideasのブログはこちら。 毎週の「読んだもの」はたいそう参考になります。 各方面にこういうアンテナが欲しいものです。 jhiblog.org

東京ネットウエイブの講義は冬休み前最終回

東京ネットウエイブでの講義は、本日で冬休み最終回。 高校生の講義では、Post truthという言葉から出発して、インターネットで虚実を見分けるにはどうすればよいかという検討を。 専門学校1年生の講義では、ゲームにおける「評価」の重要性とAIを活用する手…

「冬夜読書 2016年の収穫」

昨年に続いて『週刊読書人』2016年12月16日号(第3169号)の特集「冬夜読書 2016年の収穫」に寄稿しました。 3冊を選んでコメントを書くというアンケートです。総勢41名が回答を寄せています。 www.dokushojin.co.jp

「失敗は蜜の味――ゲームの快楽について」

『早稲田文学』2016年冬号第1022号(早稲田文学会発行、筑摩書房発売、2016/12)は、篠山紀信客員編集による「快楽の館」特集。 「失敗は蜜の味――ゲームの快楽について」というエッセイを寄稿しました。 ⇒早稲田文学 http://www.bungaku.net/wasebun/⇒篠山紀…

エトムント・フッサール『内的時間意識の現象学』

★エトムント・フッサール『内的時間意識の現象学』(谷徹訳、ちくま学芸文庫フ21-5、筑摩書房、2016/12) Edmund Husserl, Zur Phänomenologie des inneren Zeitbewußtseins (1893-1917) (Husserliana Bd. X, Martinus Nijhoff, The Hague) フッサール(Edmu…

『中央公論』創刊130周年

1887年に創刊した『中央公論』は2017年で130周年とのこと。 最新号の2017年1月号では「論壇の岐路」という関連特集が組まれております。 とりあえず―― ・山崎正和「「論壇」の危機と回復への曙光」 ・松岡正剛+佐藤優「思想が持つアナーキーな魅力の復権を…

いくつものモノが組み合わさり……

たまさか眼に入ったある日ある場所のある地面。 たったこれだけの面積のなかに、どれだけのモノがあるのか。想像するだけでもくらくらする。小石と草と枯葉と陽光の織りなすかたち。

「人文的、あまりに人文的」第8回

東浩紀編『ゲンロンβ9』に、連載書評対談、山本貴光+吉川浩満「人文的、あまりに人文的」第8回を寄稿しました。 今回は青山拓央『幸福はなぜ哲学の問題になるのか』、アレクシエーヴィチ『セカンドハンドの時代』、オルロフ『崩壊5段階説』などを取り上げて…

エイミー・E・ハーマン『観察力を磨く――名画読解』書評

「日本経済新聞」2016年12月11日号の書評欄に、エイミー・E・ハーマン『観察力を磨く――名画読解』(岡本由香子訳、早川書房、2016/10)の書評を寄稿しました。 2016.12.14追記:ウェブサイト「NIKKEI STYLE」でも公開されました。 style.nikkei.com 観察力を…

スコット・ジョセフ「場所のない言葉」第1回「テクノロジーとしての歩行」

『IDEA』第376号(誠文堂新光社)にスコット・ジョセフ「場所のない言葉」の第1回「テクノロジーとしての歩行」の翻訳を寄稿しました。 (IDEA No. 376〔下記リンク先〕より) ⇒IDEA > No. 376 http://www.idea-mag.com/idea_magazine/376/ アイデア 2017年 …

2016年人文書ベスト20

先日のゲンロンカフェでのイヴェント、斎藤哲也×山本貴光×吉川浩満「『人文的、あまりに人文的』な、2016年人文書めった斬り!」のために選んだ山本の2016年人文書ベスト20をここでもお知らせします。 ・イルマ・ラクーザ『ラングザマー――世界文学でたどる旅…

バッファーは大事

当たり前のことだけれど、ずっと健康で多少の無理もきくという前提で、綱渡りのような、あるいは緻密な嵌め木細工のような予定を組んではダメね……。 ひとつ予定が崩れると、あとも全部崩れちゃうのではいけませぬ。多少計画に狂いが生じてもなんとかできるよ…

「知は巡る、知を巡る――西周とまわる学術の旅」

外での仕事で使っていたSurface Pro2が起動しなくなり、自宅のネット環境で使っている装置のクレードルが壊れ、お気に入りのシャーツのボタンはとれ、やってもやっても仕事は減らず(これはいいのか)、気づけば11月も終わるところ。みなさまご機嫌いかがお…

ミームデザイン学校で寄藤文平さんと講義します

中垣信夫校長率いるミームデザイン学校で、寄藤文平さんとともに講義を担当いたします。 デザインベーシックコースの一環で全5回の予定です。 ちょっと大風呂敷を広げて、百科事典、世界像、デザインというキーワードを中心にああでもないこうでもないと考え…

「私の好きな中公新書3冊」

「web中央公論」の「私の好きな中公新書3冊」のコーナーに寄稿しました。 中公新書は、新書のなかでも一番たくさん読んでいるだけに、3冊しか選べないのは大変です。どうやって選んだらいいのだ!? とお送りいただいた全書目リスト(約2400冊)を見ながら(…

ゲームをするとき、子どもの心に起きていること

11月23日(水)は、代々木高等学校で教育セミナーに登壇して参りました。 テーマは「ゲームをするとき、子どもの心に起きていること」。 子どもたちはなぜゲームに没頭するのか。頭ごなしに「ゲームばっかりしてないで勉強しなさい」と言っても、「はいそう…

双子のライオン堂より『草獅子』創刊

書店、双子のライオン堂が創刊した文芸誌『草獅子(そうしし)』創刊号が11/23に刊行されます。 特集は「終末。あるいは始まりとしてのカフカ」。 (書影は、下記公式サイトのものです) 私は特集とは別に書評「絶望から始める文学論」を寄稿しました。 とり…

POST-TRUTH

「オックスフォード辞典2016年の言葉」(Oxford Dictionaries Word of the Year 2016)は、POST-TRUTHとのこと。 post-truth adjective Relating to or denoting circumstances in which objective facts are less influential in shaping public opinion th…

書評『ハイブリッド・リーディング』(新曜社)

『週刊読書人』の2016年11月18日号(3165号)に書評を寄稿しました。 ★日本記号学会編『ハイブリッド・リーディング――新しい読書と文字学』(新曜社、2016/08) 書名の「ハイブリッド・リーディング」とは、従来の紙を用いた読書と、デジタルの各種装置を用…

気になるウェブページをどう整理するかモンダイ

来年とりかかる本のために、こうした種類の写本や書物をたくさん目にしたい所存。 blogs.bl.uk 気になるウェブページを見つけたとき、どう整理すればよいか、いまだに試行錯誤中。 とりあえずどこかに放り込んでおいて、必要に応じて検索という方法は、どう…

「人文的、あまりに人文的」第7回

東浩紀さんが編集長を務めるメールマガジン「ゲンロンβ8」に、吉川浩満くんとの連載書評対談「人文的、あまりに人文的」の第7回を寄稿しました。 今回は、エピクテトス『人生談義』(鹿野治助訳、岩波文庫)、エミール・ブレイエ『初期ストア派哲学における…

コレクションに映り込む

Pinterestを使ってみてちょっと驚いたのは、自分の知らない自分の姿が浮かび上がることだった。 そのつど気に入る画像を選んでクリップ(ピン)しているだけなのだけれど、数が増えてくると、そこになにがしかの傾向やパターンが見えてくる。 そんなの当たり…

10月の予定

毎度お騒がせして恐縮です。自分でもよく分からなくなってきたので、10月の予定をまとめてみました。 ★ブックフェア 09月26日(月)から開催中 じんぶんや選書フェア「知と言葉の連環を見るために」@紀伊國屋書店新宿本店 冊子も配布中です https://www.kino…

「人文的、あまりに人文的」第6回

東浩紀さんが編集長を務めるメールマガジン「ゲンロンβ7」に、吉川浩満くんとの連載書評対談「人文的、あまりに人文的」第6回を寄稿しました。 今回は、パスカル、アルチュセールを俎上に載せております。 はやいもので連載開始から半年が経ちました。引き続…

三宅陽一郎さんとの対談

去る10月07日(金)に下北沢の書店B&Bで三宅陽一郎さんと対談をしました。『「百学連環」を読む』(三省堂)、『人工知能のための哲学塾』(BNN)の刊行記念イヴェントです。 お越しいただいたみなさま、一瞬でも「行ってみてもいいかな?」と思ってくださっ…

「インターフェイスを考える」

hontoの「ブックツリー」というページで、インターフェイスについての本を5冊選んでコメントを書きました。 「インターフェイス」という言葉は、私が仕事で携わっているゲームでもよく使われますが、人によってけっこう違う意味で使っているためか、しばしば…

「描かれる石、描かれない石」

『日経回廊』第9号(日本経済新聞社、非売品)に「描かれる石、描かれない石」というエッセイを寄稿しました。 この号は「石と宝石」という特集で、私はマンガに描かれる石について、マンガその他の図版15点を交えながら6ページほど書いています。 こうした…

「文系/理系の枠を超え、分化していく世界を つなぎとめる」 (対談@B&B)

キンモクセイが香る季節ですね。ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。 2016年10月07日(金)の夜、下北沢にある本屋B&Bにて、三宅陽一郎さんと対談します。 山本貴光×三宅陽一郎 「文系/理系の枠を超え、分化していく世界を つなぎとめる」 『「百学連環」を読…

「知と言葉の連環を見るために」(じんぶんや選書フェア@紀伊國屋書店新宿本店3F)

紀伊國屋書店新宿本店3F人文書コーナーで、じんぶんや選書フェア「知と言葉の連環を見るために」が始まりました。 今回は『「百学連環」を読む』(三省堂)を中心に74冊を選んでおります(品切れ本を含む)。 書き下ろし(1万3千字)のブックガイドも配布中…

「ジュリアン・シュロファー――雑食のデザイナー」

『アイデア』No. 375(誠文堂新光社、2016/09)に翻訳を寄稿しました。 ★エイドリアン・ショーネシー「ジュリアン・シュロファー――雑食のデザイナー」 オランダのデザイナー、ジュリアン・シュロファー(Juurian Schrofer, 1926-1990)の略伝。原文(英語)…

『「百学連環」を読む』にかんするあれこれ

『「百学連環」を読む』(三省堂、2016/08)関連のリンクをこのエントリーにまとめております。 ★「日経新聞」(2016.08.14朝刊) https://id.nikkei.com/lounge/auth/password/proxy/post_response.seam?cid=8677051 ★「静岡新聞」 http://square.at-s.com/…

形あるものはいつか

メガネがこんな具合に壊れたのは、はじめてのことだわ。 いつものように、レンズを布で拭いていたら、パキッと音がして、二つに割れたのでした。 長いこと、ありがとう。 しかし、目から溢れるビームを、どうやって抑えればええんや…… 追伸:その後、壊れた…

『「百学連環」を読む』見本到着の巻

拙著『「百学連環」を読む』(三省堂、2016/08/01刊行予定)の見本が届きました。 しばらくの間、500ページ超のこの本のゲラを、綴じられていないコピー用紙の束で持ち歩いて読んでいたこともあって、冊子体のありがたみが身に染みます。束ねただけでこんな…

『「百学連環」を読む』(三省堂)と刊行記念イヴェントのおしらせ

たまにはお知らせ以外の詮無いことを書きたいものだと思いつつ、気づけばお知らせばかり書き綴る大人になってしまいました(嗚呼)。 もっとも、かつてならブログに書いていたようなしょうもないことは、それ以前の段階において各種SNSなどに、細かく刻んで…

「ゲーム学I」最終レポート

東京工芸大学での講義「ゲーム学I」の最終レポートについてお知らせします。 7月4日(月)の講義でお見せしたスライドの内容は以下の通りです。 次のいずれかをプレイして、分析・記述せよ。 ・『99 Bricks』 ・『洞窟物語』 ・『Switch』(サイト「neutral…

「座・芸夢」第13回

去る6月20日(月)に、DeNAが主催するイヴェント「座・芸夢」に登壇して参りました。 第13回となる今回は「人をその気にさせるには?――ゲームにおける誘惑の技法」というテーマで、講義(30分)とワークショップ(70分)を行いました。 内容について、同社の…

キャベツ箱にはなにが

街をぼんやり歩いていたら、向こうから自転車に乗ったおじさんがやってくる。 タバコをひょいとくわえて、昔ながらの、という感じのいい自転車にまたがって、なんだか分からない懐メロをいい加減な感じで歌いながら。 そのおじさんの自転車の荷台には、段ボ…

書評はこんなふうに

400ページほどある内容の詰まった本を、わずか1000文字で紹介する。 これはある種スポーツのようであるというか、腕力を問われることなのであります。なにをどう考えたって、本の内容を圧縮・取捨選択せざるを得ません。 短くまとめられるんなら、作家だって…

『脳がわかれば心がわかるか』刊行記念対談(青山ブックセンター)

吉川浩満くんとの共著『心脳問題』(朝日出版社、2004)を刊行してから12年、同書の増補改訂版『脳がわかれば心がわかるか』(太田出版、2016)ができました。 刊行を記念して、2016年06月17日(金)に青山ブックセンター青山本店で吉川くんと対談を行います…

新連載始めます

東浩紀さん率いるゲンロンのメールマガジン「ゲンロンβ」のリニューアル第2号から、吉川浩満くんとの対談式書評「人文的、あまりに人文的」の連載を始めました。 月に一度の連載で、毎回人文書を2冊とりあげて論じます。 「ゲンロンβ」については、下記ペー…

漫画読みがはかどるマシーン

iPad Pro 9.7インチを入手してしばらく使ってみた。 それで分かったことがひとつある。 これは漫画を読むのにちょうどよいマシーンだ(おい)。 問題があるとすれば、Kindleなどの閲覧アプリケーションソフトが、大量の本を快適に扱えるようにつくられていな…

近刊『脳がわかれば心がわかるか』

お知らせで恐縮です。もう少し先のことですが、6月のはじめに吉川浩満くんとの共著『脳がわかれば心がわかるか』(太田出版)が刊行される予定です。 これはいまから12年前、2004年のロックの日に出た『心脳問題――「脳の世紀」を生き抜く』(朝日出版社)の…

Ex Libris

過日、twitterをぼーっと眺めていたら、どなたかのリツイートでこんな蔵書票が眼に入る。 セミオーダーで消しゴムはんこの蔵書印がつくれます!本好きな方は自分のために!本好きなあの人のために!素敵な蔵書印をつくってみませんか。https://t.co/byWIXBNN…

『ゲームの教科書』4刷

2008年に馬場保仁くんと書いた『ゲームの教科書』(ちくまプリマ-新書098)の増刷4刷が決まったとお知らせをいただきました。 もう8年前の本ですが、流行の盛衰によって陳腐化しない内容に仕立てようと念じてつくっただけに、うれしく思います。 刊行時は、…

学校・対談・原稿

ぼやぼやしていたら4月も半ばになりました。ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。 今年も東京工芸大学と東京ネットウエイブならびに同別科(高校課程)で講義を担当いたします。 後者は去年まで、週3日12コマ+土日の体験講座を担当しておりましたが、今年は週1…

Internet Archiveで読める「四庫全書」

Internet Archiveを利用して「四庫全書」を読めますよ、というブログ記事。 ブログは、トロント大学のチェン・ユータン図書館のもので、最近は更新されていない模様。 ⇒Chen Yu Tung East Asia Library > Siku Quanshu (四庫全書, SKQS) Available Now Throu…