『文学問題(F+f)+』予約の締切とブックフェア開催予定について

ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。 わたくしが住む辺りは、この数日で急に寒くなりまして、キーボードを打つ指がかじかむようになりました。 さて、何度も同じようなお知らせをして恐縮ですが、『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)がそろそろ書店にも並びます…

単著のあゆみ

書いている当人以外の人にはどちらでもよいシリーズ、今回は「単著のあゆみ」をお送りします。(え? 毎回どちらでもよい話しかしてないじゃないかですって? あはは) 今回の『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)は、単著として6冊目です。 (写真1.右から左…

『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)の内容と予約特典のご案内

こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。 ここで何度かお伝えして参りました『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)が刊行となります。今回は、書影とともに中味をチラリとお見せしたいと思います。 まずはカヴァーをご覧ください。 (写真1.カヴァー) ブックデ…

加島卓&山本貴光「エンブレム問題から考えるデザインの過去と未来」

★加島卓&山本貴光「エンブレム問題から考えるデザインの過去と未来」 2017年12月20日(水)の夜に神楽坂モノガタリにて、加島卓さんと対談いたします。 加島さんの新著『オリンピック・デザイン・マーケティング』(河出書房新社)の刊行を記念してのイヴェ…

「マルジナリアでつかまえて」第3回

『本の雑誌』通巻414号2017年12月号「特集=人生は「詩」である!」が出ました。 今月号は、いつものこわいうさぎおじさんのようなものが表紙ではないのですネ。 拙連載「マルジナリアでつかまえて」の第3回も掲載されております。 前回に続いて漱石先生のマ…

B&Bでの二つのトーク・イヴェントに登壇します

12月、二つのイヴェントに登壇いたします。 いずれもB&B(下北沢)です。 *2017/11/13追記:12月09日のイヴェントの曜日を間違えて「木」としておりました。正しくは「土」でございます。訂正しました。 ★12月09日(土) 久保田晃弘×大林寛×山本貴光「因果…

『文学問題(F+f)+』予約特典のデザイン

11月下旬刊行予定の『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)の予約特典「メイキング・オブ『文学問題(F+f)+』」のデザインが決まりました。 本と同じく編集は中村健太郎さん、デザインは小沼宏之さんです。 全32ページにわたって『文学問題(F+f)+』執筆の過程…

蒐書録#031:正木香子『文字と楽園――精興社書体であじわう現代文学』ほか

★ジョン・リード『世界を揺るがした10日間』(伊藤真訳、光文社古典真訳文庫KCシ1-1、光文社、2017/11) John Reed, Ten Days That Shook The World (1919) 序文はレーニン。 ★吉田忠編『ニュートン自然哲学の系譜――プリンキピアとオプティックスまで』(平…

蒐書録#030:新居洋子『イエズス会士と普遍の帝国――在華宣教師による文明の翻訳』ほか

★小倉紀蔵『朝鮮思想全史』(ちくま新書1292、2017/11) ★田中純『歴史の地震計――アビ・ヴァールブルク『ムネモシュネ・アトラス』論』(東京大学出版会、2017/07) ★イアン・ハッキング『数学はなぜ哲学の問題になるのか』(金子洋之+大西琢朗訳、森北出版…

蒐書録#029:東浩紀監修+市川真人+大澤聡+福嶋亮大『現代日本の批評1975-2001』ほか

★東浩紀監修+市川真人+大澤聡+福嶋亮大『現代日本の批評1975-2001』(講談社、2017/11) 『ゲンロン1』『ゲンロン2』に掲載された「現代日本の批評」前半を書籍化したもの。後半も同様に刊行予定とのこと。 ★ながべ『とつくにの少女』第4巻(マッグガーデ…

『文学問題(F+f)+』の書影

『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)は11月7日に校了となり、あとは本の形になるのを待つばかり。全592ページとなりました。 というところで、幻戯書房のブログに装幀の写真が掲載されました。 小沼宏之さんによるデザインです。 そこでも書かれていますが、カ…

蒐書録#028:ダン・アッカーマン『テトリス・エフェクト――世界を惑わせたゲーム』ほか

★植村和秀『折口信夫――日本の保守主義者』(中公新書2458、中央公論新社、2017/10) ★出村和彦『アウグスティヌス――「心」の哲学者』(岩波新書1682、岩波書店、2017/10) ★ジル=ガストン・グランジェ『科学の本質と多様性』(松田克進+三宅岳史+中村大介…

蒐書録#027:ハン・ガン『ギリシャ語の時間』ほか

★ハン・ガン『ギリシャ語の時間』(斎藤真理子訳、韓国文学のオクリモノ、晶文社、2017/10) 韓江『희랍어 시간』(2011) 晶文社の新シリーズ「韓国文学のオクリモノ」の第1回配本。すべて受け取りたい所存。 ★ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ『カ…

人はなぜスロットマシンにハマるのかといえば、そう設計してあるから

人間は、予想できるけど予想しきれない状態が大好きなのではないか、とはわたくしの貧しい経験から思うところであります。 まったく予想できない未知の状態でもつまらないし、完全に予想できるのでも楽しくない。物語でもゲームでも日常でも、なにかそういう…

マイモニデス『医学箴言』アラビア語・英語対訳版

鈴木晃仁先生のツイートで知る。 シカゴ大学出版から出ているマイモニデスのアラビア語・英語対訳版はこちら。 関連で思い出すのはスーザン・P・マターン『ガレノス――西洋医学を支配したローマ帝国の医師』(澤井直訳、白水社)。これから読みます。 ⇒白水社…

アイザック・ニュートンの仕事

アイザック・ニュートンが書き残したものを時系列ですべて列挙したようなリストって、どこかにあったかな。というので思い出したのはこのウェブサイト。 ★The Newton Project http://www.newtonproject.ox.ac.uk/ ニュートンが書いたものを刊行物、未刊行物…

ウェブサイト「疑惑の島」の工夫

朝日新聞による「パラダイス文書」のレポート「疑惑の島」、内容もさることながら、サイトデザインの工夫もよいですね。 どこが発祥のアイデアか存じませぬが、ページ右端にあるスクロールバーに区切り目がついています。 この区切り目のおかげで、区切り目…

蒐書録#026:グスタフ・マイリンク『ワルプルギスの夜――マイリンク幻想小説集』ほか

国書刊行会の新刊を3冊。 ★グスタフ・マイリンク『ワルプルギスの夜――マイリンク幻想小説集』(垂野創一郎訳、国書刊行会、2017/10) 「I 初期短篇」(5作品)、「II ワルプルギスの夜」、「III 白いドミニコ僧――見えないものの日記から」、「IV 後期短篇」…

蒐書録#025:クリントン・ロメシャ『レッド・プラトーン――14時間の死闘』ほか

★クリントン・ロメシャ『レッド・プラトーン――14時間の死闘』(伏見威蕃訳、早川書房、2017/10) Clinton Romesha, Red Platoon: A True Story of American Valor (2016) アフガニスタン戦争史上、最も苛酷な戦闘のひとつと言われる「カームデーシュの戦い」…

蒐書録#024:『岩波講座 日本経済の歴史』

目の前の仕事にかまけていると、すぐ記録しそびれてしまいますが、久しぶりに蒐書録の投稿です。 ★『定本 漱石全集 第十一巻 明暗』(岩波書店、2017/10) 第11回配本は『明暗』。月報は高橋源一郎さん。次回はいよいよ第14巻『文学論』(11月刊行予定)。 ★…

橋爪大三郎+山本貴光「思考する人のための読書術」

『週刊読書人』2017年10月27日号掲載の橋爪大三郎先生との対談「思考する人のための読書術」が、ウェブでも読めるようになりました。

『文学問題(F+f)+』予約特典についてのお知らせ

新著刊行間近の物書きは、セッチョセッチョと喧しいものですが、年にそう何回もあることではないので、どうかお許しくださいませ。 『文学問題(F+f)+』(幻戯書房、2017/11/22刊行予定)の作業も終盤にさしかかって参りました。再校ゲラを一通り見終わって…

How Fiction Becomes Fact on Social Media

Benedict Carey, How Fiction Becomes Fact on Social Media (The New York Times, 2017/10/20)

Historical Network Analysis

Historical Network Analysis: Complex Structures and International Organizations

蒐書録#023:マイケル・ベンソン『世界《宇宙誌》大図鑑』

『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)の校了が迫っている。もう少しだ。 となってくると、意識は勝手に次の仕事のほうへも向いてゆく。 文学論の直後は天文学論を少々(執筆・翻訳中の本のあいまに)。 文学の頭に「天」がつけば天文学である。 文学の頭に「人…

「思考する人のための読書術」(『週刊読書人』)

『週刊読書人』第3212号2017年10月27日号で、橋爪大三郎先生と対談しました。 橋爪先生の新著『正しい本の読み方』(講談社現代新書)を中心に、読書についてお話ししております。1面かな。 (こうした対談などでは、変な手つきの写真が掲載されることが多…

波としての神経活動

★「神経活動の「波のうねり」が痛みの情報を担うしくみを解明」(京都大学、2017年10月25日) そういえば、神経の活動を「波」として表現することは、いつから始まったのだろう。脳波という発想からかしら。 意識状態については、ウィリアム・ジェームズやそ…

アメリカ議会図書館の稀覯書コレクション

"New Online: A Digital Treasure Trove of Rare Books" (October 20, 2017 by Wendi Maloney, Library of Congress) アメリカ議会図書館のウェブサイトで、稀覯書のデジタル版公開。

猫背と扁平足、ときどきシャンとする

いつも猫背気味なものだから、ときどき背筋をシャンとすると、それだけでなんだか世界がちがって見える。 子どもの頃、しばしば母から「君は少し胸を張るくらいでちょうどいいよ」と言われた。特に口にはしなかったけれど、胸を張るのはなんだか偉そうだなと…

プルースト文書の公開

フランスの文豪マルセル・プルースト(Marcel Proust)が書いた約6000の文書がデジタル化され、オンラインで無料公開されることになった。第1弾は、来年の第1次世界大戦(World War I )終結100周年に合わせて予定されている。このプロジェクトを進める米仏…