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大澤真幸「ポスト虚構の時代」@神田三省堂本店


見田宗介の戦後日本の区分「理想の時代/夢の時代/虚構の時代」を、「理想の時代/虚構の時代」と整理しなおしたうえで、1995年のオウム事件を「虚構の時代の果て」と見立てて状況を分析してみせたのが、大澤さんの『虚構の時代の果て』(ちくま新書)。


では、その「虚構の時代」の果て(1995)の先にはどんな時代が到来しているのか? これが今回の講演の題目。



現実から逃避して虚構の構築にいそしんできたはずが、いつのまにか今度は現実の喪失感に悩まされ、現実への逃避に反転している。


その次第を、松本清張砂の器の原作(あるいは映画)とTVドラマ版(2004)の比較をつうじて論じる。砂の器にかんする画期的な(!)「発見」の披露もあり、昨今拝聴したなかでも面白さでは群を抜いた講演であった。ニ時間の予定をさらに一時間延長しての講演となったが、大澤さんはまだまだいけそうだった。次回は、7月24日に池袋ジュンク堂にて開催予定とのこと。


相棒・吉川浩満id:clinamen)とひとしきり放談をして帰宅。


詳しくはどなたかメモを作ると思うので省略(他力本願)。