パオロ・マッツァリーノ反社会学講座イースト・プレス、2004/06、amazon.co.jp


WEB(http://mazzan.at.infoseek.co.jp/)で何度もたのしく拝読したし、書籍版は見送るかなァ――と書店で吉田戦車画伯の(それだけで書棚に面挿ししておきたいほど十分魅惑的な)表紙を眺めるつど心が揺れていたのでしたが、このエントリー(http://d.hatena.ne.jp/dice-x/20040628)を読んでいるうちに、買わねばならないという気持ちがむらむらとわきおこり、ことに至ってしまった次第*1


今回の書籍版は、WEB版の第19回までの内容に加筆して、さらにWEB未公開の「それでも本を読みますか」と「渡る世間は自立の鬼ばかり」がはいっています(たしかにはいってました)。


読書といえば、永嶺重敏『“読書国民”の誕生―明治30年代の活字メディアと読書文化』(日本エディター・スクール出版部、2004/04、amazon.co.jp)もおもしろそうだった。


北田暁大『〈意味〉への抗い――メディエーションの文化政治学』せりか書房、2004/06、amazon.co.jp


★影山任佐『図解雑学 心の病と精神医学』(ナツメ社、2004/05、amazon.co.jp

*1:「辻ゼミの学生さん」でも「『情報メディア論』の受講生さん」でもないわけですが