ジュンパ・ラヒリ『その名にちなんで』(小川高義訳、新潮クレスト・ブックス、新潮社、2004/07、amazon.co.jp
 Jhumpa Lahiri, The Namesake


短編集『停電の夜に』(新潮クレスト・ブックス; 新潮文庫)に続く第二作目の第一長編。


赤塚不二夫+やまさき十三『下落合シネマ酔館』(小学館


毎回酒を飲みながら映画対談をするという企画。油断しているとすぐ下ネタ+駄洒落にもってゆく赤塚さんは昔の映画をよくご覧になっている(そしてよく記憶している)。受けてたつは「釣りバカ日誌」のやまさき十三。


ローレン・バコール『私一人』(山田宏一訳、文藝春秋社、1984/10)
 Lauren Bacall, By myself (1978)


『脱出』、『三つ数えろ』(など)に出演のローレン・バコール自伝。二段組で570ページのヴォリューム。表紙の裏側に写真が刷り込んであるのがおもしろい。関係ないけれど『安部公房全集』では箱の内側に写真が印刷してあった。


マレーネ・ディートリッヒ『ディートリッヒ伝』(石井栄子+伊藤容子+中島弘子訳、未来社、1990/07)
 Marlene Dietrich, MARLENE DIETRICH: Ich bin, Gott sei Dank, Berlinerin (Ullstein)


口絵にディートリッヒの写真が数葉印刷されている。なかには「話題の脚」というキャプションをつけた脚部の写真もありちょっと可笑しい*1


★鈴木明『わがマレーネ・ディートリヒ伝』(小学館ライブラリー7、小学館、1991)


1980年、潮出版刊行の親本に加筆訂正した一冊。


高橋和巳『孤立無援の思想』(同時代ライブラリー75、岩波書店、1991)

*1:「百万弗の脚」と絶賛されていたことを受けての一枚。かくいう小生もディートリッヒの名前に触れると自動的に「リリー・マルレーン」が脳裏で再生されるからだですがなにか?