折口信夫『言語情調論』(中公文庫お41-3、中央公論新社、2004/09、amazon.co.jp


折口信夫全集12』(中央公論社、1996/03)に収録された折口の国学院大学国文科の卒業論文(1910)の文庫化。


★嶋田厚+野田茂徳+田代慶一郎飯沢耕太郎宮田登『大正感情史』(日本書籍、1979/10)


書名と内容に惹かれる。目次はこんな風。

序章――大正の経験
一章――大正の憂鬱
二章――大正の感傷
三章――大正のロマン
四章――大正の質感
五章――大正のヴァイタリティー


って、これじゃ内容がわかりませんね (^-^; 目を通し終わったらリポートします。


南部圭之助『映画宣伝戦――あなたが映画館に引きよせられるまで』(映画の知識シリーズ、同文館、1956/08)


映画の題名やロゴ、広告にいたる映画宣伝戦のすべて。おもろい。


渡辺淳『スペクタクルの60年代』(叢書演劇と見世物の文化史、平凡社、1987/04)


ずっと探していた一冊が手にはいってうれしい。目次はこう。

・プロローグ――スペクタクルの60年代
・《不条理演劇》とその周辺
・《大衆芸能》の動向
・新しい《知のパラダイム》を求めて
・《民衆演劇》の様変わり
・《五月革命》とその後の動き
・エピローグ――《ポスト60年代》を考える


馬場広信タルコフスキー映画――永遠への郷愁』(みすず書房、2002/09)


★『マノエル・デ・オリヴェイラと現代ポルトガル映画』(e/m books 12、エスクァイア マガジン ジャパン、2003/04)


★『芸術新潮』第55巻第10号 2004年10月号(新潮社)
☆特集=血と笑いとエロスの絵師――岩佐又兵衛の逆襲


侯孝賢「電車と家族の東京物語」(聞き手=宇田川幸洋


岩佐又兵衛特集は、辻惟雄山下裕二による解説・対談で構成。


★『10+1』no.36 2004(INAX出版
☆特集=万博の遠近法
・「都市、万博、メタボリズム:破壊と再生のプログラム――黒川紀章インタヴュー」(聞き手=五十嵐太郎+小田マサノリ)
椹木野衣五十嵐太郎+小田マサノリ「『戦争と万博――もうひとつの戦争美術』をめぐって」
・「年代記的に:浅田孝、瀧口修造、六〇年代――磯崎新インタヴュー」(聞き手=五十嵐太郎+小田マサノリ)
内田隆三「万博・待訪録」


北田暁大「政治の空間学1:空間の蒸発――リベラリズムについて(1)」
堀潤之「映画とニューメディアの文法1:ニューメディア時代の映画」