岩波書店2005年3月の新刊情報から。
☆ル・クレジオ『歌の祭り』(03/15)
☆クリスティーン・コースガード『義務とアイデンティティの倫理学——規範性の源泉』(03/23)
☆ロバート・J.C.ヤング『一冊でわかるポストコロニアリズム』(03/25)
☆デイヴィッド・ミラー『一冊でわかる政治哲学』(03/25)
☆クリストファー・ホロックス『マクルーハンとヴァーチャル世界』(ポストモダン・ブックス、03/25)
☆ステュアート・シム『デリダと歴史の終わり』(ポストモダン・ブックス、03/25)
☆水谷雅彦『岩波 応用倫理学講義3 情報』(03/08)
☆二宮宏之『岩波セミナーブックスS6 マルク・ブロックを読む』(03/29)
☆日本西洋古典学界編『西洋古典学研究LIII』(03/08)
☆ゲアリー・マーカス『心を生み出す遺伝子』(03/24)
☆佐々木正人『ダーウィン的方法——運動からアフォーダンスへ』(03/23)
☆マリエット・ヴェステルマン『岩波 世界の美術2期 レンブラント』(03/15)
☆『カント全集 第22巻 書簡II』(03/29)
☆『新版 西田幾多郎全集 第11巻』(03/29)
■岩波現代文庫
☆山口昌男『「挫折」の昭和史』(上下、岩波現代文庫、03/16)
☆金子務『アインシュタイン・ショック II』(岩波現代文庫、03/16)
『「挫折」の昭和史』が、10年ぶりに装を改めて文庫として刊行される(解説は福田和也氏)。10年前にはだいぶ興奮して読んだけれど、いまでも興奮できるだろうか。たのしみな一冊。
■岩波文庫
☆シモーヌ・ヴェイユ『自由と社会的抑圧』(岩波文庫、03/16)
☆『西遊記』(3, 4、岩波文庫、03/16)
☆『イギリス詩人選10 対訳 キーツ詩集』(岩波文庫、03/16)
ヴェイユの作品は、L'oppression et la liberté(Galimard, 1955)の邦訳であろうか。同書は、『抑圧と自由』として1965年に石川湧訳が東京創元社の現代社会科学叢書から刊行されている。いずれにしても、長年にわたってヴェイユの研究に従事してきた冨原眞弓氏による新訳で読めるのはうれしい。
■岩波新書
☆最上敏樹『国連とアメリカ』(岩波新書、03/18)
☆王柯『多民族国家 中国』(岩波新書、03/18)
☆坂野潤治『明治デモクラシー』(岩波新書、03/18)
☆川崎賢子『宝塚というユートピア』(岩波新書、03/18)
☆堀井令以知『ことばの由来』(岩波新書、03/18)
☆小澤勲『認知症とは何か』(岩波新書、03/18)