ゲーテ『タウリス島のイフィゲーニエ』(片山敏彦訳、岩波文庫赤407-7、岩波書店、1951/11、amazon.co.jp)#0259
 Johann Wolfgang von Goethe, IPHIGENIE AUF TAURIS (1787)


ゲーテJohann Wolfgang von Goethe, 1749-1832)による戯曲。彼が下敷きにしているのは、古典ギリシアのエウリーピデース(Ευριπιδησ)による『タウリケーのイーピゲネイア』(ΙΦΙΓΕΝΕΙΑ Η ΕΝ ΤΑΥΡΟΙΣ)で、父アガメムノーンによって生贄に供された王女イーピゲネイア(イフィゲーニエ)の物語。エウリーピデース版も2004年12月に新訳で岩波文庫に入ったところなので、二冊を読み比べて、ゲーテがエウリーピデースから何を受け取りなにを加えたのか(けっこう筋に手をいれている)を確認してみるのもおもしろいと思う。


⇒作品メモランダム > 2004/12/18 > エウリーピデース『タウリケーのイーピゲネイア』
 http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20041218#p15
 まだなんのメモも作っていませんが (^-^;