芸術新潮第56巻第4号、2005年04月号(新潮社、2005/03)#0337
☆特集=水墨サイケデリック——蕭白がゆく


2005年04月12日から京都国立博物館ではじまる曾我蕭白——無頼という愉悦」展にあわせた蕭白特集。例によってヴィジュアル中心で蕭白の生涯と作品に迫ってゆく。解説は、京都国立博物館文化資料課長・狩野博幸氏。なお、同展は05月15日まで。


小特集堀江敏幸が選ぶ瀧口修造の19の夢」は、世田谷美術館で開催中の、瀧口修造:夢の漂流物 同時代・前衛美術家たちの贈物1950s〜1970s」に出品された作品から堀江さんが選び出した19品とエッセイで構成したもの。


そういえば、三月初旬にはできていなかった同展覧会の図録が完成したようで送られてきた。辞書のようなヴォリュームのあるハードカヴァーの白い装幀は、まるで「ご自分でお好みのカヴァーをおつくりなさい」と言っているようで、工作心をくすぐられる。同カタログについては別途メモランダムを。


⇒『芸術新潮
 http://www.shinchosha.co.jp/geishin/


京都国立博物館 > 特別展覧会「曾我蕭白——無頼という愉悦」
 http://www.kyohaku.go.jp/jp/tokubetsu/syou/tokubetsu.html


京都国立博物館
 http://www.kyohaku.go.jp/


⇒作品メモランダム > 2005/03/06 > 「瀧口修造:夢の漂流物——同時代・前衛美術家たちの贈物 1950s〜1970s」展
 http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20050306#p1