『UP』第34巻第4号、2005年4月号(東京大学出版会


松浦寿輝氏のアルチュセールアーレント、パース」は、タイトルに掲げられた三人の評伝の読解をつうじて「環境との不適合に苦しんだ知性の劇」を垣間見るエッセイ。

人を不安にさせることのない『知』に、いったいどんな意味があるだろう。


との挑発は肝に銘記しておきたい。


⇒哲劇メモ > 2005/03/29 > [泡][本][文学]鳥とUP
 http://d.hatena.ne.jp/clinamen/20050329#p2


恒例のアンケート「東大教師が新入生にすすめる本」を掲載。各分野の先生方が、


 1)私の読書から――印象に残っている本
 2)これだけは読んでおこう――研究者の立場から
 3)私がすすめる東京大学出版会の本
 4)私の著書


を選んでいる。書目が興味深いことはもちろんのことながら、先生方はお互いにお互いの推薦書をどの程度読んでいるのだろうか、なんて余計なことが気になりもする。


東京大学出版会 > 『UP』目次
 http://www.utp.or.jp/up/up-new.html