『大航海』 No.56(新書館、2005)


特集は、「インターネットの光と闇」

小倉紀藏「インターネット・コリアの思想」
・作田明「少年犯罪とインターネット」
斎藤環×鈴木謙介「インターネット?カーニヴァル
佐藤俊樹「深くて浅い世界と私 コミュニケーションのメタ自由をめぐって」
北田暁大「「公/私」の解体、「再帰/反省」の再構築」
・和田伸一郎「インターネットに倫理は可能か イラク邦人人質事件を例に」
歌田明弘「インターネットは反・民主主義か ブドウを欲しがらなくなったキツネ」
浅野智彦「ネットは若者をいかに変えつつあるか」
荷宮和子「ネットの持つ力の限界」
妙木浩之「心のインターネット」


特集記事のほかには、岩井克人氏と三浦雅士氏の対談「資本主義から市民主義へ——信託関係が意味するもの」安藤礼二氏のユリシーズの帰還——折口信夫死者の書』再考」など。多木浩二氏の連載「未来派という現象」の第7回は「雑音が音楽を変える——バリッラ・プラテッラとルイジ・ルッソロというタイトルで興味深い。


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