しばらく前の話になってしまいますが、相棒・吉川浩満id:clinamen)とともに、メールマガジン「週刊ビジスタニュース」(2008/10/22号)に「貧困と哲学」を寄稿しました。


貧困と哲学者たちといえばまっさきに思い浮かぶのは、紀元前4世紀ごろの古代ギリシアで活動したとされるディオゲネスという哲学者。物質的生活はおろか文化的生活をも無用とするキュニコス派犬儒派)の哲学者らしく、樽のなかに住んで犬のような暮らしをしていたこという。そこから、「樽のディオゲネス」とか「犬のディオゲネス」などとも呼ばれた。


とにかくこのディオゲネスという人物、おかしなエピソードには事欠かない。たとえば、かのアレクサンドロス大王から「なにか希望はないか?」と尋ねられたとき、「そこに立たれると日陰になるからどいてくれ」と答えたとか(彼は日向ぼっこをしていたのである)。


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⇒週刊ビジスタニュース > 2008/10/22
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