新たなる百学連環


7月22日(水)に、一橋大学大学院言語社会研究科にて、ゲストレクチャーを行いました。


今回は、「新たなる百学連環」と題して、学術学術分類の系譜(今回はヨーロッパについて)を少し垣間見るという内容です。


アリストテレスストア派アウグスティヌス、カッシオドルス、フーゴー、ソールズベリーのジョン、ルルス、デカルト、ベイコン、ダランベール、アンペール西周ドゥルーズガタリといった人々が提示した学問体系のかたちを眺め、現在行われている理系/文系(自然科学/人文学)といった二分法の来歴を訪ねるといった主旨でした。


40分ほど話した後で、聴講してくださった皆さんからのご意見やご質問を受けて、少しやりとりをしました。


お招きくださった武村知子さんや、場を提供してくださった佐野泰雄研究科長をはじめ、参加してくださった皆さんに感謝します。


この件に関しては、引き続き古今東西学術についてその歴史や系譜を追跡してゆく予定です。


教えに行っている専門学校が夏休みに入ったこともあり、開店休業中の拙サイト「哲学の劇場」でも、このテーマを中心にサイトを拡充したいと考えていますが、さて、うまく進められるでしょうか。


一橋大学大学院 言語社会研究科
 http://gensha.hit-u.ac.jp/