【新連載】「百学連環」徹底読解



 年始めにこの場所で、西周の「百学連環」講義の現代語訳+注釈の私家版をこしらえたいと思っていると、ささやかな抱負を述べておりましたところ、三省堂出版局・辞書出版部の荻野真友子さんから、三省堂が運営しているサイトで連載をしませんかと、とてもうれしいお声かけをいただきました。


 「百学連環」を、もそっと読みやすい状況にするということは、ここしばらく実現させたい(自分が直接携わらないとしても)と思っていたことでもありましたので、願ってもないお申し出であります。


 唯一の懸念は、並み居るその道の専門家の先生たちのあいだに、私のような門外漢が紛れ込んで大丈夫だろうかということですが、ダメなら最初からお声かけいただいていないだろうと、そこは自分に都合よく考えて、なけなしの蛮勇をふるって取りかかった次第です。


 本日、04月08日(金)に初回を掲載していただき、以後、毎週金曜日に更新する予定です。


 1881年(明治14年)に創業されたという三省堂は、今年で130周年とのこと。明治から昭和初期にかけての三省堂の書物は、国立国会図書館近代デジタルライブラリーで、「三省堂」と検索をかけると見ることができます。


 そうそう、言い忘れましたが、上に引用した写真の男前は西周です。


三省堂 > ワードワイズ・ウェブ > 「「百学連環」を読む」
 http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/wp/2011/04/08/%E3%80%8C%E7%99%BE%E5%AD%A6%E9%80%A3%E7%92%B0%E3%80%8D%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB/


近代デジタルライブラリー
 http://kindai.ndl.go.jp/index.html