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図像蒐集#002 A-1


パネルA-1

星座の描かれたオランダの天球図、
彩色銅版画、1684年。
上部に「星図または天球図(Sterre Kaert of Hemels Pleyn)」とある。この天球図は18世紀にたびたび複製・出版されている。

(『ムネモシュネ・アトラス』、p.14)

Mercator style projection of the entire night sky showing all the heavenly bodies and with panels of astrological notations below. Prepared by Remmet Teunisse Backeret et engraved by J. de Broen, it was originally published c.1684 by Johannes van Keulen. It was subsequent republished until last edition by Elwe in 1792. The 1713 issue by Danckerts is uncommun.

http://www.swaen.com/antique-map-of.php?id=14779の解説)


作者は、オランダの地図制作者ヨハネス・ファン・コイレン(Johannes van Keulen, 1654-1715)。


■メモランダム



星図(star atlas; star map)とは、天球上の恒星の位置などを示す図。ここに掲げられたコイレンによる星図には、星の位置だけでなく、星座を表すさまざまな生き物や物が、名前と共に記されている。というよりも、ほとんどそうした図のほうが主役であるようにも見える。外側には、月と十二宮の対応、左右方向には360度の幅、上下方向には180度の幅で、10度刻みの数値、1度ごとに白と黒の帯が描かれている。


・天体を地上(あるいは人間の想像)と対応させるという発想。類似に基づく宇宙の把握。


・数ある星図の中で、とりわけこの星図が選ばれたのはなぜか。


・コイレンの星図に描き込まれたものをリストアップしてみること。


星図の歴史を辿ってみること。


・他の文明で制作された星図と比較してみること。例えば、中国でつくられた二十八宿の体系に基づく図、古代エジプト星図など。(図は、敦煌の天文図)


■図像へのリンク


⇒Antique Maps and Atlases > Sterre Kaert of Hemels Pleyn
 http://www.helmink.com/Antique_Map_Elwe_Celestials/indexhr.php
 上図のURL。他にも古地図を掲示しています。


⇒Antique Map Price and high resolution image source > Sterre Kaert of Hemels Pleyn
 http://www.swaen.com/antique-map-of.php?id=14779
 星図を拡大して細部を見られます。




■資料へのリンク


*ひとまずこの項目に関連しそうなリンクを放り込み、数が増えてきたら分類・整理し直します。


wikipedia > Johannes van Keulen
 http://en.wikipedia.org/wiki/Johannes_van_Keulen
 この星図の作者ヨハネス・ファン・コイレンに関する記述(英語)。


⇒Doorzoek het Geheugen van Nederland > Atlassen uit het Scheepvaartmuseum
http://www.geheugenvannederland.nl/?/nl/collecties/atlassen_uit_het_scheepvaartmuseum/johannes_van_keulen
 ディジタル・コレクション「オランダの記憶」にあるコイレンに関するページ。


⇒International Dunhuang Project(国際敦煌項目)
 http://idp.bl.uk/idp.a4d


■『ムネモシュネ・アトラス』


⇒版元ドットコム > 『ムネモシュネ・アトラス』
 http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7566-1222-9.html


⇒作品メモランダム > 2012/04/05 イメージの巨大地図を読み解く
 http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20120405/p1


*文献など、関連情報は随時追記してゆこうと思います。