文芸季評「文態百般」第2回

河出書房新社の「Web河出」に、文芸季評「文態百般」の第2回が掲載されました。

 

今回から「群像」「新潮」「すばる」「文學界」「文藝」の五誌に加えて、「小説トリッパー」「たべるのがおそい」「三田文學」「早稲田文学」の四誌を観測範囲に加えます。これらの九誌に掲載された文芸作品のリストも掲げています。これをご覧いただくと、この3カ月でどんな作品が発表されたのかを確認いただけます。

次号以降も、観測範囲を広げて参る所存です。いったいどこまで広がってしまうのだろうか……。理想的には国内だけでなく、他の地域の他の言語で書かれた文芸誌も観察範囲に含めたいと念じております。比較文芸誌批評と申しましょうか。

今回は「数学セミナー」で連載中の「数学短歌」にも触れています。

では、肝心の作品については、どれを選んでコメントをしているか、ご覧いただければ幸いです。