レポート:ヒロ・ヒライ+山本貴光『ルネサンス・バロックのブックガイド』刊行記念対談

3月9日の夜にジュンク堂書店池袋店で開催されたヒロ・ヒライさんとの対談について、工作舎のウェブサイトにレポートが掲載されました。

ヒライさんが監修した『ルネサンス・バロックのブックガイド』(工作舎)の刊行記念の催しです。ご来場いただきありがとうございました。

ヒライさんとは、昨年、ローレンス・プリンチーペ『錬金術の秘密』(ヒロ・ヒライ訳、BH叢書、勁草書房)の刊行を記念した対談ではじめてお話しして以来、二度目の対談となりました。

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(写真は工作舎ウェブページからリンクしています)

 

話は同書の企画・編集の経緯から、編集者・二宮隆洋さんについて、ヒライさんご自身の関心の来歴、ルネサンスというものの見方、ブックガイドの中身について、正味70分ほどの対談時間はあっという間に過ぎ去ったのでした。

ヒライさんが専門とするルネサンス思想、インテレクチュアル・ヒストリーのご研究はもちろんんこと、研究者のネットワークをつくり、ウェブサイト「ヘルメスの図書館(bibliotheca hermetica)」の20年近くに及ぶ運営を通じて知をアカデミアの外に開く活動を拝見してきた身としても、ユーモアを交えて穏やかにお話しするヒライさんとの対話の時間はたいへん楽しいものでした。

最後に今後のこうした出版プロジェクトのご予定はと伺ったところ、まだ明かせませんが進行中ですとおっしゃっていました。これも楽しみに待ちたいと思います。

私も『ルネサンス・バロックのブックガイド』を頼りに、未読の本を集め読もうと思います。