柏書房のwebマガジン「かしわもち」の連載「絶版本」の最終回に、吉川浩満くんとともに寄稿しました。
「「絶版」ガモンダイなのだ」と題して、対談形式でお送りしております。
「週刊読書人」2022年4月1日号(第3434号)に、大田暁雄『世界を一枚の紙の上に――歴史を変えたダイアグラムと主題地図の誕生』(オーム社)の書評を書きました。
同書は『idea』(誠文堂新光社)の連載をもとにつくられた本で、そのままでは見ることのできない「世界」なるものを、いかにして一枚の紙の上にあらわすかという創意工夫と試行錯誤の歴史を追跡しています。連載中から、毎回楽しみに読み、本にならないかなと期待しておりました。
アレクサンダー・フォン・フンボルトの「自然画」や『コスモス』の検討から始まる同書は、知識や認識の表現について関心を持つ者としては実に興味の尽きない内容で、今後とも末永く座右に置いて、ことあるごとに参照することになるでしょう。
『現代思想』2022年4月号「特集=危機の時代の教育」(青土社)に「試行錯誤のすすめーープログラミング教育に必要不可欠な姿勢について」を書きました。
『波』2022年4月号(新潮社)に、沖田瑞穂『すごい神話 現代人のための神話学53講』(新潮選書)の書評を書きました。
「現代に転生する世界の神話」と題して、ゲーム制作と絡めつつ同書の読みどころを述べております。
『グラフィックデザイン・ブックガイド 文字・イメージ・思考の探求のために』(グラフィック社、2022.03.25) に「人体と文体のあいだで起きること――読む/見るを考えるためのブックガイド」を書きました。
同書の詳しい目次は、下記リンク先でどうぞ。
2022年3月25日(金)の夜に、マルジナリア書店から「人文的、あまりに人文的」第100回を記念してライブ配信を行いました。
よもやこんなに続くとは思いませんでしたが、これもひとえにご視聴くださっているみなさんのおかげです。ありがとうございます。
当日は、会場のご提供から、プレゼント企画まで、マルジナリア書店/よはく舎の小林えみさんにご協力いただきました。
ライブ配信中は、チャット欄を通じてたくさんのコメントもいただきました。
また、川勢七輝さんからお祝いメッセージ入りのカステラを、竹田信弥さん(双子のライオン堂)、川勢七輝さん、宮崎智之さん、石田月美さん、平山亜佐子さんから、お祝いのコメントを頂戴しました。
みなさん、ありがとうございます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
そうそう、プレゼント企画については、上記YouTube動画の概要欄に応募方法を記してあります。3月末日締め切りですので、ふるっとご応募くださいませ。
シブヤ大学のZINE制作プロジェクト「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」第3回は「生活を知る」をテーマに、小川さやかさんにお話を伺いました。
聞き手は、吉川浩満くんとわたくしです。