対談:安田登+山本貴光「古代文字が開く、冒険への扉」

2022年06月30日(木)の夜、安田登さんの新著『魔法のほね』(亜紀書房)の刊行を記念して対談「古代文字が開く、冒険への扉」を行います。会場は、八重洲ブックセンター本店(東京)です。

安田さん初の小説で、小学生から楽しめるように書かれているとのこと。かつて教育ゲームの開発に携わったり、大学でシリアスゲーム論を講義したりした経験からもお尋ねしたいことがあれこれあります。お楽しみに。

 

www.yaesu-book.co.jp

『国定版ガリレオ・ガリレイ全集(Le Opere di Galileo Galilei)』

『国定版ガリレオ・ガリレイ全集(Le Opere di Galileo Galilei)』(全20巻、1890-1909)は、ガリレオ博物館(museo galileo)のウェブサイトで電子化したものが公開されています(下記リンク参照)。

デジタル版はもちろんありがたいのですが、読み込んだり、全巻の様子を頭に入れたりするためにも、本を手元に置きたいなと思ってAbeBooksを探したら、手頃なものが出ていたので注文したのでした。

1960年代に刊行されたリプリント版で、ページはアンカットのままでした。ナイフを入れながら読みます。

全巻の構成については、そのうち詳細を記したいと思います。

 

また、ついでのことと調べてみたら、この全集には近年になって補巻が4冊出ていることを知りました。

Vol. 1: Iconografia galileiana, a cura di F. Tognoni, Firenze, Giunti, 2013.

Vol. 2: Carteggio, a cura di M. Camerota e P. Ruffo, con la collaborazione di M. Bucciantini, Firenze, Giunti, 2015.

Vol. 3: Testi, a cura di A. Battistini, M. Camerota, B. Ernst, R. Gatto, M. Helbing e P. Ruffo, Firenze, Giunti, 2017.

Vol. 4: Documenti, a cura di M. Camerota e P. Ruffo, Firenze, Giunti, 2019.

これも機会があれば手にして読んでみたいと念じております。

 

⇒museo galileo > Opere di Galileo Galilei
 https://bibdig.museogalileo.it/Teca/Viewer?an=328457
 『ガリレオ・ガリレイ全集』電子版のファイルが公開されています。

⇒museo galileo > Aggiornamento dell'Edizione Nazionale delle Opere di Galileo Galilei
 https://t.co/pwjZMy0Ne4
 同全集への補巻について説明したページ。

⇒Giunti Editore > Le Opere di Galileo Galilei - Appendice Vol. I
 https://www.giunti.it/catalogo/le-opere-di-galileo-galilei-appendice-vol-i-9788809776180
 同全集補巻 Vol. 1の紹介ページ。

⇒Biblioteca Nazionale Centrale di Firenze > Manoscritti e Rari
 https://www.bncf.firenze.sbn.it/manoscritti-e-rari/#Galileiani
 フィレンツェ国立中央図書館のサイトにある手稿コレクションのページ。

⇒Biblioteca Nazionale Centrale di Firenze > Galileiani
 https://teca.bncf.firenze.sbn.it/manos/browse.jsp?idF=15&resultset=200&perpage=200
 まだよく見ていないが、同図書館が公開しているガリレイの手稿集か。

動画:「人文的、あまりに人文的」#113 リクエスト企画「哲学書の読み方(2)」

吉川浩満くんとともにお送りしているYouTube動画「人文的、あまりに人文的」の第113回は、いただいたご質問にお答えするリクエスト企画です。第111回でお答えした「哲学書の読み方」に対するさらなるお尋ねにお答えしてみました。

 

www.youtube.com

寄稿:鷲見洋一『編集者ディドロ』(平凡社)書評

「日本経済新聞」2022年6月18日号の書評欄に、鷲見洋一『編集者ディドロ 仲間と歩く『百科全書』の森』(平凡社、2022)の書評を書きました。

トラブルに継ぐトラブルにまみれたこの巨大プロジェクト、現代なら大規模ソフトウェアの開発に通じていそうと思ったりして。

www.nikkei.com

寄稿:「異界をつなぐエピグラフ」第6回(創元社note部)

創元社note部での連載「異界をつなぐエピグラフ」の第6回を書きました。

今回は、「ペレック先生、困ります」と題して、ジョルジュ・ペレックによるエピグラフやエピグラフっぽいものや、エピグラフかどうか分からないものについてあれこれ眺めております。

 

note.com