吉川浩満『哲学の門前』(紀伊國屋書店)

吉川浩満くんの新著『哲学の門前』(紀伊國屋書店)が刊行されました。

紀伊國屋書店のPR誌『scripta』の連載をもとにつくられた随筆集です。

以前、マルジナリア書店に1日店長としてお邪魔した際、『人文的、あまりに人文的』をお買い上げのみなさんに配付した「吉川浩満くんのこと」も収録されております。

store.kinokuniya.co.jp

「世界を変えた書物」展のポスター完成

2022年10月末から11月にかけて開催される「世界を変えた書物」展(金沢展)のポスターが完成しました。

デザインは白井敬尚さんで、2種類あります。

「世界を変えた書物」展については、下記ウェブページをご覧ください。

(といっても、まだトップページのみですけれど)

www.kanazawa-it.ac.jp

 

「科学から空想へ」エピソード3

杉本博司さんをホストとする対談シリーズ「科学から空想へ」のエピソード3が公開されました。

今回は鏡リュウジさんをゲストに「マクロコスモスとミクロコスモスのあいだで」というテーマでお話ししています。

司会は橋本麻里さん。SONYのSTAR SPHEREプロジェクトの一環として行われているものです。

わたくしは、橋本さんとともにこの対談シリーズの企画・司会を務めております。

www.youtube.com

 

対談:飯間浩明+川添愛「現代語という不可解なもの――語彙と文法の波間に」(『ユリイカ』2022年8月号)

『ユリイカ』2022年8月号(青土社、2022.07.26)特集「現代語の世界」の鼎談で、飯間浩明さん、川添愛さんとお話ししています。

また、巻末に「うつろう言葉の捉え方 「現代語」を考えるためのブックガイド」を書きました。よろしくお願いいたします。

www.seidosha.co.jp

寄稿:「異界をつなぐエピグラフ」第7回(創元社note部)

創元社note部の連載「異界をつなぐエピグラフ」第7回を書きました。

「これが最初のエピグラフ?」と題してジェラール・ジュネットのエピグラフ論を眺めています。そこで触れられているラ・ロシュフコー『箴言集』のエピグラフについて五つの版を見比べたりも。

今回は、ジェラール・ジュネットの『スイユ』(和泉凉一訳、叢書記号学的実践20、水声社、2001)にも触れています。

ところでこの本、紀伊國屋書店や版元ドットコムなどのネット書店のデータベースで、品切れや注文不可の表示になっているため(Amazonでは扱っていない)、てっきり品切れ中かと思っていたところ、版元からコメントを頂戴したのでした。

まさかの在庫あり。

というわけで、私の目に入った範囲でも、何人かの方が注文をしたようです。

あるならあると言ってよ!(笑)

note.com

『田中美知太郎全集 増補版』(全26巻、筑摩書房、1987-1990)

本が届いた。今日はいい日だ。

『田中美知太郎全集 増補版』(全26巻、筑摩書房、1987-1990)

ある大学図書館の除籍本。この全集、プラトンやプロティノスなどの翻訳も収めているのですね。『ギリシア語入門』(松平千秋との共著、岩波書店)は入っていないようでした。読む読む。

 

寄稿:「文芸的事象クロニクル」(『文藝』2022年秋季号)

『文藝』2022年秋季号(河出書房新社、2022.07.07)に連載「文芸的事象クロニクル」を書きました。その名の通り、文芸的な事象からいくつかを選んで年表を編んでおります。

www.kawade.co.jp