2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

★ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(御輿哲也訳、岩波文庫赤291-1、岩波書店、2004/12、amazon.co.jp) Virginia Woolf, TO THE LIGHTHOUSE(1927)

★伊藤一彦編『若山牧水歌集』(岩波文庫緑52-1、岩波書店、2004/12、amazon.co.jp) 牧水(1885-1928)の短歌およそ1700首を選んだ新編集版。

★メルヴィル『白鯨(下)』(八木敏雄訳、岩波文庫赤308-3、岩波書店、2004/12、amazon.co.jp) Herman Melville, Moby-Dick; or, Whale(1851) 従来の岩波文庫版(阿部知二訳)にかわる新訳版も下巻で完結。解説とメルヴィル略年譜つき。訳者あとがきによる…

★D.H.ロレンス『チャタレー夫人の恋人』(武藤浩史訳、ちくま文庫ろ5-1、筑摩文庫、2004/12、amazon.co.jp) David Herbert Lawrence, Lady Chatterley's Lover(1928) ちくま文庫オリジナルの新訳版。

★『井伏鱒二文集 第4巻??歴史に遊ぶ』(ちくま文庫い51-4、筑摩書房、2004/12、amazon.co.jp) 「井伏鱒二文選集」(全4巻)の第四回最終配本は歴史小説。

★ルドルフ・シュタイナー『魂のこよみ』(高橋巌訳、ちくま文庫し22-1、筑摩書房、2004/12、amazon.co.jp) Rudolf Steiner, Anthroposophischer Seelenkalender(1912) 一週間ごとに一篇の文章を配したカレンダー。和独対訳。親本は1985年にイザラ書房から刊…

★『辻静雄コレクション第3巻??ヨーロッパ一等旅行/パリの料亭』(ちくま文庫つ12-3、筑摩書房、2004/12、amazon.co.jp) 全3巻の配本はこれにて終了。

★『Arne』No.10、2004/12/15(イオグラフィック) ☆特集=赤木智子さんの家の仕事 村上春樹さんのご自宅を訪問した「村上春樹さんのおうちへ伺いました。」という記事もおもしろい。 ⇒イオグラフィック http://www.iog.co.jp/

★『ImageForum』NO.120、1990年04月号(ダゲレオ出版) 「映画の正しい復元法」、「危ない!8ミリ映画の存続」などの特集を組んだ1990年4月号。東京国立近代美術館フィルムセンター主幹・大場正敏氏へのインタヴュー「オリジナルにいかに近づけるか」や、ジ…

★寺田寅彦『映畫藝術』(岩波講座 日本文學、岩波書店、1932/08) 寺田寅彦による映画論。わずか38ページながら映画の核心を複眼的につかむ論述で興味深い。岩波講座の日本文学は何度か刊行されていると思うけれど、この時代(昭和7年)の版ではどういった構…

映画のあとで、神保町へくだってゆく。今日も今日とて性懲りもなく書物を手にする。ちくま文庫の12月新刊を中心に。 ★『小林秀雄全作品27??本居宣長(上)』(新潮社、2004/12、amazon.co.jp)

★『映画作家ストローブ=ユイレ/あなたの微笑みはどこに隠れたの?』(2001, 104min) Où gît votre sourire enfoui? ペドロ・コスタによるドキュメンタリー。ストローブとユイレが、『シチリア!』の別ヴァージョンを編集する風景を撮ったもの。カメラはほ…

★『シチリア! ひどすぎる、世界を侮辱するなんて』(1998, 66min) Sicilia! Troppo male offendere il mondo イタリアの作家エーリオ・ヴィットリーニ(Elio Vittorini, 1908-1966)の小説『シチリアでの対話』(Conversazione in Sicilia)(1941)に基づ…

2004年12月01日にはじまった、「ストローブ=ユイレの軌跡 1962-2000」も、今日で最終日。結局、『花婿、女優、そしてヒモ』、『オトン』、『歴史の授業』の三本を見逃す結果となった(『放蕩息子の帰還/辱められた人たち』は今回上映されなかった)。次の…

そんなわけで、本日手にした書物たちについてのメモランダム。 ★エリー・フォール『美術史3――ルネサンス美術』(森田義之+小林もり子訳、国書刊行会、2004/12、amazon.co.jp) Élie Faure, Histoire de l'art: L'art renaissant(1914) 『美術史1――古代美術…

雑誌の特集

『週刊読書人』の今週号は、「年末回顧総特集」と題して各分野ごとの識者による2004年の収穫を報じている。各分野とは、哲学、政治学、経済学、社会学、日本文学、フランス文学、韓国文学、ロシア文学、英米文学、ドイツ文学、アフリカ文学、イタリア文学、…

★『ロベール・ブレッソンの映画』(1999) ストローブ=ユイレ上映特集で訪れたアテネフランセ文化センターにて入手。1999年の第12回東京国際映画祭で行われたロベール・ブレッソン特集上映にさいして編まれた一冊。関係者やさまざまな作家・批評家によるブ…

★『フォーサイト』第16巻第1号通巻178号、2005年1月号(新潮社)

★『早すぎる、遅すぎる』(1980-81, 101min) ★『アン・ラシャシャン』(1982, 8min) ★『アメリカ(階級関係)』(1983-84, 126min) ★『エンペドクレスの死』(1986, 32min) #メモはまたあとで。

電子辞書

ソニーの新型電子辞書は、8ヶ国語モデルというのがあるらしい。むむー。 ⇒SONY > 電子辞書 > EBR-S8MS http://www.sony.jp/products/Consumer/DD/EBRS8MS/index.html

★『カンフーハッスル』 #メモ作成

★『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』(1967-68, 93min) #メモ作成

★E.ヨーハン+J.ユンカー『ドイツ文化史』(三輪晴啓+今村普一郎訳、サイマル出版会、1975) Ernst Johann + Jörg Junker, Deutsche Kulturgeschichte der letzten hundert jahre (Nymphenburger Verlagshandlung, 1970) 1860-1960年のドイツ文化史を概観す…

アテネ・フランセでストローブ=ユイレの『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』を観てから神保町のほうへ。途中、古本屋の軒先で『ドイツ文化史』(サイマル出版会)なる本が特価で出ているのを発見して手にする。サイマル出版会刊行の本で気になる本がい…

その他、気になっている書物の覚書。 ☆M.ダメット『真理と過去』(勁草書房) ☆V.ブライソン『争点・フェミニズム』(勁草書房) ☆生明俊雄『ポピュラー音楽は誰が作るのか』(勁草書房) ⇒勁草書房 http://www.keisoshobo.co.jp/

ことのついでに、同紙で報じられている新刊予定から気になるものをピックアップ。 ☆細見和之『アドルノの場所』(12月中旬予定) ☆ジョン・ロールズ『ロールズ 哲学史講義(上下)』(上巻は2005/01上旬予定、下巻は2005/02中旬予定) ☆岩淵達治『ブレヒトと…

『出版ダイジェスト』No.37 2004冬「みすず書房の本」(2004/12/11、第1986号)をうちながめていると、ロシアの科学者レフ・ランダウ(1908-1968)関連の新刊予告が目にとまる(とまるもなにも一面なのだが)。 ★佐々木力+山本義隆+桑野隆編訳『物理学者ラ…

★『労働者たち、農民たち』(OUVRIERS, PAYSANS)(2000, 123min) エリオ・ヴィットリーニの小説『メッシーナの女たち』(未邦訳)に基づいた作品。映画の脚本は、冊子『労働者たち、農民たち』(細川晋編、アテネフランセ文化センター監修・発行、2002/12…

私たちは人生は短いことを知っている。自分たちのすることはすべて、自分たちのすべき最後のことであるかのように行います。 (★フレデリック・ボノーによるインタヴューでのストローブの発言より)

★土田直鎮『日本の歴史5――王朝の貴族』(中公文庫S2-5、中央公論新社、2004/09、amazon.co.jp) ★竹内理三『日本の歴史6――武士の登場』(中公文庫S2-6、中央公論新社、2004/10、amazon.co.jp) 1965-1967年に刊行された『日本の歴史』(全26巻)の新装版。出…