2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

★『Elephant』プログラム

★magazine littéraire, No 431 MAI 2004 George Sand: une rebelle face à son siècle

★『情況』第3期第5巻第6号 2004年6月号(情況出版社) 特集=哲学者としての廣松渉 ・廣松渉「論文梗概添付票」 ・廣松渉「カントの『先験的演繹論』」(目次・序文、緒論) ・廣松渉「私の履歴書」 ・牧野英二「廣松渉『カントの先験的演繹論』(修士論文)…

渋谷シネ・アミューズで上映中の映画『永遠のモータウン』(Standing in the shadows of Motown, 2002, アメリカ)を観た。 「エルヴィス、ビーチ・ボーイズ、ローリングストーンズ、そしてビートルズ。すべてのNo.1ヒットを足しても、「彼ら」にはかなわな…

わけあって、『遊』という雑誌のバックナンバーを繰っている。部屋のどこかに埋もれていた創刊号をようやく見つけて、1971年9月に仮面社から刊行された同誌を眺めていると、以前はまったく気にしていなかった書き込みが目にとまる。 ★高内壮介「科学と詩学1―…

★『美術手帖』Vol.56 No.850 2004年6月号(美術出版社) 特集=デジカメ以前/以後――フォトグラフィから「デジグラフィ」へ ★山本英夫『ホムンクルス2』(小学館、2004/05、amazon.co.jp) 頭蓋骨に穴をあける施術「トレパネーション」の効果を確かめたい医…

仕事の区切りがついたので会社を脱出。ソフィア・コッポラの監督第ニ作『Lost in Translation』を観る。 うんたらかんたら、とコメントを拵えたのだったが、ブラウザがフリーズ(だから横着しないでテキストはローカルでこしらえなさい)。 そういえば、ヴェ…

★『週刊読書人』 ★『Lost in Translation』プログラム

★『Lost in Translation』(2003)

★ヘンリー・ミラー『ヘンリー・ミラー・コレクション3 黒い春』(山崎勉訳、水声社、2004/05、amazon.co.jp) Henry Miller, Black Spring (1936) ★ヘンリー・ミラー『ヘンリー・ミラー・コレクション4 クリシーの静かな日々』(小林美智代+田澤晴海+飛田…

★爆発万年筆

書類をば作成していたら、紙面に黒い染が……と思っていたら使っていた万年筆が乾いた音をたてて突如爆発。昨夜インキ壜にさしいれて満タンに補充してあっただけのことはあり、紙面どころかあたり一面をブルーブラックに染めてしまった。液晶モニターはもちろ…

霊魂または心理と訳されたギリシア語 psyche 及びそれにあたるラテン語 anima について、若干の説明をしなければならない。psyche については、ニーチェの学友であったエルヴィン・ローデ(Erwin Rohde)の有名な書物がある。それを待つまでもないことである…

昼、相棒と日吉で本MTG(ワインつき)。 魂の労働に疲弊しがちな今日この頃、心持をすこし変えようとうすた京介の漫画を手にいれて帰る。職場でこれをば読んでいると通りがかりの人から「八雲さん、なぜジャガーなんですか?(てゆうか、この選書の組み合わ…

★ナンシー関『超コラム――テレビCM編』(世界文化社、2004/05、amazon.co.jp) 編集ものですが。何度でもナンシー関。 ★久保田展弘『日本の聖地――日本宗教とは何か』(講談社学術文庫1658、講談社、2004/05、amazon.co.jp) ★エミール・ルートヴィヒ『ナポレ…

でも、だから次の創作への意欲もわくわけです。 この点、ヴィデオ・ゲームやソフトウェアは、version という考え方があるので見えやすいところです。 ゲームをつくる場合、はじめにばーっと妄想したことが100だとすると、実際の仕様やプログラムに実装してゆ…

★本 念校 作品は諦念と覚えたり。

★iiv booklounge http://www2.iiv.ne.jp/booklounge/ 著者・訳者がその著書・訳書について動画で語る iiv booklounge。五月第三週はさきごろ全5分冊が完訳なったアテナイオス『食卓の賢人たち』(京都大学学術出版会)の訳者・柳沼重剛さん。古代ギリシアの…

★『新潮』第101巻第6号 2004年6月号(新潮社) ・谷沢永一+坪内祐三「徹底討議 文壇と新潮の栄枯盛衰一世紀」 ・曾根博義「新潮一〇〇年史」 ・福田和也「わが戦前――平成年間の感情、思想、文芸」 ・古井由吉+高橋源一郎+島田雅彦「罰当たりな文士の懺悔…

というわけで今日も(以下略)。

★斎藤充功『昭和史発掘——幻の特務機関「ヤマ」』(新潮新書026、新潮社、amazon.co.jp) 「ヤマ」とは戦時下に設置されていたという軍の防諜機関の通称。資料に乏しいなか、同機関に勤務していた友源次郎の手記にたどりついた著者が同手記その他の資料に基づ…

一日コンピュータにも触れず、ネットワークにも接続せず。なにやら清々しいのは気のせいばかりではあるまい。 宮城道雄(1894−1956)の作品集『宮城道雄作品大全集』(全13ディスク、ビクター伝統文化振興財団、1993、VZCG-8042〜54、amazon.co.jp)をかたわ…

★左右をよく見てわたりませう

飛行機に乗るまえに雑誌を買い求める。一冊は『正論』2004年6月号(産経新聞社)、もう一冊は『論座』2004年6月号(朝日新聞社)。 座席についてシートベルトをしめる。さて、どちらから目を通すか。やはりネタとしての期待が高い―― ・石川水穂「サヨクを論…

そして今日も仕事ですがなにか?(萎え進行)

気をとりなおして―― ★前田英樹『絵画の二十世紀――マチスからジャコメッティまで』(NHK BOOKS996、日本放送出版協会、2004/04、amazon.co.jp) を読みはじめる。 19世紀なかばの写真機の登場をうけて、画家は「写真ならざる絵画の面目というものを、改めて、…

★『数学文化』002(日本評論社) 特集=数遊び・ことば遊び ・鳴海風「幕末の数学者 小野友五郎――日本の近代化を促した幕臣と和算家」 ・佐藤健一「目付字で遊ぼう」 ・上野健爾「『勘者御伽雙紙』とコンピュータ」 ・E.フッサール「変分法への寄与」第1章(…

これ、使い勝手はいかがだろうか。試してみよう。 ★紙 http://www.ki.rim.or.jp/%7Ekami/

事情が許せば参じたい、のだがなぜか今日も会社にいるわたくし。

★ボンジョルノ・パゾリーニ 今年もまた(?)パゾリーニをスクリーンで観られる機会がやってきました。「ボンジョルノ・パゾリーニ」と題して、以下の作品が上映されます(ユーロスペース@渋谷)。 ★『アッカトーネ』(1961) ★『マンマ・ローマ』(1962) …

今日も今日とて会社の仕事。 orz

★『未来』No.452 2004年5月(未來社) ・仲里効「1972オキナワ――映像と記憶1」 ・大宮勘一郎「大学の余白/余白の大学」 ・森元庸介「楽しめ、とかれはいう――オタール・イオセリアーニについて」 ・田村尚子「眼の森1」 ・竹峰義和「ハリウッドのアドルノ1――…

ゴールデンウィーク最初で最後の日(おかしいなァ)。 上野の公園口に降り立つと、そこは連休の世界。あふれかえる人。路上の大道芸。群舞するハト。文化施設が集中している他方で、どこか垢抜けずひなびた温泉街あるいはさびれた商店街の風情をただよわせる…