筑摩書房

★藤森照信『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書012、筑摩書房、2005/05、amazon.co.jp)#0392 藤森照信(ふじもり・てるのぶ, 1946- )氏の新著は『人類と建築の歴史』。「人類と」というところに注目。建築史の本なのだが、「マンモスを食ってたころ」…

★渡邊二郎『はじめて学ぶ哲学』(ちくま学芸文庫ワ3-4、筑摩書房、2005/04、amazon.co.jp)#0368 渡邊二郎(わたなべ・じろう, 1931- )氏による哲学入門書。親本は、放送大学の教材『哲学入門』として刊行されていたもの。 初学者向けに書かれた教科書なの…

★エドマンド・スペンサー『妖精の女王 1』(和田勇一+福田昇八訳、ちくま文庫す16-1、筑摩書房、2005/04、amazon.co.jp)#0367 Edmund Spenser, The Faerie Queene (1590-1596) イギリス・ルネサンス期の詩人エドマンド・スペンサー(Edmund Spenser, 1552?…

ことのついでに、ちくま学芸文庫、2005年04月の新刊書目。個人的には未読の西郷さんの『古事記注釈』に注目。 ★若桑みどり『イメージを読む』 (ちくま学芸文庫、筑摩書房、2005/04, amazon.co.jp) かつて(1993年)、ちくまプリマーブックスに入っていた本…

★辻惟雄『奇想の図譜——からくり・若沖・かざり』 (ちくま学芸文庫ツ7-2、筑摩書房、2005/04, amazon.co.jp)#0356 『奇想の系譜――又兵衛―国芳』(ちくま学芸文庫ツ7-1、筑摩書房、2004/09、amazon.co.jp)に続いて辻惟雄(つじ・のぶお, 1932- )氏の『奇想…

ちくま文庫、2005年04月の新刊は以下のラインナップ。個人的には大竹伸朗、涙香、志ん生、足穂、スペンサーは読まねばと思っている。 ★辰巳芳子『味覚旬月』(ちくま文庫、筑摩書房、2005/04、amazon.co.jp) ★北原尚彦『奇天烈!古本漂流記』(ちくま文庫、…

★猪野健治『日本の右翼』(ちくま文庫、筑摩書房、2005/04、amazon.co.jp)#0353 右翼とはなにか? これはわかりやすいようでいて、その実、実体がよくわからないもののひとつではないかと思う。いまふつうに右翼といったら人が思い浮かべるのは、黒塗りで軍…

ちくま新書、2005年4月の新刊書は以下の書目。 ★内田隆三『社会学を学ぶ』(ちくま新書527、筑摩書房、2005/04、amazon.co.jp) ★義江明子『つくられた卑弥呼——〈女〉の創出と国家』(ちくま新書528、筑摩書房、2005/04、amazon.co.jp) ★桑原茂夫『この博物…

★内田隆三『社会学を学ぶ』(ちくま新書527、筑摩書房、2005/04、amazon.co.jp)#0344 内田隆三(うちだ・りゅうぞう, 1949- )氏の新著。内田氏がいかにして社会学徒となったかという読書遍歴に重ねながら読者を社会学の方へ案内する一冊。なぜ、どのように…

★テリー・イーグルトン『アフター・セオリー——ポスト・モダニズムを超えて』(小林章夫訳、筑摩書房、2005/03、amazon.co.jp)#0331 Terry Eagleton, After Theory (Penguin Books, 2003) テリー・イーグルトン(Terry Eagleton, 1943- )が2003年に刊行した…

#つづく

★『ちくま』NO.408、2005年3月号(筑摩書房) 同冊子掲載の筑摩書房3月の新刊から。 ☆テリー・イーグルトン『アフター・セオリー——ポスト・モダニズムを超えて』(03/24、¥2625) ☆レオン・ポリアコフ『反ユダヤ主義の歴史 I キリストから宮廷ユダヤ人まで』…

★ジャン・コクトー『美女と野獣 ある映画の日記』(秋山和夫訳、リュミエール叢書10、筑摩書房、1991/12、amazon.co.jp)#0249 Jean Cocteau, 《La Belle et la Bête》, Journal d'un film(J.-B. Janin, 1946; Rocher, 1958) ジャン・コクトーによる撮影日記…

★木下順二『To Be, or Not To Be 木下順二対談集』(筑摩書房、1972/05)#0225 劇作家・木下順二(きのした・じゅんじ, 1914- )の対談集。1960年から1970年代の、政治の季節を背景に行われた対談。1968年を考えるための補助線が得られないだろうかとひもと…

★郡司正勝『かぶき――様式と伝承』(ちくま文庫ク12-1、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)#0211 歌舞伎研究家・郡司正勝(ぐんじ・まさかつ, 1913-1998)氏による歌舞伎論集。初版は、寧楽書房から1954年に刊行。 #つづく

★『稲垣足穂コレクション2――ヰタ・マキニカリス(上)』(ちくま文庫い53-2、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)#0210 「稲垣足穂コレクション」(全8巻)の第二回配本。「ヰタ・マキニカリス」全34篇中の20篇。解説は、高原英理氏。

★フリッツ・ザクスル『シンボルの遺産』(松枝到訳、ちくま学芸文庫サ17-1、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)#0209 Fritz Saxl, Lectures(Warburg Institute, 1957) フリッツ・ザクスル(Fritz Saxl, 1890-1948)の講演録 Lectures (全28講演、1957)から…

★森岡正博『感じない男』(ちくま新書521、2005/02、amazon.co.jp)#0193 「男とは」という安易な一般化を退けて、あくまで「私〔森岡〕は」という一人称で語った男の性をめぐる本。他の著者の書物からは得られない異様な読後感(これは褒め言葉です)が従来…

★ジャック・デリダ『パピエ・マシン(上)——物質と記憶』(中山元訳、ちくま学芸文庫テ2-4、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)#0179 Jacques Derrida, Papier Machine(Galilée, 2001) #つづく

★イジドール・デュカス『ロートレアモン全集』(石井洋二郎訳、ちくま文庫ろ6-1、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)#0178 以前、筑摩書房から刊行された『ロートレアモン イジドール・デュカス全集』(2001/03、amazon.co.jp)をもとにした文庫版ロートレア…

★内田樹『先生はえらい』(ちくまプリマー新書002、筑摩書房、2005/01、amazon.co.jp)#0158 「先生は偉い存在なのだから尊敬しなさい」という話ではない。 師弟の関係とは、知識の授受といった商取引のような関係ではなく、「師は私(弟子)が知らないこと…

★『明治文學全集38 岡倉天心集』(筑摩書房)#0153 #つづく

★長山靖生『おたくの本懐――「集める」ことの叡智と冒険』(ちくま文庫な29-2、筑摩書房、2005/01、amazon.co.jp)#0145 本書の原題(親本の書名)を「コレクターシップ」という(刊行は1992年4月。版元はJICC出版局)。ここでいうコレクターシップとはなにか…

★ジャック・デリダ『パピエ・マシン(上) 物質と記憶』(中山元訳、ちくま学芸文庫テ2-4、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)【思想】 Jacques Derrida, Papier Machine(Galilée, 2001) ⇒http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20050210#p4 ★フリッツ・ザクス…

★イジドール・デュカス『ロートレアモン全集』(石井洋二郎訳、ちくま文庫ろ6-1、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)【文学】 ⇒http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20050210#p3 ★『稲垣足穂コレクション2 ヰタ・マキニカリス(上)』(ちくま文庫い53-2、筑…

★森岡正博『感じない男』(ちくま新書521、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp) ⇒作品メモランダム > 2005/02/11 > 森岡正博『感じない男』 http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20050211#p4

■筑摩書房:http://www.chikumashobo.co.jp/top.html

★D.H.ロレンス『チャタレー夫人の恋人』(武藤浩史訳、ちくま文庫ろ5-1、筑摩文庫、2004/12、amazon.co.jp) David Herbert Lawrence, Lady Chatterley's Lover(1928) ちくま文庫オリジナルの新訳版。

★『井伏鱒二文集 第4巻??歴史に遊ぶ』(ちくま文庫い51-4、筑摩書房、2004/12、amazon.co.jp) 「井伏鱒二文選集」(全4巻)の第四回最終配本は歴史小説。

★ルドルフ・シュタイナー『魂のこよみ』(高橋巌訳、ちくま文庫し22-1、筑摩書房、2004/12、amazon.co.jp) Rudolf Steiner, Anthroposophischer Seelenkalender(1912) 一週間ごとに一篇の文章を配したカレンダー。和独対訳。親本は1985年にイザラ書房から刊…