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双子のライオン堂より『草獅子』創刊

書店、双子のライオン堂が創刊した文芸誌『草獅子(そうしし)』創刊号が11/23に刊行されます。 特集は「終末。あるいは始まりとしてのカフカ」。 (書影は、下記公式サイトのものです) 私は特集とは別に書評「絶望から始める文学論」を寄稿しました。 とり…

書評『ハイブリッド・リーディング』(新曜社)

『週刊読書人』の2016年11月18日号(3165号)に書評を寄稿しました。 ★日本記号学会編『ハイブリッド・リーディング――新しい読書と文字学』(新曜社、2016/08) 書名の「ハイブリッド・リーディング」とは、従来の紙を用いた読書と、デジタルの各種装置を用…

「人文的、あまりに人文的」第7回

東浩紀さんが編集長を務めるメールマガジン「ゲンロンβ8」に、吉川浩満くんとの連載書評対談「人文的、あまりに人文的」の第7回を寄稿しました。 今回は、エピクテトス『人生談義』(鹿野治助訳、岩波文庫)、エミール・ブレイエ『初期ストア派哲学における…

「インターフェイスを考える」

hontoの「ブックツリー」というページで、インターフェイスについての本を5冊選んでコメントを書きました。 「インターフェイス」という言葉は、私が仕事で携わっているゲームでもよく使われますが、人によってけっこう違う意味で使っているためか、しばしば…

「描かれる石、描かれない石」

『日経回廊』第9号(日本経済新聞社、非売品)に「描かれる石、描かれない石」というエッセイを寄稿しました。 この号は「石と宝石」という特集で、私はマンガに描かれる石について、マンガその他の図版15点を交えながら6ページほど書いています。 こうした…

「文系/理系の枠を超え、分化していく世界を つなぎとめる」 (対談@B&B)

キンモクセイが香る季節ですね。ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。 2016年10月07日(金)の夜、下北沢にある本屋B&Bにて、三宅陽一郎さんと対談します。 山本貴光×三宅陽一郎 「文系/理系の枠を超え、分化していく世界を つなぎとめる」 『「百学連環」を読…

「知と言葉の連環を見るために」(じんぶんや選書フェア@紀伊國屋書店新宿本店3F)

紀伊國屋書店新宿本店3F人文書コーナーで、じんぶんや選書フェア「知と言葉の連環を見るために」が始まりました。 今回は『「百学連環」を読む』(三省堂)を中心に74冊を選んでおります(品切れ本を含む)。 書き下ろし(1万3千字)のブックガイドも配布中…

『「百学連環」を読む』にかんするあれこれ

『「百学連環」を読む』(三省堂、2016/08)関連のリンクをこのエントリーにまとめております。 ★「日経新聞」(2016.08.14朝刊) https://id.nikkei.com/lounge/auth/password/proxy/post_response.seam?cid=8677051 ★「静岡新聞」 http://square.at-s.com/…

『「百学連環」を読む』(三省堂)と刊行記念イヴェントのおしらせ

たまにはお知らせ以外の詮無いことを書きたいものだと思いつつ、気づけばお知らせばかり書き綴る大人になってしまいました(嗚呼)。 もっとも、かつてならブログに書いていたようなしょうもないことは、それ以前の段階において各種SNSなどに、細かく刻んで…

近刊『脳がわかれば心がわかるか』

お知らせで恐縮です。もう少し先のことですが、6月のはじめに吉川浩満くんとの共著『脳がわかれば心がわかるか』(太田出版)が刊行される予定です。 これはいまから12年前、2004年のロックの日に出た『心脳問題――「脳の世紀」を生き抜く』(朝日出版社)の…

Internet Archiveで読める「四庫全書」

Internet Archiveを利用して「四庫全書」を読めますよ、というブログ記事。 ブログは、トロント大学のチェン・ユータン図書館のもので、最近は更新されていない模様。 ⇒Chen Yu Tung East Asia Library > Siku Quanshu (四庫全書, SKQS) Available Now Throu…

2015年の印象に残った本

2015年に読んだ2015年刊行の本から、印象に残った本を挙げてみます。なんとなく分類しつつ順不同。 ■2015年の印象に残った30冊+α 01. THE BOOK OF TREES―系統樹大全:知の世界を可視化するインフォグラフィックス 作者: マニュエル・リマ(Manuel Lima),三中…

アンケート「2015年の収穫」

『週刊読書人』2015年12月11日号に回答しました。 挙げたい本は数ありますが、今回は歴史に関する3冊を選んでいます。 dokushojin.shop-pro.jp 同紙増刊号の「PONTO」第4号は「LGBT」特集。 http://dokushojin.shop-pro.jp/?pid=96380293

Journal of Arabic and Islamic Studies

★Journal of Arabic and Islamic Studies (Lancaster University) ランカスター大学の『アラブ・イスラム研究紀要』のサイト。 The Journal of Arabic and Islamic Studies (JAIS) is an international, peer-reviewed, open access, academic journal. It i…

ガリレオは、いかに裁かれたのか

★田中一郎『ガリレオ裁判――400年後の真実』(岩波新書1569、2015/10) ガリレオが地動説を唱えたことでローマ教会によって裁判で有罪とされたことは、よく知られているところ。 では、実際の裁判はどういう経過を辿ったのか。ガリレオ裁判資料を読み解き、実…

『ギリシア以前の哲学――古代バビロニアにおける真理の追究』

★Marc Van De Mieroop, Philosophy before the Greeks: The Pursuit of Truth in Ancient Babylonia (Princeton University Press, 2015/10) 『ギリシア以前の哲学――古代バビロニアにおける真理の追究』 これはぜひとも読みたい。 press.princeton.edu

『古語大鑑』

★『古語大鑑』(全4巻、東京大学出版会、2011- ) 全4巻の予定で、2011年に第1巻が刊行された『古語大鑑』。パンフレットに記されていた予定では、第2巻、第3巻が出ている時分だけれど、続刊はどうなっているのだろうか。この辞書は手元に揃えたいのでありま…

コペルニクス『天球回転論』

★Nicolas Copernic, De revolutionibus orbium coelestium / Des révolutions des orbes célestes (3 volumes, LES BELLES LETTRES, 2015刊行予定) ラテン語原文とフランス語訳が入っている様子。3巻で2,700ページ。これは出たら入手しましょう。日本語で読…

ニュートン関連サイト

アイザック・ニュートン関連サイトのメモ。 ⇒The Newton Project http://www.newtonproject.sussex.ac.uk/prism.php?id=1 ニュートンが書き残したものを、刊行されたものも未刊行のものもすべて、オンラインで公開することを目指すプロジェクト。 ⇒Cambridge…

古典ギリシア語辞典

★Franco Montanari, The Brill Dictionary of Ancient Greek (English edition, Brill, 2015) フランコ・モンタナーリの古典ギリシア語=イタリア語辞典 GI - Vocabolario della lingua grecaの英語版。下記のURLは、普及版のものですが、2巻組の豪華版もあ…

「「文」の概念を通して日本「文」学史をひらく」

河野貴美子+Wiebke Denecke+新川登亀男+陣野英則編『日本「文」学史 第一冊 「文」の環境――「文学」以前』(勉誠出版、2015/09)は刊行を待ちかねていた1冊。落手して、目下はその巻頭に置かれたヴィーブケ・デーネーケ氏の「「文」の概念を通して日本「…

The Happy Reader

★The Happy Reader (Penguin books) ペンギンブックスが発行している季刊誌。60ページほどの冊子で、前半は表紙を飾っている人物へのインタヴュー、後半はペンギン・クラシックスに入っている本を1冊とりあげて、ゆったりと紹介。目下は第3号が出たところ。 …

アミーア・アレクサンダー『無限小』

★アミーア・アレクサンダー『無限小――世界を変えた数学の危険思想』(足立恒雄訳、岩波書店、2015/08) Amir Alexander, Infinitesimal: How a Dangerous Mathematical Theory Shaped the Modern World (2014) 「無限小――どんな数よりも小さいが、0ではない…

works in progress

目下は、いくつかの本の企画、執筆、翻訳などを進めております。 10面指し将棋の様相を呈しておりますが、落ち着いて一つずつ形にして参る所存です。

「いつも心にモンダイを――世界と人生を楽しむために」

先日、本ブログでご紹介した、レナード・ムロディナウ『ファインマンさん 最後の授業』(安平文子訳、ちくま学芸文庫、2015/09)に寄稿した拙解説文が、HONZに転載されて、全文お読みいただけます。 いろいろな本の解説を丸ごと載せるコーナーがあるのね。

関幸彦『恋する武士 闘う貴族』

★関幸彦『恋する武士 闘う貴族』(山川出版社、2015/08)

高瀬正仁『微分積分学の誕生』

★高瀬正仁『微分積分学の誕生――デカルト『幾何学』からオイラー『無限解析序説』まで』(SB Creative、2015/07) 数学や科学に限ったことではないけれど、なんらかの知識を楽しみながら理解しようと思ったら、「どうしてそうなったのか?」「そもそもなぜそ…

ラリー・シーデントップ『個の発明――西洋自由主義の起源』

★Larry Siedentop, Inventing the Individual: The Origins of Western Liberalism (Penguin Books, 2015)

ウンベルト・エーコ『樹から迷宮へ』

★Umberto Eco, Dall'albero al Labirinto: Studi storici sul segno e l'interpretazione (Bompiani, 2007)

レナード・ムロディナウ『ファインマンさん 最後の授業』

★レナード・ムロディナウ『ファインマンさん最後の授業』(安平文子訳、ちくま学芸文庫ム6-2、筑摩書房、2015/09) Leonard Mlodinow, Feynman's Rainbow: A Search for Beauty in Physics and in Life (Warner Books, 2003) 2003年にメディアファクトリーか…