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対談:「私たちはAIを信頼できるか」(『文學界』2022年6月号)

『文學界』2022年6月号(文藝春秋、2022.05.07)に座談会「私たちはAIを信頼できるか」が掲載されました。 出席者は、大澤真幸さん、川添愛さん、三宅陽一郎さん、吉川浩満くん、山本貴光です。 これは、同誌2022年2月号の特集「AIと文学の未来」で行った連…

動画:「哲劇のあいうえ」

吉川浩満くんとお送りしている「人文的、あまりに人文的」#105は、「哲劇のあいうえお「検索」」の回です。 「ドゥルーズのabc」を真似して、「あ」から順に言葉をとりあげて、二人でおしゃべりするというシリーズです。 www.youtube.com

イヴェント:「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」第4回 永井玲衣さん

シブヤ大学のZINE制作プロジェクト「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」第4回は「対話する」をテーマに、永井玲衣さんにお話を伺います。 聞き手は、吉川浩満くんとわたくしです。 詳細は下記リンク先からどうぞ。 www.shibuya-univ.net

イヴェント:「情報と遊び心のデザイン」(ゲンロンカフェ、2022.04.22)

4月22日(金)の夜、ゲンロンカフェのイヴェント「情報と遊び心のデザインーーユーザーインターフェイスが変えるゲームと現実」で司会を務めます。 登壇は、南治一徳さん、柴田一郎さん、吉田寛さん、三宅陽一郎さんのみなさんです。 ゲームのユーザーインタ…

解説:大澤真幸『〈世界史〉の哲学1 古代篇』

大澤真幸『〈世界史〉の哲学1 古代篇』(講談社文芸文庫おZ2、講談社、2022/04)に解説「世界史の謎に迫るためのアルゴリズム」を書きました。 10年以上にわたって書き継がれてきたシリーズの最初の巻ということもあり、同シリーズで大澤さんが取り組む課題…

書評:ジャン=イヴ・モリエ『ブックセラーの歴史』

2022年4月9日の「日本経済新聞」に、ジャン=イヴ・モリエ『ブックセラーの歴史 知識と発見を伝える出版・書店・流通の2000年』(松永りえ訳、原書房、2022/02)の書評を書きました。 一口に「書籍商」といっても実に多様なあり方をしてきたという様子を見せ…

寄稿:「文学のエコロジー」第3回(『群像』2022年5月号)

『群像』2022年5月号(講談社)に連載「文学のエコロジー」第3回を書きました。 今回は「潜在性をデザインする」と題して、バルザックの『ゴリオ爺さん』を例に、人間の生態を描く上でも重要な空間や建築がどのように記述されているかを眺めています。補助線…

寄稿:「文芸的事象クロニクル」(『文藝』2022年夏季号)

『文藝』2022年夏季号(河出書房新社)に「文芸的事象クロニクル」を書きました。 今回の対象期間は、2021年12月、2022年1、2月の3カ月です。 www.kawade.co.jp

書評:大田暁雄『世界を一枚の紙の上に』(オーム社)

「週刊読書人」2022年4月1日号(第3434号)に、大田暁雄『世界を一枚の紙の上に――歴史を変えたダイアグラムと主題地図の誕生』(オーム社)の書評を書きました。 同書は『idea』(誠文堂新光社)の連載をもとにつくられた本で、そのままでは見ることのできな…

寄稿:「絶版本」(かしわもち、柏書房)

柏書房のwebマガジン「かしわもち」の連載「絶版本」の最終回に、吉川浩満くんとともに寄稿しました。 「「絶版」ガモンダイなのだ」と題して、対談形式でお送りしております。 note.com

書評:沖田瑞穂『すごい神話』(新潮選書)

『波』2022年4月号(新潮社)に、沖田瑞穂『すごい神話 現代人のための神話学53講』(新潮選書)の書評を書きました。 「現代に転生する世界の神話」と題して、ゲーム制作と絡めつつ同書の読みどころを述べております。 www.shinchosha.co.jp

寄稿:「試行錯誤のすすめーープログラミング教育に必要不可欠な姿勢について」(『現代思想』)

『現代思想』2022年4月号「特集=危機の時代の教育」(青土社)に「試行錯誤のすすめーープログラミング教育に必要不可欠な姿勢について」を書きました。 文部科学省の関連文書に頻出する「論理的思考」がなにを指すのか分からなかったのですが、小中高での…

「人文的、あまりに人文的」第100回記念ライブ

2022年3月25日(金)の夜に、マルジナリア書店から「人文的、あまりに人文的」第100回を記念してライブ配信を行いました。 よもやこんなに続くとは思いませんでしたが、これもひとえにご視聴くださっているみなさんのおかげです。ありがとうございます。 www…

寄稿:『グラフィックデザイン・ブックガイド』(グラフィック社)

『グラフィックデザイン・ブックガイド 文字・イメージ・思考の探求のために』(グラフィック社、2022.03.25) に「人体と文体のあいだで起きること――読む/見るを考えるためのブックガイド」を書きました。 同書の詳しい目次は、下記リンク先でどうぞ。 www…

イヴェント:「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」第3回 小川さやかさん

シブヤ大学のZINE制作プロジェクト「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」第3回は「生活を知る」をテーマに、小川さやかさんにお話を伺いました。 聞き手は、吉川浩満くんとわたくしです。 www.shibuya-univ.net research-db.ritsumei.ac.jp

イヴェント:「本を読む、ものを書く、編集する」(立命館大学)

2022年3月19日に、立命館大学教養教育センターの企画・主催による「SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか」第10回に登壇しました。 「本を読む、ものを書く、編集する」と題して、『文藝』(河出書房新社)編集長の坂上陽子さん、立命館…

寄稿:「異界をつなぐエピグラフ」第3回(創元社note部)

創元社note部に「異界をつなぐエピグラフ」の第3回「ホラーの帝王にしてエピグラフの王」を書きました。 スティーヴン・キングは無類のエピグラフ好きで、実際のところどうなのかを眺めてみております。 note.com

神谷書庫訪問

岡山県にある国立療養所長島愛生園の神谷書庫にお邪魔してきました。 同書庫では、ハンセン病にかんする文献を収集・公開しています。近年、神谷美恵子の蔵書の一部が収められ、洋書と和書に分けて置かれていました。 かねてより神谷美恵子が本に書き込みを…

イヴェント:「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」第2回 橋迫瑞穂さん

シブヤ大学のプロジェクト「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」第2回は「信じる」というテーマで、橋迫瑞穂さんにお話を伺いました。 聞き手は吉川浩満くんとわたくしです。 全4回のこのイヴェントは、終了後にZINEを制作する予定です。 ww…

イヴェント:「スケザネ図書館開設一周年記念特別生放送」

書評家のスケザネさん(渡辺祐真さん)のYouTubeチャンネル「スケザネ図書館」の開設1周年を記念した特別生放送に、吉川浩満くんともどもお邪魔しました。 下記からご覧いただけます。 www.youtube.com

イヴェント「ISIS FESTA SP『情報の歴史21』を読む」

2022年2月23日(水)の夜、編集工学研究所で「ISIS FESTA SP『情報の歴史21』を読む」でお話しします。 先頃刊行された『情報の歴史』の増補版『情報の歴史21』をどのように使っているか、デジタル版になにを期待するか、といったことをあれこれ述べる予定で…

「異界をつなぐエピグラフ」第2回(創元社note部)

創元社note部で始めた連載「異界をつなぐエピグラフ」第2回を書きました。 今回は「モンタージュ式エピグラフ、あるいはザナドゥへの道」と題して、ハイパーテキストの話などをしております。 エピグラフが異界をつなぐ扉であるとはどのようなことか、という…

猫町倶楽部×みんなのつぶやき文学賞コラボレーション企画

2022年02月12日(土)の夜、猫町倶楽部とみんなのつぶやき文学賞のコラボレーション企画で、小林秀雄「様々なる意匠」の読書会を行いました。 私もこの機会に久しぶりに精読して、批評の批評とでもいうべき同論の面白さを味わいました。 なぜここにお邪魔し…

新連載「文学のエコロジー」

『群像』2022年3月号(講談社)に新連載「文学のエコロジー」の第1回「文芸作品をプログラマーのように読む」を書きました。 文芸作品には、なにがどのように書かれているのかという問いを念頭に、そこに記述された世界をコンピュータでシミュレーションとし…

「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」

シブヤ大学のプロジェクト「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」(全4回を予定)で、吉川浩満くんとともにナビゲーターを務めます。 このプロジェクトでは、毎回テーマに沿ってゲストをお招きし、伺ったお話を後にZINEとして編集します。 第…

「異界をつなぐエピグラフ」

創元社のnoteで新連載「異界をつなぐエピグラフ」を始めます。 目下は、アーティストで編集者の藤本なほ子さんと共編著で『エピグラフの本(仮題)』(創元社から刊行予定)を制作しています。創元社の編集担当は内貴麻美さんです。 制作の過程で、藤本さん…

「選書の世界の歩き方」

『本の雑誌』2022年2月号(本の雑誌)は、「選書の大海原に飛び込め!」という特集です。 私は「選書の世界の歩き方」と題して、選書という形式の本について、あれこれ書いております。 原稿の依頼を頂戴した際には、選書ならそれなりに集め読んできたから、…

連載「文芸的事象クロニクル」

『文藝』2022年春号(河出書房新社、2022.01.07)に連載「文芸的事象クロニクル」を書きました。この3カ月のあいだの世界で起きた文芸に関連しそうな出来事からいくつかを選んで編んだ年表(クロニクル)です。 文芸季評「文態百版」は前号で最終回でした。…

特集「AIと文学の未来」

『文學界』2022年2月号(文藝春秋、2022.01.07)の特集「AIと文学の未来」で、吉川浩満くんとともに連続インタヴューを担当しました。 三宅陽一郎さん、川添愛さん、大澤真幸さんにお話を聞いています。また、吉川くんとブックガイド対談もしております。構…

今野真二+山本貴光「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」最終回

本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今野真二さんの『日本語の教養100』(河出新書)の刊行を記念して企画された往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」の第10回(最終回)が公開されました。 今回は今野さんの番で、「対面」「対話」の語史の検…