なにも版が変わるごとに手にすることもないのだが『地中海』普及版をまたぞろ手にする。今回は活字が大きくなっており『戦国無双』の開発で酷使した眼にはありがたい。


活字の大きさといえば、ゲーム画面ほど種々の書体、大きさの字が入り乱れる場所もないのではないか(もちろんゲームの種類にもよるけれど)。このゲーム画面、インターフェイスの使い勝手とタイポグラフィ的なセンス、加えて表示する要素の動きなどを綜合的に按配する必要があり、なかなか複雑である。ゲームに馴染んだプレイヤーにとっては常識に類する操作でも、はじめて遊ぶ人には意味がわからないこともままあるし、かといって全部を手取り足取り教えると、わかっているひとにはうるさくなる。しかも、使いやすい/使いにくいということは、実際に使うことでたちどころにわかってしまう。


ゲームの専門学校などでは、こういうことについてどんなことを教えている/教えていないのだろうか。