気が遠くなる


Society for Neuroscience(北米神経科学学会)のWEBサイトを読んでいたら気が遠くなる。1970年に500人ほどの会員でスタートした同学会は、目下34000人以上の会員を擁するとのこと。医学、生理学、解剖学はもちろんのこと、生体工学、ロボット工学、計算機科学、心理学、認知科学ほか多数の領域から研究者が参加している。


学問の細分化とか統合とかいう以前に、それだけの数の会員が日夜神経科学の発展に貢献すべく研究に取り組んでいる姿を想像すると(って、千角形を正しく想像できないのと同じ意味で想像できませんが)、その途方のなさに気が遠くなる。毎年開催されている大会には20000人を超える参加者があるとのこと。年報に公開されているセッションの題目に目をとおすだけで一仕事。くらくらしちゃう。


⇒Society for Neuroscience(英語)
 http://web.sfn.org/