ハマってる場合じゃないですよ!


鬼武者3』CAPCOM、2003/02)を入手するつもりが、攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXを入手してしまった。


まだ冒頭しかプレイしていないが(というかそんなことをしている場合ではないのだが)。壁を蹴って宙を舞うジャンプ・アクション(連続で二回まで壁を蹴ることができる)、敵兵をハッキングしてシェル(=身体/これに対して「ゴースト=精神」)をのっとるサイバー・アクションといった諸要素によって『攻殻機動隊』ならではの感覚を演出することに成功している、と思う。


ゲームの基本となるシューティング部分(遮蔽物を利用しつつ敵を狙い・撃つ)もしっかりしていそう(ライフル使用時は狙撃アクションもあり)。ただし、照準は完全手動、キャラの移動が左スティック&方向変更が右スティックという操作系、高所からの落下や遠距離からの狙撃で一撃死というルールは、課せられた条件が厳しいともえてしまうややマゾ・ゲーマーには愉悦の源泉だが、二度三度自分の思い通りにことが運ばないことが続くとコントローラを投げたくなってしまうぬるゲーマーには厳しいかもしれない。『サイフォンフィルター』(989 studio; 日本語版、Spike、1999)、『マックスペイン』(Rockstar Games; 日本語版、EAjapan、2003/05)ほか、同系のゲームがOKなプレイヤーなら楽しめること請け合い。


しかし、PC死亡時に「スネーク、どうしたんだ、スネーーーーク!」と(『メタルギア・ソリッド』(KONAMI)の)大佐の声が聞こえてくるのはわたしだけですかそうですか。