小林康夫松浦寿輝松浦寿夫『モデルニテ3X3』思潮社、1998/05、amazon.co.jp


三者が行った鼎談・対談を集めた一冊。


滝浦静雄『言語と身体』(岩波現代選書、岩波書店、1978/07)


古本屋の露台から拾い上げた一冊。『現代の眼』『哲学』『現代思想』『言語』などの雑誌に発表された論考の集成。

これ〔言語と身体〕は現代哲学の主要テーマである。本書はフッセル、サルトルメルロ=ポンティ、そしてウィトゲンシュタイン等の業績を克明に再検討することによって、この問題について新たな視覚を開拓する。この作業は、一方では、20世紀における現象学の展開の筋道を明らかにし分析哲学の隠れた側面を発掘する仕事であるが、他方では、この二つの思想の展望の上に立って、従来異質なものと見られてきた両者を架橋しようとする意欲的な試みでもある。


目次はつぎのとおり。

序章 言葉への問い
一  意味の場としての身体
 1 メルロ=ポンティの発想
 2 自己意識と他人知覚
 3 人間的現実の人称論的構造
二  言葉とロゴス
 4 言葉・物・意味
 5 肉の存在論
 6 意味と真理
三  記号を支えるもの
 7 フッセルとウィトゲンシュタイン(1)
 8 フッセルとウィトゲンシュタイン(2)