アテネ・フランセストローブ=ユイレ『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』を観てから神保町のほうへ。途中、古本屋の軒先で『ドイツ文化史』サイマル出版会)なる本が特価で出ているのを発見して手にする。サイマル出版会刊行の本で気になる本がいくつかあったのだけれど、同社はたしか数年前に倒産してしまって書店店頭には並んでいない。この本もその一冊で、扱っている年代が1860-1960の100年だけれど、ドイツ文化の流れをざっとながめわたすのには便利な一冊。それから東京堂へ赴き、『舞台芸術』の最新号を手にする。