ヴィデオ・ゲームにかんする本を書きました。


書名は『ゲームの教科書』です*1。ゲーム会社では、どのようにヴィデオ・ゲームをこしらえているのかということを中心に解説する本です。


将来ゲーム会社で働いてみたいと考えている中高生や、ゲーム業界の仕事に関心のある読者を念頭に構成してあります。共著者に、SEGAで『野球つく』シリーズなどのディレクションをしている馬場保仁さんを迎えております。


SEGAで10年以上ゲーム制作に携わっている馬場さんと、コーエーで10年にわたってプログラマーや企画者を務めた山本との合計(?)20年以上の経験を、全192ページ(プリマー新書の最大ページ数!)に凝縮しています。2008年12月8日ころの発売です。詳細は、発売が近付いたら改めてお知らせさせていただきます。


ちくまプリマー新書といえば、ちょうど2年前の2006年12月5日に刊行した『問題がモンダイなのだ』吉川浩満との共著、ISBN:4480687521)も絶賛在庫中です。同書が50番目のプリマー新書で、今回が98番目ですので、2年で約50冊というペースでしょうか。


どうやら私の2008年は、プログラム入門書デバッグではじめるCプログラミング』翔泳社、2008/05、ISBN:4798114197)に始まり、ヴィデオ・ゲーム書(本書)で終わりそうです。来年は目下進行中の人文系の仕事もお披露目できるよう進めていきたいと思っています。


⇒筑摩書房 > これから出る本
 http://www.chikumashobo.co.jp/comingbook/


SEGA > 『プロ野球チームをつくろう!』
 http://www.yakyutsuku.com/
 「野球つく★番長」こと馬場さんのコーナーは、同ページ右上から。

*1:なんと不遜な。