★都甲幸治『狂喜の読み屋』(散文の時間、共和国、2014/06、ISBN:4907986009
 今年創設された出版社「共和国」の刊行第1弾は、都甲さんの書評集。もう1冊の藤原辰史『食べること考えること』は、またの機会に手にしよう。添付の愛読者カード(葉書)を送ると、この本のPDFをもらえます。


⇒共和国
 http://www.ed-republica.com/



★アンドレ・レヴィ『中国古典文学』(中野茂訳、宇野直人注解、明徳出版社、2014/06、ISBN:4896199804
 Andre Lévy, La Littérature Chinoise Ancienne et Classique (PUF, 1991)
 本家クセジュの『中国古代・古典文学』の邦訳。「日本語版への序」の他、巻末には原書にない「中国文学史略年表」「索引」もついている。非常に限られた紙幅で、これだけの幅と多様性のある対象を論じるにはどうしたらよいか。それこそその道のヴェテランならではなし難い目利きの取捨選択が働いているはずで、そこにも注目しながら読んでみたい。


明徳出版社
 http://www.e-meitoku.com/contents/list/index.html


京都大学学術情報リポジトリ > 興膳宏「[書評] アンドレ・レヴィ著「中國古典文學」」(1992)
 http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/177527/1/cbh04500_115.pdf
 原書刊行時に、興膳宏氏が『中國文學報』に寄稿した書評。