「webちくま」で吉川浩満くん(id:clnmn)と連載中の「人生がときめく知の技法」第12回が公開されました。
「「心像の正しい使用」とは?」(その三)です。
「その三」と続いているくらいで、ここはエピクテトス先生の説く哲学のそれこそ心臓部であります。
お話ししたことがあったかどうか忘れてしまいましたが、吉川くんと私は、以前からエピクテトス先生やストア派の哲学を憎からず思っており、これについてはいつか機会があれば検討してみたいと考えていたのでした。
なぜエピクテトス先生に惹かれるかといえば、波乱に満ちてともすれば惑乱されてしまう私たちだけれど、できれば精神の平穏を得たいものだと願っているためでありました。いままさに論じている「心像の正しい使用」について自覚することがその鍵を握るわけです。
それにしても2週に1回のペースははやいですね……。書いたと思ったら、もう次の締切が迫ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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