「異界をつなぐエピグラフ」

創元社のnoteで新連載「異界をつなぐエピグラフ」を始めます。

目下は、アーティストで編集者の藤本なほ子さんと共編著で『エピグラフの本(仮題)』(創元社から刊行予定)を制作しています。創元社の編集担当は内貴麻美さんです。

制作の過程で、藤本さんと私とがそれぞれ文章を書いて、どんな本になりそうかということをみなさんにお伝えしようという趣向です。毎月15日が山本、末日が藤本さんということで進めて参ります。

その第1回は「夢で手にした花のように」と題して、ボルヘスによるコールリッジの引用から説き起こし、エピグラフとはなにかという話、架空の本から引用されたエピグラフのことなどをあれこれ述べております。

お楽しみいただけましたら幸いです。

足踏みしている連載も、順次書いて参ります。

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文中には書きませんでしたが、「異界をつなぐ」と書きながら私の脳裡に思い浮かんでいたのは、『ドクター・ストレンジ』でドクター・ストレンジがいまいる場所に裂け目をつくって別の時空間へとつなぐポータルなのでした。そんなことを言われても困るかもしれませんが。

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