道行く母娘の会話に顔をあげる。


娘「ママ、あのおじさん、『ジャンプ』読んでるよ?」(不思議なものを見たように)
母「いいの。ほうっておきなさい」(クールに/教えさとすように)


その母娘がとおりかかったとき、ベンチで『遊』(創刊号)のページに目を落としていた自分もなぜか内心どきり。