2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『今日の宿題』

Rethink Books編『今日の宿題』(NUMABOOKS、2017/05) 2016年に、期間限定で開いた書店Rethink Books(福岡)からのご依頼で、「宿題」を考えました。いろいろな人が考えた宿題が、日替わりでRethink Booksの店頭にある黒板に掲げられたとのことです。 この…

「人生がときめく知の技法」第8回

ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。 webちくまに吉川浩満くん(id:clnmn)との共著「人生がときめく知の技法」第8回を寄稿しました。 「人間の諸能力について、考える」と題して、エピクテートス先生が指摘する「権内」「権外」について、さらに検討を進めて…

「ゲームと人間」

『atプラス』第32号(太田出版)は、吉川浩満くん(id:clnmn)の編集協力で「人間の未来」という特集を組んでいます。 吉川君は、表紙とグラビアページにも登場しています。愛犬マの姿も! 目次は以下のとおり。 吉川浩満「特集によせて」稲葉振一郎+吉川浩…

松田行正『デザインってなんだろ?』書評

『週刊読書人』2017年05月19日号に、松田行正『デザインってなんだろ?』(紀伊國屋書店、2017/04)の書評を寄稿しました。 一面は、柴田元幸さんと大宮勘一郎さんによるポール・オースター『冬の日誌』『内面からの報告書』(新潮社)刊行を機とした対談。 …

グロタンディーク・アーカイヴ

数学者アレクサンドル・グロタンディーク(Alexander Grothendieck, 1928 - 2014/グロタンディエクとも)のアーカイヴ。手稿類が公開されている。 ⇒Archives Grothendieck 数学者の孤独な冒険―数学と自己発見への旅 作者: アレクサンドルグロタンディーク,A…

「人生がときめく知の技法」(webちくま)

吉川浩満くん(id:clnmen)との連載「人生がときめく知の技法」(webちくま)に「間奏 降臨! エピクテトス先生。上司にムカつく30代男性の相談に答える!(後篇)」を寄稿しました。 前回から、エピクテトス先生にゲスト出演いただいております。

Avery*Sunshine

NPR Music Tiny Desk Concertは、ほんとに楽しいなあ。 Avery*Sunshine登場回。 www.youtube.com

「あの著者が選ぶ『テーマで読む5冊』第3弾」

丸善本店で「丸善丸の内本店×hontoブックツリー あの著者が選ぶ『テーマで読む5冊』第3弾」というブックフェアが始まりました。(サイトによれば期間は5月10日から6月14日) 以前hontoに寄稿したわたくしの選書「インターフェイスを考える」も、R. マリー・…

ギルガメッシュ叙事詩

下記リンク先は、ギルガメッシュ叙事詩についての解説記事。 ついでながら、この記事で紹介されている Andrew George, The Babylonian Gilgamesh Epic: Introduction, Critical Edition and Cuneiform Texts (2vol., Oxford University Press, 2003) は、SOA…

ETC出版で公開されているゲーム関連文献

カーネギーメロン大学のETC出版局(Entertainment Technology Center Press)のウェブサイトでは、ゲーム研究を中心とした関連文献が電子版で公開されています。 本のリストはこちら。 全部ではないようですが、pdf版をダウンロードできます。 リストから書…

岩波文庫創刊90周年

岩波文庫は、ドイツのレクラム文庫をお手本にして、1927年に創刊された叢書でした。 今年2017年は創刊90周年。 創刊以来、刊行点数は約6000点にのぼるとのことで、道理で集めても集めても集めきれないわけです。 岩波文庫には、大きく6つの分類があります。 …

書評「一三〇〇年越しのミステリー」

『新潮』2017年06月号第114巻第6号(新潮社)に、書評「一三〇〇年越しのミステリー」を寄稿しました。 ご紹介したのは、池澤夏樹『キトラ・ボックス』(角川書店)です。 キトラ古墳をめぐる歴史・考古学ミステリー×国際陰謀という二重の謎がしかけられた百…

『夏目漱石『文学論』論(仮)』

執筆中の『夏目漱石『文学論』論(仮)』(幻戯書房から刊行予定)の本文をひととおり書きました。 漱石の『文学論』を読み、使うための本です。 最初の原稿をいつ書き始めたのかと思ってフォルダを見てみたら、2013年の秋頃でした。もう3年以上やっているの…