2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ピエール・バイヤール『読んでいない本について堂々と語る方法』

★ピエール・バイヤール『読んでいない本について堂々と語る方法』(大浦康介訳、筑摩書房、2008/11/25、ISBN:4480837167) Pierre Bayard, Comment parler des livres que l'on n'a pas lus? (Les Editions de Minuit, 2007/01, ISBN:2707319821) なんとも…

ヴィデオ・ゲームにかんする本を書きました。 書名は『ゲームの教科書』です*1。ゲーム会社では、どのようにヴィデオ・ゲームをこしらえているのかということを中心に解説する本です。 将来ゲーム会社で働いてみたいと考えている中高生や、ゲーム業界の仕事…

しばらく前の話になってしまいますが、相棒・吉川浩満(id:clinamen)とともに、メールマガジン「週刊ビジスタニュース」(2008/10/22号)に「貧困と哲学」を寄稿しました。 貧困と哲学者たちといえばまっさきに思い浮かぶのは、紀元前4世紀ごろの古代ギリ…

上記の仕事との関連で、刊行を心待ちにしているのがこの本です。 ★小田切文洋編著『江戸明治 唐話用例辞典』(笠間書院) はじめて明らかになる、江戸時代の日本人の、 唐話(近世中国語)受容の全体像。江戸中期から明治まで、 近世中国語(唐話)から借用…

芹沢一也さんと荻上チキさんが編集するメールマガジン「αシノドス」Vol.16に、「思想誌空間」の第8回を寄稿しました。 「思想」という言葉の来歴をたどる連載エッセイです。今回は、福澤諭吉の著作に見える「思想」という言葉の使われ方を検討しています。 …

先に終刊を迎えた雑誌『InterCommunication』誌が、フリーペーパー『IC』(不定期刊行)となって帰ってきました。 今号は、「コミュニケーション・デザインのための40人のキーワード」というアンケート特集です。寄稿者は以下のとおり。 磯光雄、歌田明弘、…