2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧
Benedict Carey, How Fiction Becomes Fact on Social Media (The New York Times, 2017/10/20)
Historical Network Analysis: Complex Structures and International Organizations
『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)の校了が迫っている。もう少しだ。 となってくると、意識は勝手に次の仕事のほうへも向いてゆく。 文学論の直後は天文学論を少々(執筆・翻訳中の本のあいまに)。 文学の頭に「天」がつけば天文学である。 文学の頭に「人…
『週刊読書人』第3212号2017年10月27日号で、橋爪大三郎先生と対談しました。 橋爪先生の新著『正しい本の読み方』(講談社現代新書)を中心に、読書についてお話ししております。1面かな。 (こうした対談などでは、変な手つきの写真が掲載されることが多…
★「神経活動の「波のうねり」が痛みの情報を担うしくみを解明」(京都大学、2017年10月25日) そういえば、神経の活動を「波」として表現することは、いつから始まったのだろう。脳波という発想からかしら。 意識状態については、ウィリアム・ジェームズやそ…
"New Online: A Digital Treasure Trove of Rare Books" (October 20, 2017 by Wendi Maloney, Library of Congress) アメリカ議会図書館のウェブサイトで、稀覯書のデジタル版公開。
いつも猫背気味なものだから、ときどき背筋をシャンとすると、それだけでなんだか世界がちがって見える。 子どもの頃、しばしば母から「君は少し胸を張るくらいでちょうどいいよ」と言われた。特に口にはしなかったけれど、胸を張るのはなんだか偉そうだなと…
フランスの文豪マルセル・プルースト(Marcel Proust)が書いた約6000の文書がデジタル化され、オンラインで無料公開されることになった。第1弾は、来年の第1次世界大戦(World War I )終結100周年に合わせて予定されている。このプロジェクトを進める米仏…
上院外交委員会委員長ボブ・コーカー議員が、インタヴューで、大統領は「真実がとても苦手」だと述べたというニュースを目にする。 「真実がとても苦手」とはまた面白い表現。私はこの言葉の組み合わせをはじめて目にしたような気がした。 原語ではなんと言…
「最古の「ゼロ」文字」 インドにおけるゼロ記号の使用例が、3-4世紀まで遡る可能性があるとのこと。
科学哲学のダイアグラム 科学的実在論 vs 反実在論とのこと http://philosophy-in-figures.tumblr.com/post/92196098591/scientific-realism-vs-anti-realism
『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)にかんするお知らせです。 本日は「予約特典」についてお話ししとうございます。 同書を幻戯書房にご予約いただくと、漏れなく予約特典の小冊子をおつけいたします。 今回の小冊子は、映画でいうところのメイキング映像のよ…
★“The Philosopher’s Web,” an Interactive Data Visualization Shows the Web of Influences Connecting Ancient & Modern Philosophers (Open Culture, 2017/10/20) 哲学者たちの関連をダイアグラム化してみたという話。
久しぶりに東京ネットウエイブで「クリエイター入門」という高校生向けの講義を担当する。今日から始まった後期は全4回の予定。1回あたり1コマ90分を2コマで都合180分。 テーマは物語について。 物語とはなんだろうかという素朴な、しかし考え始めるとよく分…
ディスレクシア(識字障害)の原因は、眼にある可能性が指摘されたとか。
重力波天体を追跡した天文学者たちは、キロノバを世界で初めて観測的に発見しました。太陽の1億倍も明るくて、地球の全質量の何千倍もの量の重元素や貴金属を作り出す、原子核反応のかまどです。 国立天文台のニュースから(2017.10.16)
ビル・エヴァンスとジム・ホールの『Intermodulation』(1966)は、 秋が訪れるとことさら聴きたくなるアルバム。 物書きをするときによくかけるものだから、1曲目の"I've Got You Under My Skin"のイントロが聞こえてくると、気持ちが文字を書くほうへ向か…
10月14日(土)は青山ブックセンター本店にて、『アイデア』No. 379「ブックデザイナー鈴木一誌の仕事」(誠文堂新光社)刊行記念連続対談が開催され、鈴木さんとお話をしてきました。 (画像は『アイデア』ウェブサイトよりリンク) その場でも述べましたが…
先月から『本の雑誌』で始めた連載「マルジナリアでつかまえて」の第2回が、同誌2017年11月号に掲載されました。 今回は「読書とはツッコム事と見付けたり」と題して、具体的なマルジナリア(本の余白への書き込み)の例を眺めております。 登場するのは、マ…
新著のお知らせです。 この数年、『夏目漱石『文学論』論』(仮題)と称して、折に触れてはお知らせ(お騒がせ)して参りました本が間もなく完成します。謹んでご紹介申し上げます。 ■1.書誌と惹句 山本貴光『文学問題(F+f)+』 四六判上製総ページ560…
★Rebecca L. Walkowitz, Born Translated: The Contemporary Novel in an Age of World Literature (Columbia University Press, 2017) かつてに比べて、ある言語で刊行された小説が、他の言語に翻訳されるまでの時間がぐっと短くなっている現在、文学(本書…
★『〆切本2』(左右社、2017/10) 恐ろしい本の続編。怖い物見たさでつい読んでしまう。締切は迫る。書けぬものは書けぬ、と苦しむ作家たちの姿。でもなぜだか、つらい話のはずなのに笑ってしまうことが多い。例えば、源氏鶏太が、あまりに原稿が書けないの…
★ジェームズ・C・スコット『実践 日々のアナキズム――世界に抗う土着の秩序の作り方』(清水展+日下渉+中溝和弥訳、岩波書店、2017/09) James C. Scott, Two Cheers for Anarchism: Six Easy Pieces on Autonomy, Dignity, and Meaningful Work and Play …
『夏目漱石『文学論』論(仮題)』(幻戯書房、近刊)の作業に追われ、来る日も来る日も漱石関連文献の確認をつづけていると、終わりのない作業のように思われてきて、くらくらして参ります。 こういう日々を送っていると、漱石に関係のない本がすべて新鮮に…
東京国立近代美術館フィルムセンターが運営するウェブサイト「日本アニメーション映画クラシックス」とtwitterアカウント。