おしらせ

★イヴェント

祖父江慎+津田淳子+山本貴光「紙の本のつくりかた」(ゲンロンカフェ、2019/07/26)

 

★新刊

・ケイティ・サレン+エリック・ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ――ゲームデザインの基礎 ユニット2』(山本貴光訳、ニューゲームズオーダー、2019/05/11)

・ケイティ・サレン+エリック・ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ――ゲームデザインの基礎 ユニット1』(山本貴光訳、ニューゲームズオーダー、2019/03/17)

・ジョン・R・サール『MiND』(山本貴光+吉川浩満訳、ちくま学芸文庫、2018/11)

・『投壜通信』(本の雑誌社、2018/09)

・メアリ・セットガスト『先史学者プラトン』(國分功一郎序文、山本貴光+吉川浩満訳、朝日出版社、2018/04)重版出来!

 

★連載中

・「マルジナリアでつかまえて」(『本の雑誌』)

・「季評 文態百般」(『文藝』)

・新連載近日開始予定

片山杜秀+岡田暁生「クラシック音楽から考える日本近現代史」

先日、ゲンロンカフェで開催された片山杜秀+岡田暁生/司会=山本「クラシック音楽から考える日本近現代史――『鬼子の歌』刊行記念イベント」は、5月21日(火)までニコニコ生放送のタイムシフトでご覧いただけます。

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(写真は、ゲンロンカフェのツイートより)

およそ3時間半にわたる片山さんと岡田さんの痛快で濃密な音楽・歴史・批評トークをどうぞお楽しみください。壇上にいるのも忘れて聴き入ってしまいました。

 

『ルールズ・オブ・プレイ』ユニット2発売

ケイティ・サレン+エリック・ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ――ゲームデザインの基礎』(拙訳、ニューゲームズオーダー)のユニット2(電子書籍版)が発売となりました。

ソフトバンククリエイティブから刊行した旧版(上下巻、約1300ページ)を四分冊にしたものです。

今回のユニット2は「ルール」と題されており、ゲームを構成するたいへん重要な要素であるルールについて検討します。ユニット2の目次は以下の通りです。

第11章 ルールを定義する
第12章 三つの水準のルール
第13章 ディジタルゲームのルール
第14章 創発システムとしてのゲーム
第15章 不確かさのシステムとしてのゲーム
第16章 情報理論システムとしてのゲーム
第17章 情報システムとしてのゲーム
第18章 サイバネティックシステムとしてのゲーム
第19章 ゲーム理論システムとしてのゲーム
第20章 対立のシステムとしてのゲーム
第21章 ルールを破るということ
招待ゲーム2 フランク・ランツ

ソフトバンククリエイティブ版が刊行されたのは2011年のことで、編集の星野浩章さんに大変お世話になりました。翻訳に着手したのは2008年だから、もう10年前のことですね。

リンク先のニューゲームズオーダーのページで、各種電子書籍についてのご案内があります。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

片山杜秀+岡田暁生「クラシック音楽から考える日本近現代史」

5月14日(火)の夜、ゲンロンカフェで「クラシック音楽から考える日本近現代史――『鬼子の歌』刊行記念イベント」に登壇します。

片山杜秀さんと岡田暁生さんに、山本は司会としてお話を伺います。

「日本の西洋クラシック音楽」という「鬼子」とその時代と人をめぐって書かれた片山さんの本を中心に、音楽の受容や歴史についての著書もある音楽学の岡田さんの多様な視点を交えて、音楽と歴史と言葉の関係を縦横に検討してみる予定です。

大きくは、文化の移入と変容というダイナミックな動きについて、あるいはそれぞれの作品や人物について、細かくは、言葉で捉えづらいものの一つと思われる音楽を批評するとはどういうことかといった点まで、このお二人でならではのお話をたっぷりお聴きしたいと思います。

ご都合があいましたら、どうぞ遊びにいらしてくださいませね。

 

以前、『週刊読書人』で片山さんと行った対談も、下記「読書人ウェブ」でお読みいただけます。

寄稿『桐光学園大学訪問授業 高校生と考える21世紀の論点』

2018年に桐光学園で行った講義が、本に収録されました。

『桐光学園大学訪問授業 高校生と考える21世紀の論点』(左右社、2019)です。
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桐光学園では、大学訪問授業といって各界からゲストを招いて中高生たちに向けた講義を続けておられるようです。これまでのレクチャーも本にまとめられており、ちくまプリマー新書にも入っています。

私は「人はなぜ遊ぶのか?」と題して、ゲームと遊びについてお話ししました。

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上の写真の帯をご覧いただくと分かるように、中高生のときに毎月こんな人たちの話を聴く機会があったら、人生も変わりそうだと思うような講師陣です。こうした講義を継続しておられる桐光学園のご尽力あってのこと、羨ましいような気がしました。

詳しくは左右社のページでどうぞ。

寄稿「文態百版――女の地獄巡り・言語・技術的無意識」

河出書房新社の文芸誌『文藝』が、2019年夏号で20年ぶりのリニューアル。

新編集長のもと、ブックデザインも新たになりました。

また、今号から特集が設定されるようで、リニューアル号は「天皇・平成・文学」と題して関連する対談や創作やエッセイが掲載されています。

私が担当している文芸時評「文態百版」も2年目となりました。

 

自分でも、ようやくどんなふうに書いてゆけばよいか、方向が見えてきたような気がしております。いま、文学という制度のようなものが、どの程度有効に機能したり存在しているのか分かりませんが、そうしたこととは別に、同時代の文芸のあり方を見渡して、読者のみなさんにご案内するような時評を目指してゆく所存です。

今回からサブタイトルをつけることにしました。

「女の地獄巡り・言語・技術的無意識」と題しております。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

今回は早くも「Web河出」で公開されています。