おしらせ 2022年版

★書籍

・【共著】『世界を変えた書物』(橋本麻里編、小学館、2022/10)

・【単著】『マルジナリアでつかまえて2』(本の雑誌社、2022/05/17)

・【寄稿】『グラフィックデザイン・ブックガイド』(グラフィック社、2022/03/08)

・【編著】『世界を読み解く科学本』(河出文庫、2021/11/20)

・【共著】『人文的、あまりに人文的――古代ローマからマルチバースまでブックガイド20講+α』(吉川浩満と共著、本の雑誌社、2021/01/22)

・【単著】『記憶のデザイン』(筑摩選書、筑摩書房、2020/10/15)

・【単著】『マルジナリアでつかまえて――書かずば読めぬの巻』(本の雑誌社、2020/07/31)

・【共著】『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。――古代ローマの大賢人の教え』(吉川浩満と共著、筑摩書房、2020/03/14)

・【翻訳】ケイティ・サレン+エリック・ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ――ゲームデザインの基礎』(全4分冊、山本貴光訳、ニューゲームズオーダー、2019)

 

★連載中

・「文芸的事象クロニクル」(『文藝』、河出書房新社)

・「古典再訪」(『しししし』、双子のライオン堂)

・「『本を読む本』を原書で読んでみる」(『手のひら』、本の雑誌社)

・「文学のエコロジー」(『群像』、講談社)

「世界の文芸誌から」(「Web本の雑誌」、本の雑誌社)

「岩波文庫で読む「感染症」」(note「コロナの時代の想像力」、岩波書店)

「ゲームを遊ぶとき何が起きているのか」(「晶文社スクラップブック」、晶文社)

 

★講義の予定

・「哲学C」「文系エッセンス:哲学」「教養卒論」(東京工業大学)

・「デジタル・ゲーム学」(和洋女子大学)

・ゲーム講座(月2回)

 

★イヴェントの予定

・確定したらお知らせします。

『ジョルジュ・カンギレム全集』

VRINから刊行されている『ジョルジュ・カンギレム全集(Œuvres complètes de Georges Canguilhem)』の既刊についてのまとめです。リンクはVRINの当該巻のページ。

Tome I: Écrits philosophiques et politiques (1926-1939), 2011

Tome II: Écrits de médecine et de philosophie , 2021

Tome III: Écrits d’histoire des sciences et d’épistémologie, 2019

Tome IV: Résistance, philosophie biologique et histoire des sciences 1940-1965, 2015

Tome V: Histoire des sciences, épistémologie, commémorations 1966-1995, 2018

 

■関連情報

Laurent Loison, "Les Œuvres complètes de Georges Canguilhem", dans Revue d'Histoire des Sciences, 2019/1 (Tome 72), pp. 163-169.

 

対談:礒崎純一+山本貴光「全集、その独特の悦びと愉しみ――国書刊行会創業50周年に寄せて」

『図書新聞』第3568号(2022年11月26日)で、「全集、その独特の悦びと愉しみ――国書刊行会創業50周年に寄せて」と題して国書刊行会前編集局長の礒崎純一さんと対談しました。同号は、毎年恒例の全集・シリーズ特集号です。

 

鼎談:古谷田奈月『フィールダー』をめぐる、ディープ・ダンジョン・ディスカッション

古谷田奈月さんの『フィールダー』(集英社)について、倉本さおりさん、米光一成さんとあれこれおしゃべりをしました。

「古谷田奈月『フィールダー』をめぐる、ディープ・ダンジョン・ディスカッション」と題して、前後編でお送りします。「集英社オンライン」で公開されております。

『フィールダー』は、半ばオンラインゲームについて書かれた小説でもあるのですが、このたびの3名のようなゲーマーや開発者の観点から見ても、唸らされるようなものでした。『フィールダー』の食前酒のようにお楽しみいただけましたら幸いです。

shueisha.online

INSTeMキックオフシンポジウム

2022年11月12日(土)は、吉川浩満くんとともに、INSTeMという新しい組織のキックオフシンポジウムに参加しました。

INSTeMについては、公式ウェブサイトの「INSTeMについて」に説明されています。引用すれば、以下の通りです。

地球温暖化が非常事態の域に達し、新型コロナ禍がいまだ世界を覆い、ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、各国の経済が危機的状況を迎えるなか、私たちは、自分たちがとても複雑な社会のなかにいて、世界のあらゆることがらがたがいに結びつきあっていることを、あらためて強く感じています。

多くの人々が、社会の複雑さや世界の結びつき方をはっきりと理解したいと、それらを踏まえてよりよく生きたいと、願っています。アカデミズムや専門家の本来の役割の一つは、そのための知識を提供することにありました。

ところが現在、そのような求めに対して大学や学会は十分に対応することができず、マスメディアも型にはまった論評しかできておらず、たとえ有用な知識や方策が示されても、それらは瞬く間にSNSの情動のうねりに呑み込まれて、タイムラインを流れ去ってしまいます。

この状況へ一石を投じるべく、2022年7月1日、一般財団法人INSTeMはアカデミズムとジャーナリズムの間、専門知と日常知の間、専門家と非専門家の間、マスメディアとSNSの間、各国や各地域の間に位置し、それらを架橋するような、独立したネクサス(nexus)として出発しました。

「INSTeM」は、“Inter-field Network for Science, Technology and Media Studies”の略称です。

「インステム」と呼んでください。

この組織は、次のことを目指しています。

  • 科学技術社会論、メディア論を2つの目玉としつつ、inter-disciplinary(学際的)で、inter-field(領域横断的)なシンポジウム、出版、ワークショップ、ネットでの情報発信などをおこなう。
  • ハンドリングしやすい適度な規模を維持し、INSTeMならではのユニークな研究と学習の場を生み出す。
  • 英日バイリンガルで活動し、東アジアを中心として「グローカル」に人や組織をネットワークする。

どうかみなさまのお力添えをください。よろしくお願いいたします。

一言でいえば、大学と社会のあいだをさまざまに架橋することを念頭において、あれこれ模索しようというわけです。

 

今回のシンポジウムの概要を、やはり同公式ウェブサイトの当該ページから画像で引用しておきましょう。 

吉川くんと私は、「「知識OS」の仕様書の原案」と題して8分ほどお話しをしたのち、パネルディスカッションに参加しました。下の画像は、プレゼンテーションの際に表示したスライドの表紙です。

 

instem.jp

イヴェント:「世界を変えた書物」展

「世界を変えた書物」展が、金沢21世紀美術館にて開催予定です。

また、特別展示として「手稿の中の宇宙 レオナルド・ダ・ヴィンチを旅する」も併催されます。会期は2022年10月21日から11月6日。

アートディレクションは、白井敬尚さん。私は橋本麻里さんとともに監修で携わっております。

 

www.kanazawa-it.ac.jp

出版:『世界を変えた書物』(小学館)

「世界を変えた書物」展の公式図録『世界を変えた書物 人類の知性を辿る旅』(山本貴光著+橋本麻里編、小学館)が、10月半ばに発売予定です。

装幀・デザインは、白井敬尚形成事務所、版元は小学館。

書影は、「世界を変えた書物」展の公式ウェブサイトから。

発行部数は、少々控え目のようですので、気になる方はお早めにどうぞ。

といっても、中を見ないと判断できませんよね……。見本ができてきたら、中身もご紹介したいと念じております。

www.shogakukan.co.jp