2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2018年の展望

2017年の回顧につづいて2018年の展望をば。 A. 書く 目下準備中で、遠からぬ刊行に向けて作業中の本に次のものがあります。 (以下、書名はすべて仮題) ★三宅陽一郎+山本貴光『ゲームで考える人工知能入門』(ちくまプリマー新書) ★マリー・セットガスト…

服部徹也+山本貴光「来たるべき文学のために ――『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)刊行を機に」

過日、夏目漱石『文学論』をご研究の服部徹也さんと、新宿区立漱石山房記念館で対談をしました。 「来たるべき文学のために ――『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)刊行を機に」と題して『文学論』と拙著について話しあっております。 服部さんは『文学論』…

「エドガー・アラン・ポオ――言葉のUXデザイナーにして魂のハッカー」

赤坂にある書店「双子のライオン堂」から、文芸誌『しししし』が創刊されます。 特集は宮沢賢治。それ以外にも多様な文章が掲載されております。 昨年やはり双子のライオン堂から刊行された文芸誌『草獅子』で始まった荒木優太さんの連載「柄谷行人と埴谷雄…

2017年の回顧

さて、毎度のことで恐縮ですが、書いている当人以外にはほとんど意味のない2017年の仕事のふりかえりをしてみます。わたしにとっては、こんな年でございました。 ★A. ゲーム ・モブキャストとプロ契約更新 2015年半ばから勤めているモブキャストは、引き続き…

『文学問題(F+f)+』の書評

『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)の刊行から1カ月ほどが経ちました。 毎度のことながら、ナウなヤングにバカウケという類の本ではないので、ネット上にコメントが飛び交うということもない代わりに、いくつかのうれしい書評もいただいています。 一つは、Am…

アンケート「2017年の収穫」(「週刊読書人」)

「週刊読書人」の年末恒例アンケート「2017年の収穫」に回答しました。 3点を選んでコメントしております。 下記ウェブページでご覧いただけます。

『WIRED』VOL.30 「21世紀のアイデンティティ・ソングブック」

『WIRED』VOL.30(コンデナスト・ジャパン)の特集は「Identity デジタル時代のダイヴァーシティ」。 同号に収録のbook in book「21世紀のアイデンティティ・ソングブック」のアンケートに答えました。 質問は「あなたのアイデンティティ・ソングは?」 1人1…

Googleの医療や健康にかんする検索結果の質を向上するアップデートについて

Googleで、医療や健康にかんする検索結果の質を向上するアップデートがなされたとのこと。歓迎したいニュースです。 ただし、利用者が検索結果の真偽や信頼性について自分でも検討・判断する必要があるという点にかわりのないことには引き続き注意が必要であ…

定型から生じる不定型

だからなにというわけではないけれど、つい地面にあらわれる模様を見てしまいます。 落ち葉が多い季節はなおのこと。 ひとつひとつの葉は似たような形をしていて、それだけにパターンがあるのだけれど、こんなふうに重なったりすると、パターンがあるのにな…

『文学問題(F+f)+』ブックフェア・レポート:ブックファースト新宿店篇

『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)刊行記念ブックフェア「文学とは感情のハッキングである」のレポート第3弾は、ブックファースト新宿店です。12月3日にお邪魔して参りました。 (写真1.入り口) このブックファースト新宿店は、モード学園コクーンタワー…

辞書を用いない教師なし機械学習による翻訳の技術

辞書を用いない教師なし機械学習による翻訳の技術について。 文中で言及されているScience誌の記事はこちら。

『文学問題(F+f)+』ブックフェア・レポート:青山ブックセンター六本木店篇

『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)のブックフェア「文学とは感情のハッキングである」のレポート第2弾です。 前回はMARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店の様子をお目にかけました。 本日は、青山ブックセンター六本木店にお邪魔してきました。 許可をいただいて撮…